毎年恒例の芸術際や映画祭など、世界中から注目を集めるインターナショナルなイベントやイースターの連休など、待ち遠しいプランがいっぱい!
こんにちは、香港ナビです。香港は、意外にも10度以下のぐずついた寒い日が続いた旧正月も明けて、本格的に新年のスタートを切ったという感じです。香港の街にも、それまでの慌ただしかった毎日に比べて、落着いた日常のペースが戻ってきたようです。これから、気候も本格的に暖かくなり、春へまっしぐら。それに伴って、スポーツやアウトドアでのイベントが多くなり始める時期です。また、毎年恒例の芸術際や映画祭など、世界中から注目を集めるインターナショナルな行事が開催されたり、イースターの連休など、香港人にとっても待ち遠しいプランがいっぱいの3月&4月になりそうです。
3月4月の祝祭日・暦
4月2日(祝日)Good Friday(キリスト受難の日)
4月3日(祝日)The day following Good Friday(キリスト受難の日翌日)
4月4日(祝日)Easter Monday(復活の日)
イースターの祝日は、香港のゴールデンウェークといったところでしょうか?香港で一番長い連休です。2010年は、清明節と繋がっているので、特に長く感じますね。うさぎやアヒル、卵といったイースターには欠かせないキャラクターたちが、香港の街に溢れる時でもあります。
4月5日(祝日)清明節(Ching Ming Festival)
4月6日(祝日) 振替
香港のお彼岸、祖先の墓参りをする日です。お供え物をもった人で、墓地の周辺はいっぱいです。香港では、墓地で紙製のお供え物を燃やす習慣がありますが、香港の墓地は山に多いので、この時期は山火事がよく起こります。山へのハイキングはお気をつけて。
3月4月の気候
3月は、まだ時折り寒さもぶり返すことがありますが、気温は20度前後で暖かいです。雨もめったに降りません。続く4月の香港はすでに春真っ盛りの気候で、日本より気温、湿度とも高く、日中は25度以上まで気温が上がります。街中では、半袖姿の人を多く見かけますが、天気はまだ不安定なので、寒さが逆戻りして急に涼しくなることがあります。室内のエアコン対策に上着は持っていた方がいいですね。
3月4月のアウトドアイベント
香港花卉展覧2010(Hong Kong Flower Show 2010)
期間:3月19日~28日 9:00~21:00
場所:ビクトリア公園
春の訪れを告げる毎年恒例の催しものと言えば、この大規模な花の祭典です。今年の花は『サイネリア』。『花の童話』をテーマに、マカオや香港近郊の中国の都市も参加して美を競い合う大掛かりなものから、生け花や、フラワーアレンジメントの団体作品など様々な展示が楽しめます。また、園芸品の展示即売などもあって見どころがいっぱいです。美しさに誘われて、香港のアマチュアカメラマンが写真撮影に押し寄せること間違いなし!ぜひ、春のアウトドアイベントとして訪れてみてください。
Hong Kong Sevens 2010
期間:3月26~28日
場所:香港スタジアム
世界中からファンが集まって来る、7人制のラグビー大会として有名となった『香港セブンズ』です。香港のホテルが、毎年3月末には予約ができない!とか、ルームチャージが異常に高い!という現象は、実はこのイベントのせいでもあります。開催期間中の香港は、スタジアムばかりでなく、湾仔やセントラル等のバーに溢れかえった海外からのラグビーファンが熱く盛り上がります。
3月4月のスペシャルパフォーマンス
第38回香港藝術節(Hong Kong Art Festival2010)
期間:~3月28日
場所:香港文化中心大劇院、香港大會堂他
香港で最も大規模で歴史のある芸術イベント『香港藝術節(ホンコン・アート・フェスティバル)』です。2010年は、第38回目を迎えました。毎年、世界各国から選りすぐりの一流アーティストやカンパニーを招いており、香港のみならず、外国からもこのフェスティバルを目当てにやってくる観光客もすくなくありません。オーケストラ、オペラ、ジャズ、ダンス、演劇など多種多彩なプログラムが用意され、1ヶ月間に渡って熱いパフォーマンスを繰り広げます。
Entertainment Expo Hong Kong
期間:3月12日~4月18日
(3月12~21日) 香港獨立短片及錄像比賽(Hong Kong Independent Short Film & Video Awards)
(3月20~22日) 香港音樂匯展(Hong Kong Music Fair)
(3月21日~4月6日) 第34屆香港國際電影節(The 34th Hong Kong International Film Festival)
(3月22日) 亞洲電影大獎( Asian Film Awards)
