【2009年】11月12月の香港

こんにちは、香港ナビです。ほんとに時の経つのは早いですね～2009年も残すところ2ヶ月となりました。11月も半ばを過ぎれば、各地のショッピングモールやホテルのデコレーション、高層ビルのイルミネーションもクリスマスモード一色です。その後は、2009年のカウントダウンへ。これからの2か月も、一年を締めくくるのに相応しい家族や友達とみんなで楽しめるエンターテイメントや、アジアの国々が注目するスポーツのイベントなどがいっぱい。早速、ご紹介していきましょう。

11月12月の祝祭日・暦

12月22日（火）　　冬至
家族全員で“團年飯”を食べる日で、香港人にとって一家団欒のとても大切な日です。この日は、祝祭日ではありませんが、他のどんな祝祭日よりも大切な日で、実家に集まったり、レストランで食事したりとほとんどの会社は午後からこのためにお休みになります。
12月24日（木）　　　クリスマス・イブ
クリスマス・イブは、お休みではありませんが、午後や夕方早目に退社にする会社が多いです。翌日がお休みなので、オールナイトでパーティーやデートに出かける人で街は、賑やかです。店もレストランも交通機関も朝までOK！
12月25日（金）　　　　クリスマス
クリスマスは祝日なので、イブに夜通し遊んでちょっとゆっくりする人も多そう。でも夜はまだまだクリスマスのイベントが盛りだくさん。
12月26日（土）　　　　ボクシング・デイ
この日も祝日で、クリスマスでもらったボックス＝プレゼントの箱を開ける日です。クリスマスの余韻はまだまだ続きますね。
12月31日（木）　　　　大晦日
香港は、旧暦のお正月をお祝いするので、本当の大晦日は2010年が明けてからなのですが、新しい年を迎えるカウントダウンが毎年盛大に行われます。銅鑼湾のタイムズスクエア、ビクトリア公園、セントラルのランカイフォン、尖沙咀の広東道、尖沙咀東海浜公園など香港各地で行われ、23時40分くらいから始まります。この日は休みではありませんが、午後からお休みになる会社も多いので、どこも人でいっぱいです。

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11月12月のスペシャルイベント

香港政府観光局は、2009 年4 月から2010 年3 月までを『香港フード＆ワインイヤー』とし、外食産業業界や、およそ2000 軒のレストラン、人気の観光施設や人気ダイニングエリアそして25 人以上の香港の美食家たちと協力して、香港の食の多様性をアピールし、「世界のグルメキャピタル」としてのイメージを強化していく事を決定しました。その一環行事としてのメインイベントが11月8日まで各地で行われます。

第五屆東亞運動會（East Asian Game）
期間：12月5～13日
場所：香港域内21カ所
1993年からスタートした、東アジアの国々が集まって4年ごとに開催する「East Asian Game （東アジア競技大会）」。第5回目を迎える2009年の開催地は香港です。香港、中国、モンゴル、日本、グアム、韓国、北朝鮮、台湾、マカオの9カ国から、約3000人を超える選手が参加します。「創造伝奇一刻（ビー・ザ・レジェンド）」をスローガンに掲げた今大会は、過去最多の23競技、1700試合を開催し、281の金メダルを目指して熱い戦いを繰り広げます。
◆詳しくは、East Asian Game

11月12月のスペシャル・パフォーマンス

第38回法國電影節（French Cinepanorama） 　　　　　　　　　　　　　　　
期間：11月27日～12月13日
場所：香港電影資料館、香港太空館、百老匯電影中心、Palace IFC、AMC Pacific Place　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
香港フランス文化協会（Alliance Francaise）が主催して行うフランス映画祭は、今回で38回目を迎えました。映画祭のオープニングには、『Don’t Look Back』やカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した『A Prophet』を始め、香港プレミアの3作品が上映されます。今回は『2009年のハイライト』『フランス映画新世代―処女作』『特選ショートフィルム』など４つのカテゴリーに分かれて、過去最高の55作品が鑑賞できます。
◆詳しくは、フレンチ・シネパノラマ公式サイト

i-舞踏節（香港）2009・独舞與即興
（i-Dance(HK)2009-Festival of Solo Dance&Improvisation）
期間：11月23日～12月6日
場所： JCCAC, Y-SPACE

香港を始め、タイ、カナダ、オランダ、台湾、中国、オーストラリアなどから集まったダンサーによるソロパフォーマンスと、即興ダンスを主体にしたダンスフェスティバル。ステージでのパフォーマンスの他に、ワークショップやディスカッション、音楽やビジュアルとのコラボレーションなど、様々な角度からソロと即興の可能性とその魅力について検証していきます。ローカルダンサーたちが主催する、香港のダンスシーンが垣間見られる興味深いフェスティバルになりそうです。
◆詳しくは、Y-SPACE

鬼魂一打―鬼太鼓座
期間＆場所：12月11日　19：30　元朗劇院　　
　　　　　　　　　12月13日　19：30　香港文化中心大劇院　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日本が世界に誇る伝統音楽の一つが太鼓。中でも、1969年に設立された長い歴史と、メンバー全員が集団生活をしながら、壮絶とも言える規律と練習の中で培った魂の太鼓音楽で、世界各国から絶賛されているのが、『鬼太鼓座』です。日本や世界をマラソンしながら演奏公演を行うなど、その音楽のみならず注目度は満点。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◆詳しくは、康楽及文化事務署

11月12月のローカル・パフォーマンス

梅卓燕—50年不変舞照跳
期間：11月6,7日　（金、土）20：00　　11月8日（日）17：00
場所：香港文化中心劇場

チャイニーズ・ダンスから」スタート、1980年代には、香港舞踏団のプリンシパル・ダンサーとして主役を踊り、退団後の90年代から女性ソロダンサーの先駆けとして、香港を拠点に世界的に活躍する梅卓燕（ムイ・チョク・イン）。チャイニーズからモダン、コンテンポラリーダンスまで枠を広げた独自の風格で注目を集めています。ライフワーク的なソロパフォーマンス『日記Ⅵ』の一環として、50歳を迎えますます円熟したパフォーマンスが期待できそうです。

城市当代舞踏団－非常道（City Contemporary Dance Company- Dao・Extraordinaire）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
期間：12月4日～5日（金、土）20：00
場所：葵青劇院演藝廳

2009年はダンスカンパニー創立30周年を記念する年で、１年を通して記念公演を行ってきましたが、この公演はそのエンディングパフォーマンスとなります。振付は、芸術監督である曹誠淵（ウィリー・チョウ）を中心に、黎海寧（ヘレン・ライ）、レジデンス・アーティストの 邢亮などカンパニーに欠かせない振付家と、5名のダンサーによる振り付けでスケールの大きな作品になりそうです。カンパニーのダンサー以外にも、20余名の香港演芸学院の学生も参加します。また、音楽は香港の著名作曲家陳慶王恩による作品のために作られた新曲で、ライブ演奏されます。

◆詳しくは、城市当代舞踏団