【2010年】5月＆6月の香港

こんにちは、香港ナビです。2010年前半の香港は、どちらかと言うと雨の日が多く、不安定な天候が続きました。これから中盤へと差し掛かる5月と6月は、春爛漫を通り過ぎてすっかり夏を思わせる気候へと移り変わっていきます。また祝祭日も多く、お出かけ気分で参加するアウトドアイベントや伝統的な催しが盛りだくさんです。太陽の日ざしを浴びて、アウトドアを楽しむのにももってこいのシーズンとなります！日本も、ゴールデンウィークを海外で過ごす予定の方が多いはずですよね。これからご紹介する5月＆6月の香港の情報をチェックして、この季節ならではの香港旅行プランを立ててください！！

5月＆6月の気候

5月は、初夏の気候といっても、日中は30度以上になることもあり、湿度もさらに高くなりますので、街行く人は半袖姿がほとんどです。また少し霞みのかかった見通しの悪い日も多くなりがちなので、夜景や景色が楽しめない日もありそうです。6月の香港は、日本より気温、湿度とも高く、日中は30度以上まで気温が上がり、朝夕の最低気温も25度以上あります。ただ、天気が不安定なので急に涼しくなることもあります。また室外の気温が上がると室内のエアコンの温度は反対に下がり気味ですので、上着は必ず持っていた方がいいです。

5月＆6月のアウトドアイベント

包山嘉年華2010(Bun Festival2010)
期間：5月18日～5月22日（参加者訓練期間も含む）　　　
場所：長洲北帝廟遊樂場足球場

長洲島で2005年から復活させた伝統ある『搶包山（饅頭の山に登って捕ってくる）』競技＝饅頭取り合戦です。地元香港人はもちろん、海外からの旅行者も集まって島は数万人の人出となります。5月18日から競技の参加者を訓練する期間を設け、まず5月15日に予選で12名に絞られ、続く16日にはデモンストレーションや関連イベントが行われます。本番の競技は5月21日夜11時30分にスタート、翌22日0時30分まででテレビでも中継されます。競技内容はというと、特別に建てられた饅頭の山に駆け上って3分間で一番たくさん取ってきた人が優勝！という分かりやすいもの。とはいえその山はまるでロッククライミング並の高さだし、上まで登って行くのも大変。女性の参加者も年々増えてきています。

南Ｙ国際龍舟節2010（The Lamma Dragon Boat Festival）
期間：5月16日　
場所：南Ｙ島榕樹湾大湾肚沙灘

第4回目を迎える南Ｙ島（ラマ島）での国際的なドラゴンボート・フェスティバルです。参加者は男性、女性、男女混合とグループに分かれ、500メートルのコースに挑みます。20年以上も歴史のあるドラゴンボート・フェスティバルです。

5月＆6月のスペシャルイベント＆パフォーマンス

Asia Yoga Conference 2010（アジア・ヨガ・カンファレンス）
期間：5月14～17日
場所：香港会議展覧中心

第4回目を迎えるアジア・ヨガ・カンファレンスには、世界各国から2千人以上の参加者が集まります。ヨガ初心者からインストラクターレベルの上級者まで、100以上のワークショップがあり、様々なスタイルのヨガを学ことができるとあって年々注目度がアップしています。

香港芭蕾舞団（Hong Kong Ballet）
『光影歩（Brilliant Steps）』
期間：5月21～23日　
場所：香港文化中心大劇院

ゲストプリンシパルダンサーで、現サンフランシスコバレエ団のプリンシパルダンサーでもある国際的なスターバレリーナ、ヤン・タンタンとパートナーのダミアン・スミス、トゥールーズ・キャピトルバレエのガエル・リウーとカズベック・アクメデアロフをゲストに迎えてのインターナショナルなガラ公演です。ジョージ・バランシン、ウィリアム・フォーサイスといった知名度の高い振付家の作品を揃えた見ごたえのあるパフォーマンスになりそうです。

いかがでしたか？歴史のある伝統的な行事から、アウトドア、文化やアートのフェスティバルなどバラエティーに富んだイベントがいっぱいですね。ぜひ香港でいろいろなイベントに参加して香港を体感してみてください。以上、香港ナビがお伝えいたしました。