香港の夏野菜を美味しく食べよう!夏野菜指南と簡単な野菜料理レシピをご紹介します。
こんにちは!8月ともなれば日本にいらっしゃる方のほとんどは「香港の夏は暑いんだろうなあ」と思われるかもしれませんが、ここ近年、夏は香港よりも日本の方が暑いようですね。私も7月末から8月の頭に日本へ帰省していましたが、香港よりも暑くてかなりつらかったです。香港に戻ってきての第一声は「涼しい~!」でした。みなさん、実は夏は香港の方が過ごしやすいですよー!香港の夏は気温30度ちょっとで、避暑地とはいきませんが、建物の中もひんやり冷房が効いていますので、日本の夏よりもずっと楽に過ごせると思います。夏はバーゲンもあるし、どんどん、夏の香港にいらしてくださいませ~!
写真つきで香港の夏野菜をご紹介します!
今日は香港の街市で買うことができる夏野菜をご紹介したいと思います!日本ではなかなか見かけない、食べられていないお野菜が香港にはたくさんあります。今度、香港に来られる時は街市で見つけてみたり、レストランで野菜料理を注文したりと、楽しみを増やしてみてくださいね。
(注)日本にない野菜もあるので、即席で日本語名をつけたものもあります
(広東語)
韮菜花
(日本語)
ハナニラ
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(広東語)
娃娃菜
(日本語)
ミニハクサイ
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(広東語)
子薑
(日本語)
新しょうが
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(広東語)
翠玉瓜
(日本語)
チャイニーズズッキーニ
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中国野菜というと、近年多く中国産食品が問題を起こしていることから、「大丈夫?」と心配される方もかなり多いと思います、実は、中国産野菜は香港でも数年前から問題視されており、ここ数年、香港でも有機野菜への需要が高まり、香港産の野菜がずいぶん増えました。また香港政府も積極的に香港産有機野菜の栽培を支援する活動を始めています。新界には昔から農業を営む人も多く、量的には少ないのですが、街市でも新界産の野菜を買うことが出来ます。また最近は有機野菜を積極的に販売する街市や店が増え、有機野菜を使用するレストランもあります。
今日は日本でも手に入る夏野菜を使った簡単なレシピをご紹介します!香港の麺屋さんで「油菜」という名前でよく食べられている野菜メニューです。
夏野菜の代表がこの空心菜、香港では通菜(トンチョイ)と呼んでいます。ストローのように茎に穴がある野菜で日本でも買えるようになりましたね。実は通菜には2種類あって、茎が白っぽく柔らかく太く、葉の幅が広い「水甕」と呼ばれる白通菜と、茎が青く細く固く、葉が長細い「早甕」と呼ばれる青通菜の2つの品種があります。栽培しやすい野菜で香港ではとってもリーズナブル。夏から秋にかけてが美味しい旬の野菜です。熱を冷まし、解毒作用があり、血圧を下げる効果があり、ビタミンA,B,C,Dが豊富です。
香港では通菜炒めといえば欠かせないのがこの腐乳(フーゥニュウ)。
沖縄の豆腐ように似た豆腐を発酵させたもので別名チャイニーズチーズとも呼ばれています。かなりクセがありにおいが強烈なので好き嫌いが分かれますが、好きになると病み付きになる美味しさです。
■おすすめの腐乳屋さん
廖?記
住所:佐敦官涌閩街一號地下
100%香港産の自家製で無添加
作り方
韮菜花 ハナニラ
もうひとつは、花にらを使った1品です。ゆでて調味料をかけるだけなのに、とても美味しいのです!
硫化アリルという物質がにおいのもと。ビタミンB1の吸収を高める働きがあります。豊富に含まれるカロテンとビタミンEは油と相性が良く、炒め物に向いています。
作り方
1. 花にらは根に近い固い部分を切り落としておく
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2. ばらけないように紐で花先の方を結んでおく
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香港は野菜の種類も多いですが、家で食べる野菜料理といえば、調理方法がシンプルなものがほとんどです。シンプル簡単だけど野菜そのものを美味しく食べる、それが香港の野菜料理です。
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記事登録日:2008-08-25