香港の夜景をめいいっぱい楽しめるイチオシスポットのご紹介
こんにちは、香港ナビです。香港と聞いたときに思い浮かぶキーワードの中に必ず登場するのが「100万ドルの夜景」。ところが今ではこの言葉は世界各地で使いまわされるようになり、本家本元の香港の印象が少し薄れてしまったような印象があります。でもやっぱり本家は本家、いわゆるビクトリアピークからの眺めだけではなく、魅力的な夜景が街のあちこちで見られるのです。そこで今回は香港の夜景の魅力を再認識していただくために、おススメの夜景スポットを厳選ピックアップしてみました。
厳選したのは以下の5箇所です。
1. 山頂(ピーク)
2. 九龍ピーク(カオルーンピーク)
3. 香港洲際酒店(インターコンチネンタルホテル)ロビーからの夜景
4. 司徒抜道瞭望處(スタッブスロード展望台)
5. 皇后像廣場(スタチュ・スクエア)
1. 山頂(ピーク)
−世界三大夜景を存分に楽しもう−
香港、いやアジアの国々の中で最も有名な観光地のひとつであるビクトリア・ピーク。香港島、ビクトリア湾、九龍、そして背後に広がる山まで見渡せる壮大な一大パノラマは、素晴らしいの一言に尽きる。100万ドルの夜景、そして世界三大夜景の一つに選ばれているだけのことはある。現在、ビクトリアピークのメイン建物である「ピークタワー」が2006年の3月頃まで改装中。夜景を見るのであれば、ピークトラムを降りたあと左側の獅子亭(ライオンズパビリオン)に行くか、右側へ行き、盧吉道(ルガードロード)を歩こう。特に盧吉道を10分ほど歩いたところの風景は、ビクトリア湾を見渡せる最高のビューポイント。山の斜面を削り、橋をかけたような遊歩道なので、ピークタワー近辺で眺める景色より眼下にビル群が迫ってきて迫力満点。ただし、夕刻から夜にかけての時間は、街灯の明るさがあまりなく歩くのに不安になってしまう場所でもある。盧吉道を歩く際には、グループで行動するようにしよう。
行き方:
その1. MTR 港島線「中環」下車。J2出口を出て、遮打花園を山側へ歩くと花園街に出る。 中国銀行ビルと長江集団ビルの間の花園街を上がるとピークトラム駅に到着。徒歩約10分。
その2. 中環(セントラル)スターフェリー乗り場前から「15C」というバスが、ピークトラム駅まで運行。 約3分。料金HK$3.2。
そこからピークトラムに乗り、8分ほどでピークに到着。
その3. 中環(セントラル)山頂(ピーク)行きの15番バス(ファーストバス)が、交易廣場から運行。 約30分ほどで到着。料金HK$9.2。
2. 九龍ピーク(カオルーンピーク/飛鵞山)
−この景色を眺めながら愛の告白をしたら100%成功!−
「これぞ香港の夜景!」を語るならぜひここの夜景スポットを訪ねてほしい 香港島、そして九龍半島の大パノラマを堪能することができる香港NO1の夜景スポット。 昼間でも素晴らしい光景を眺めることができるが、夜景が断然おすすめ。 ただし、観光地化されていないので、MTRやバスなどで交通機関を使っていくことできず、 タクシーで行くことになるのが少々難点。ただ、観光地化されていないということは、レストランや売店などの施設がない。 そのため、夜景そのものを存分に楽しむことができるのがいい。 これぞ「香港!」の夜景をぜひ友達に語ってもらいたいものだ。
行き方:九龍半島からタクシーを利用。 そこからタクシーの運転手に「飛鵞山(フェイオンサン)」と書いて見せればほぼ大丈夫。
尖沙咀近辺からだとカオルーンピーク往復で約1時間半。タクシー料金は、HK$250~350ほどかかる。
4人などグループであれば一人あたりHK$60~90ぐらいの間でおさまるだろう。
タクシーは、カオルーンピークについて景色を眺めている間、待っていてもらおう。
3. 香港洲際酒店(インターコンチネンタルホテル)ロビーからの夜景
−香港の魅力が凝縮された空間−
九龍半島の突端という最高の立地にあるインターコンチネンタルホテル。 エントランスロビーからのヴィクトリア湾、そして香港島の巨大ビル群の夜景は、 尖沙咀エリアのホテルでは随一。 ロビーからヴィクトリア湾を眺める方向は、全面総ガラス張りになっており、 ヴィクトリア湾と香港島の大パノラマ、海と高層ビル群のおりなす百万ドルの夜景を 独り占めにできる。
行き方:
MTR茎湾線「尖沙咀」駅で下車。E出口を出て、彌敦道(ネイザンロード)に沿って、
ペニンシュラホテル方向(南)へ。ペニンシュラホテル横に地下へ降りる階段があるのでそこを降りる。
崇光百貨(Sogo)や洲際酒家(Inter Continental Hotel)への標識がある。それに従い歩いていく。
崇光百貨についたら、左へ曲がりJ出口を目指す。J出口を出てすぐ。徒歩約10分。
4. 司徒抜道瞭望處(スタッブスロード展望台)−香港の夜景を手にとってみよう−
湾仔から司徒抜道(スタッブスロード)を使って山頂(ピーク)へ車を走らせていくと、途中観光バスが数多く停車しているところがある。そこが、司徒抜道瞭望處(スタッブスロード展望台)になる。ピークからの眺めだと上から見下ろす景色だが、ここの展望台は、ピークよりも低い位置にあり、マンションやビルが巨大な屏風のように立ち並んでいるのを眺めることができるのが魅力。合羽中心(ホープウエルセンター)や中環中心(セントラルプラザ)などの有名ビルが間近に迫り、さらに銅鑼湾から中環の眺めのパノラマビューも楽しむことができる。ピークとはひと味もふた味も違った景色を堪能しに出かけてみてみよう。
行き方:
バスでも行けるが、降りる場所がわかりづらいので、タクシー利用をおすすめする。
MTR港島線「湾仔」駅か「銅鑼灣」駅からタクシー。
「司徒抜道瞭望處」と書いた紙を運転手に渡そう。約10分から15分で到着。約HK$30~40。
5. 皇后像廣場(スタチュ・スクエア)
−金運を招く夜景を見に行こう−
世界有数な金融都市香港。その金融都市香港を代表する街がセントラル。HSBC(香港上海銀行)、渣打銀行(スタンダード・チャーター銀行)、そして中国銀行。香港の紙幣を発券する銀行本社が、皇后像廣場前にそびえ立つ。そして香港では数少なくなったコロニアル建築様式の立法會大樓が、皇后像廣場に隣接。 夕刻からこれからのビル、建物のライトアップがはじまる。「これぞ世界の金融都市・香港」を象徴するこの場所の夜景を楽しんでみてはいかがかな。金運を招くこと間違いなし。この廣場には噴水があり、それを前景にして銀行の建物群を撮影しよう。すると1枚のポストカードが簡単に出来あがる。
行き方:MTR 港島線「中環」で下車。K出口を出て、すぐそこ。徒歩0分。
いかがでしたでしょう、目が痛くなるばかりの眩い香港の夜景の魅力を再認識していただけたでしょうか。できれば、実際に訪れてその素晴らしさを、肌で感じていただきたいと思う香港ナビでした。
写真提供:森山正明さん
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2005-12-28