これからのシーズンにむけてのおすすめスポット。ちょっとだけ遠出して自然の中でのんびりと。
こんにちは、香港ナビです。香港も初夏の日差しを向かえ、海辺が恋しい季節になりました。そんなに遠出は出来ないけれど、ちょっと街中の雑踏や騒音から開放されたのどかな自然の中でのんびりしたいな…..と思いたったら、直ぐ気楽に出かけられる場所に、離島があります。そういえば香港島も島のひとつなんですよね。年に一度の伝統的なお祭り“太平清醮(BUN FESTIVAL)”で今年も盛り上がった“長洲島(チョンジャオドウ)”をご紹介しましょう。
アクセス
地下鉄中環(セントラル)駅なら、A出口から
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直ぐ右手に有るエスカレーターを利用して
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歩道橋を渡り、香港駅のあるIFC MALLに向かって歩きます。このモールも新しくてとてもきれいなので、ついでに立ち寄ってもいいですね。
でもお急ぎの方は!?迷わず、FOUR SEASON HOTELを目指していくと反対側へ出る出口に続いていますから、そこを出ればフェリー乗り場が見えてきます。
“南Y島(ラマ)”“坪洲(ペンジャオ)”等のフェリー乗り場も繋がっています。
“長洲”と書かれたフェリー乗り場から、日曜祝日には30分ごとにフェリーがあります。フェリーは普通船と高速船に別れて値段が違いますから、乗船する前に確認してくださいね。
フェリー料金
日曜祭日は、普通HK$16.70/26.00 高速HK$32、
月~土 普通 HK11.30/17.80 高速HK$22.20です
フェリーの中は、こんな感じです。
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高速船で約35分(普通船なら約55分)の船旅スタート!
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フェリー乗り場周辺
到着しました!フェリー乗り場の周辺
また島には車は一切走っていません、ゆえに信号はなし!ただし、救急車、消防車、パトカーは例外。でも軽自動車です。荷物を運ぶのもこんな感じ。
だからやっぱり自転車!サイクリングにはもってこいです。でもこっちのほうが、車より怖いかも??お気をつけて。
宿泊も可能ですが、ホテルは一件のみです。
こちらでは、“渡暇屋(ドウ・ガー・オッ)”と呼ばれる、民宿のような感じの宿泊施設がほとんどで、フェリー乗り場の直ぐ前にいろんな仮設カウンター!?が並んでいますから、その場で宿泊も簡単にできます。
まあ、とりあえず、歩いていってみましょう。
メイン通り
香港島のように天をも突き抜けるような高層ビルはなく、ほとんどが3階建てで軒を連ねている光景がとてものどかです。
お店もスーパー慣れした私にはとても懐かしい感じがします。
自転車のレンタル屋さんとオープンテラスのレストラン、香港人の大好きな“BBQ(バーベキューのこと)”をする場所あり。
海沿いに西へとサイクリングコースにそって歩いてみましょう。
サイクリングコース
レンタル自転車のありますが、今回は歩いてみました。海沿いに歩いていくと、景色も海風も心地よいですねー
ちなみに、歩きたくない人や時間を短縮したい人はフェリー乗り場から、直接船がでていますので、利用してみてはいかがでしょうか。
張保仔洞(ジョン・ボウ・ジャイ・トン)
フェリー乗り場から歩くこと約45分。さすがにここまで来るとお店は見当たりません。
とりあえず、進んでいきましょう
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新しく出来た展望台。
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ここは百年以上前に、海賊だった張保仔が盗品を隠したり、隠れ場所として利用していた場所なのだそうです。しかしさすが香港だ、入り口で並ぶこと20分あまり!
さらに中は真っ暗なので1本5ドルで懐中電灯をレンタル。
道のりはほんの数分ですが、意外に狭く一人が通るのがやっとですし、岩の急な段差もあったりして、小さい子供やハイヒールやスカートでおめかしした姿では厳しいかな..
五行石(RECLINING ROCKS)
そこから、さらに海岸を歩いて 激しい石の上を行きましょう。
ここまでくると、香港にいることはもうすっかり忘れています。疲れますけど、なかなか探検気分です。
海鮮料理
1日あれば回れてしまう大きさですが、歩けばなかなかの運動量。時間も経ってお腹もすきました。やっぱり、海鮮料理でしょ!!フェリー乗り場から東に向かって歩いていくとお店もたくさん並んでいます。
人数に合わせてリーズナブルなセットがどこのお店でも用意されていますので、オーダーは余りあれこれ迷わなくても大丈夫です。
夕食後も少しのんびり海岸に座っている時間はありますよ。フェリーの最終はまだまだ….しばし、この静けさと暗さを味わいたい感じです。香港の街中では、一番味わえないものだから….
太平清醮(BUN FESTIVAL)
長洲島といえばこのお祭り!というくらい、香港でも有名な行事の一つとして、旅行業界も力を入れているこの伝統的なお祭りは、旧暦の4月8日(今年は5月5日)をメインに行なわれ、毎年数万に及ぶ観光客が訪れます。またその前後に関連行事が開催されます。特に“飄色巡遊”と呼ばれるドラゴンダンスやきれいに着飾った子供をシンボルに高く掲げて練り歩くパレードや、26年間中止していて去年から復活した“搶包山(チョン・バーウ・サーン)”と呼ばれる高く積み上げられた“包子(バーウ・ジイ)”に登って、指定時間内にどれだけ取ってこられるかを競う競技がメインとなっています。
今回は島の西側と中心をご紹介しましたが、西や南にもハイキングコースはありますし、朝から訪れれば島全体を歩くことも出来ます。海水浴場もありますから、本格的な夏のシーズンに、ハイキング、サイクリング、海水浴、バーベキューとグループで楽しむのもいいですね。以上、香港ナビがお伝えいたしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-06-28