香港でナビがお勧めする夜景&ナイトスポットをエリア別にご紹介します!
こんにちは、香港ナビです。『24時間眠らない街』『百万ドルの夜景』『東洋の真珠』など、香港を形容する言葉には、夜のイメージが強いものがあります。やっぱり香港旅行では、昼間の観光めぐりで疲れたからといって、夜はホテルでバタンキューなんてことにはしたくないですよね。ナイトライフを充実させたい!香港の夜を満喫したい!というタフなお方のために、香港で夜に盛り上がるナイトスポットと、夜景鑑賞に抑えておきたいスポットをエリア別にご紹介します。これをチェックして、今度の香港旅行で活用してください!
香港島のナイトスポット
まずは、香港島サイドのナイトスポットからご紹介していきましょう。香港島サイドのナイトスポットの特徴は、なんと言ってもお客さんに欧米人が多いこと。香港在住の欧米人のほとんどが香港島サイド在住か、香港サイドのオフィスで働いているので、アフター5を過ごすのも当然その周辺エリアになります。そして、そのニーズに合わせてバーやパブ、カフェやレストランも増え、欧米スタイルのオープンテラスや、カウンター形式のお店が多いですね。ですから、自然に欧米人の観光客もそのあたりのナイトスポットへ集中するわけなんです。サッカーのワールドカップや毎年3月に香港で行われる7人制ラグビーの世界大会など、期間中は一緒にゲームを楽しむ人で大盛り上がりを繰り広げるのです。
蘭桂坊(Lam Kwai Fong)
香港のナイトスポットを語る上で、絶対に忘れてはいけないのがこのエリア。バー、カフェといってここを思い浮かべない人はいないでしょう。オフィス街のセントラルの中心に位置して、『蘭桂坊の父』と呼ばれる海洋公園の現代表、アラン氏の投資によって、現在のようなナイトスポットとして成功してきました。一年を通して、ハロウィン、クリスマス、ニューイヤーカウントダウンと、イベントが大盛況。また、蘭桂坊主催のイベントもあって活気のあるナイトスポットとしていつも注目を集めています。
蘇豪(SOHO)
ヒルサイドエスカレーターを使って、香港のハイソなエリア『半山区(ミッドレベル)』へと向かう途中に広がるおしゃれでホットなエリア。夜だけでなく、昼間も観光客で賑わいを見せます。インターナショナルな料理のレストランが軒を連ねる通りには、ランチタイムも、アフタヌーンティーも、そしてディナーのナイトタイムにと、たくさんの人が訪れます。ディナーの跡で、そのままお酒を・・・という流れがお勧めかも。
湾仔(Wanchai)
こちらは、どちらかというと男性にお勧めなエリアかもしれません。ちょっとセクシーなお姉さんがいるパブやバーが多いエリアです。お店の前に客引きのお姉さんがいたりします。また、ロックやハードなミュージックファンが訪れるバーや、オープンなカウンターのお店が多いですね。サッカーやスポーツ観戦に盛り上がるビッグスクリーンを備えたバーが人気です。ここで静かに飲みたかったら、路面ではなく階上のお店を探してみて。
太古坊(糖廠街)
ここ2,3年でナイトスポットとして注目されるようになってきたエリア。香港島東のオフィスビル群『太古坊』を中心に、そのオフィスビルで働く人たちのアフター5のニーズに合わせて、周辺にバーやカフェがオープン。こちらもオープン感覚が欧米人に人気で、夜は活気付きます。
香港島の夜景スポット
ピークタワー
山頂/ビクトリアピーク
ここへ来ずして、香港へ来たといえるのか!といっても過言ではない?夜景といえばピークです。百万ドルの夜景を見下ろして、やっと香港へきたんだなーと実感できるのかもしれません。とはいえ、香港の天気は変わりやすく、ここは山の上ですから霞がかかって景色が見えないことはよくあることなんです。また、山頂に行くまでは雲はなかったのにここまで来たら・・・・なんてこともありますから、きれいな景色が見えたらラッキーなんですよ。有料のピークタワーや無料の展望台もありますから、それぞれの場所で満喫してください。でも、夜は暗いですから気をつけて!