(3月22~24日) 香港亞洲電影投資會(Hong Kong - Asia Film Financing Forum)
(3月22~25日) 香港國際影視展( Hong Kong International Film & TV Market)
(3月23日) 數碼娛樂領袖論壇(Digital Entertainment Leadership Forum)
(4月7日) IFPI香港唱片銷量大獎( IFPI Hong Kong Top Sales Music Award)
(4月18日) 第29屆香港電影金像獎頒獎典禮 (29th Hong Kong Film Awards Presentation Ceremony)
3月4月のローカル・パフォーマンス
香港音樂劇展演(Hong Kong Musical Festival)
期間:3月31日~4月18日
場所:香港理工大學賽馬會綜藝館 香港のローカルプロモーションで製作される、4つのミュージカルが上演されます。世界的に有名な『サウンド・オブ・ミュージック』の広東語バージョンに始まり、1960年代に連載が始まった日本の人気漫画『サザエさん』のような『老夫子』、今は亡き往年の人気歌手、陳百強(ダニー・チャン)張國榮(レスリー・チャン)の青春時代を描いた作品で二人の歌が42曲も網羅された『喝彩』、日本でも人気の女性歌手、王菲(フェイ・ウォン)の歌を28曲使って構成された『容易受傷的女人』と、いずれも香港色豊かな作品が揃いました。
香港芭蕾舞団(Hong Kong Ballet)
『芭蕾進化論(The Evolution of Ballet)』
期間:3月26~28日
場所:沙田大會堂演奏廳
16世紀にイタリアで始まったクラシックバレエ。その300余年の歴史を紐解く公演です。クラシックバレエになじみのない方も、またバレエ好きの方にもクラシックバレエとは一体どんなものなのか、その伝統と現在に至るまでの変化の推移を、実際に観賞することができる貴重な公演です。また香港バレエ団では、日本人女性プリンシパルや、男性のダンサーも多く活躍しています。香港で見る日本人の雄姿も、素晴らしいものですよ!ぜひ、足を運んでみてください。
香港舞蹈団(Hong Kong Dance Company)
『畫皮(Painted Face)』
期間:3月19~21日
場所:葵青劇院演藝廳
中国の伝統的なストーリーを用いて、古典的なダンスドラマとして上演しているカンパニーの新作。幼馴染の小雪と恋仲の書生、王生は、自分の出世のために結婚するため、小雪を殺害してしまうが、小雪の魂は、鬼となって百年後に復讐に現れる・・・という、何とも恐ろしいストーリーで展開する作品ですが、その妖艶な舞台は一見の価値あり。また、外国人にとっては中国色の濃い伝統的なダンスを見ることができる美しい舞台です。
城市当代舞蹈団(City Contemporary Dance Company)
『未團圓・大結局(Happily N’ever After)』
期間:4月9~11日
場所:香港文化中心劇場
2010年最初の公演は、近年振付家としてカンパニーに作品を提供して好評を博している、中堅ダンサー、ドミニク・ウォンとノエル・ポンがダブル・ビルで再び登場。ドミニクは、往年の名作ミュージカル『ウェストサイド・ストーリー』をモチーフにした作品を、ノエルは現代のフェアリーテールにハッピーエンドはあるのか?と女性らしい発想の作品になりそうです。モダンダンスの既成概念に捉われない、若くてエネルギー溢れるエンターティメントとしての作品が期待できそうです。
3月4月のコンサート
紅磡香港体育館
3月4、5日 阿密特(アミダ)=張恵妹
3月6、7日 MR. (ミスター)
3月11~15日
BIG 4 =蘇永康(ウィリアム・ソー) 許志安(アンディ・ホイ) 張衞健(ディッキー・チョン) 梁漢文(エドモンド・リョン)
3月20~4月6日 陳奕迅(イーサン・チャン)
灣仔香港會議展覽中心Hall
3月12日 Herb Reed & The Platters
3月24日 Tom Jones
亜洲国際博覧館(Asia World Expo)
3月22日 Jeff Beck Live in Hong Kong
九龍灣國際展貿中心-匯星(HITEC-Star Hall)
3月27日 玉木宏
いかがでしたか?この時期毎年恒例のイベントも、芸術からエンターティメント、スポーツ、園芸までと幅広い内容で、日本に居ても気になりますよね!この時期、香港を訪れる方はぜひ参考にして、旅行プランをもっと充実させてくださいね。以上、香港ナビがお伝えいたしました。
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記事登録日:2010-03-01