香港から一番近い中国、深圳への行き方をナビがご案内します!
こんにちは、カオリです。今回は、香港から一番近い中国大陸国境の街・深圳(シンセン)への行き方を、写真を交えながらご紹介したいと思います。
安い衣料品や雑貨、食事、マッサージなどを目当てに、多くの香港人が詰めかける中国広東省深圳市。かつては漁業を中心とした人口3万人の町に過ぎませんでしたが、1979年に中国経済特区に指定されて以来、新興商工業都市として目覚ましい発展を遂げ、現在は人口400万人を超える大都市となりました。衣料、電気・電子部品の工業地帯が広がり、駅前には高級ホテル・高層ビルが建並びます。最近は国境の駅前も整備され、地下鉄も開通するなど、近代化をさらに押し進めるべく未だ建設ラッシュは止まらず、至る所で工事がなされています。
2003年秋より、15日以内の観光の場合、日本人は中国査証(ビザ)が不要になりました。取得の面倒さと出費が無くなり気軽に訪問できるようになったので、ビジネス目的の人だけでなく、香港から日帰り観光を楽しむ日本人が増えています。しかし、その一方で治安の悪化が問題になっています。スリ・ひったくりなどが頻繁に発生しているようなので、十分ご注意ください。
香港から深圳までは、九廣鉄路(KCR)を使って行くのが一般的な方法です。始発駅は現在九龍・尖東(イースト・チムサーチョイ)駅ですが、次の九龍・紅磡(ホンハム)駅、その次の旺角(モンコック)から乗る人も多いです。国境の駅・羅湖(ローウー)までの所要時間は約42分。片道普通車料金 HKD 36.5(紅磡駅から)、ファーストクラスは料金は2倍です。
このように、ファーストクラスの車両は普通車と仕切られてます。
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ファーストクラスの車内の様子
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こんな風にオクトパスをプロセッサーにピッっとかざすとファーストクラスに乗れます。
週末など混雑しそうな時は、座席も快適なファーストクラスが便利です。窓口で切符を買う時は、行き先駅名とファーストクラスを利用したい旨を告げるとよいです。オクトパスで乗る場合は、通常通りに改札を通り、乗車前にファーストクラス車両乗り場そばの「プロセッサー」と呼ばれる特別装置にもう一度オクトパスをかざし乗車。降車時の改札で自動的に運賃差額と共に清算されます。オクトパスカード読み取り端末を持った車掌が検察に時々やってきます。ファースト料金を払わない/プロセッサーを通さないでファーストクラスに乗っている所を発見されると、HKD500もの罰金を徴収されますのでご注意ください。
両替して、準備万端。
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2番線ホーム、羅湖行きから出発!
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普通車の様子はこんな感じ。
香港出国カウンターで出国手続きをします。(撮影禁止)
中華人民共和国への入国書類(入国カードと健康カード)を書き込みます。(撮影禁止)
↓
中国の入国審査を受ける。(撮影禁止)
↓
税関を通過する。(撮影禁止)
深圳・羅湖駅
帰りは、ほぼ逆の順序で、中華人民共和国からの出国カードを記入、パスポートと一緒に提出し出国手続きをし、香港側に向かい入国審査を受けてKCR羅湖駅に戻ればよいだけです。
改築・増築工事が年中行われており、並ぶレーンや配置・通路等は頻繁に変わるので、案内板に注意して出入国手続きを行ってください。くれぐれもパスポート、香港ID(香港在住者のみ)、そして書類を記入する為のボールペンは忘れずに! 以上、今もなお発展中の深圳からカオリがお伝えしました。
その他情報
レポーター: カオリ 年齢: 年齢聞いたらアカンて 出身地: 日本 滞在歴: 5年10ヶ月 趣味: 買い物、旅行、スポーツ観戦 シリーズ名: 毎日やる事いっぱい、楽しい事いっぱい、ハプニングもいっぱい(笑) 現在: 毎日やる事いっぱい、楽しい事いっぱい、ハプニングもいっぱい(笑)
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-03-07