セントラルフェリーターミナルビクトリアハーバーで、毎日夜8時から開催される『シンフォニー・オブ・ライツ』(天候や都合により行われない場合も有ります)を香港島から見るなら、このエリア。フェリーターミナルから潮風に吹かれながら見物するのも気持ちいいです。また、ここから夜フェリーに乗って九龍へ向かうのも景色を堪能できていいですよ。
金紫荊広場
もうひとつ、『シンフォニー・オブ・ライツ』を見学するのにお勧めのエリアです。湾仔の『コンベンション&エキジビションセンター』の外にある広場です。ここも海沿いにプロムナードがあって、九龍の中心がばっちり見えます。最近は、中国からの団体観光客が多いですが、ここからの眺めもとてもきれいです。
九龍のナイトスポット
さあ、続いては九龍サイドのナイトスポットです。特徴は、観光客とローカル向けのお店が多いこと。香港島サイドと違って、どちらかというとオープンというより、店内でじっくり飲むというタイプのお店が多いようです。また、パブやバーには、ビールメーカーの制服を着た若い香港人女性や香港式のゲームで一緒に盛り上がるお店の女性がいたりする場合があります。こちらの雰囲気のほうが日本っぽいかも?
ナッツフォードテラス(諾士佛壹)
『九龍の蘭桂坊』と呼ばれるエリアです。尖沙咀に中心にありますが、ここだけちょっと通りから入ったところにあって、軒を連ねるオープンなレストランやカフェの雰囲気は、どこか外国のに来たような感じがします。それだけに、九龍でもちょっとユニークな欧米感のあるエリアです。イタリアン等の有名なレストランもありますから、食事にも訪れる人が多いです。
棉登徑(ミンデンアベニュー)ホテル『ミンデン』のすぐ目の前で、ショッピングモールの『K11』も近いちょっと奥まった路地は、昼間は路面店もオープンしておらず、どちらかというととっても静か。でも夕方5時半からは違います!通りに面した路面店はもちろん、周辺の店もいっせいにオープンし活気付きます。この辺りは、バーやパブが多く、ほとんどがナイトタイムからが本番というわけなんです。『重慶大廈』やテーラー等のショップが多いエリアなので、スタッフや周辺に集まる人たちに比較的中東系の人たちが多いのもこのスポットの特徴のひとつです。
通菜街(酒吧街)
暗い店内にドアもきちんと閉まったバーが多いのが特徴。『女人街』のある通菜街を、太子方面に進んだ通りにバーが集まっていることから、そのあたりは通称『酒吧街(バーストリート)』とも呼ばれています。10軒以上のバーやカフェがストリートとその周辺に集まり、夜はとても賑わいを見せます。お店の前には、きれいなお姉さんがいたりして、雰囲気はどちらかというと男性向きでしょうか?
九龍の夜景スポット
九龍の夜景スポットは、体験型夜景鑑賞をお勧め!ネイザンロードを見上げながら、歩いてみてください。ナイトマーケットの露店の明かりやネオンサインの中を歩くのもドキドキ&ワクワクしますよ!!また、九龍の夜景スポットの王道は、尖沙咀南端から香港島を眺めるプロムナードあたり。観光で紹介されないことはない必見ポイントです。
女人街
通りにずらっと並んだ露店が圧巻のストリート。ここはお昼からオープンしていますが、やっぱり活気付くのは夜ですね。露店の照明や周りの看板に明かりが灯り、会社帰りの地元の人も食事やショッピングにやってきて、毎日大勢の人があつまるので、気分が一気に盛り上がります。
男人街(廟街)
夕方5時くらいから露店がオープンし始める、ここはまさにナイトマーケットです。でも、女人街に比べると、どちらかというと明かりはちょっぴり暗めかもしれません。それだけに、ぐっと露店に近寄って商品を見なければなりませんから、お店の狙いかもしれませんね。このあたりのでは特に、黄色いネオンにはご用心です。日本で言うならピンクになるのでしょうか?
尖沙咀(プロムナード/アベニューオブスターズ/尖東)九龍の南端、尖沙咀のビクトリア・ハーバー沿いは、九龍の夜景スポットの一番有名なところです。まるで手が届きそうな香港島の高層ビル群を見ながら、夜のお散歩は最高。ここに来ると、香港へ来たんだなと実感する人も多いはず。もちろん、毎日夜八時から行われている『シンフォニー・オブ・ライツ』もここから見るのが一番ですね。また、クリスマスシーズンの尖東の夜景も見逃せません。
SKY100
2011年4月にオープン。香港で一番高く、世界で第4番目に高いビル『環球貿易廣場(International Commercial Centre)』(高さ490m)の100階にあたり、香港の街を見下ろす360度の展望が堪能できます。
いかがでしたか?これを参考に香港旅行の際には、香港ならではのナイトライフをエンジョイしてください。でも、夜の闇には危険も付き物です。羽目をはずし過ぎないように十分注意して、楽しい旅の思い出になるような過ごし方をしてくださいね!以上、香港ナビがお伝えいたしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-08-16