香港ナビの香港完全攻略法【香港國際機場訪港常客證】 

香港大好き!年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は、毎年必ず香港に行きます。そんなスーパーリピーターにおススメの情報です。

こんにちは、香港ナビです。誰もが利用する香港国際空港。飛行機を降りて、まず遭遇するのが入国審査に並ぶ大行列。香港は諸外国に比べ、比較的スムーズですが、混む時間帯に当たると20分程かかる事もあります。実は、その行列を横目に待ち時間無しで入国審査を通過できるという、とっておきの裏技があるのです。
その裏技というのは、写真の香港國際機場訪港常客證を取得する事です。このカードは、空港管理委員会が発行するもので、簡単に誰でも申請出来ます。条件はただ一つ、1年以内に香港国際空港から3回入国した実績がある事。ただそれだけです。公の機関に提出するのって面倒でないの?との疑問がありますが、そんな事はありません。申請はWEB上からできて、なんと費用も無料です。

気になる申請方法

申請方法は、まず香港国際空港の公式ページにアクセス。
左下に HKIA Frequent Visitor Card のバナーがあるので、そちらをクリック。
申請方法が4つ表示されます。
1)オンライン申請 2)FAX申請
3)郵便申請 4)空港カウンター(第1ターミナル出発フロアー)へ持参
スキャナーがある方は1番を。ない方は申請書をプリントアウトして、2番か3番を選ぶ事になります。必要なものは、
香港の入国スタンプが押されているページ(3回分)

香港の入国スタンプが押されているページ(3回分)

パスポートの顔写真のページ

パスポートの顔写真のページ

オンライン申請する方は、そのページをスキャナーで読み取り添付ファイルとして申請書に添えて申し込みます。その他の方は、コピーをとって申請書と一緒に送ります。
申請書の書き方自体は、入国カードに記入する内容とあまり変わりません。1つ大事な点は、3回以上入国というのは、香港国際空港からの入国のみをカウントする点です。滞在中、1度マカオや深センに行って、再入国した時のスタンプは数に入りませんので要注意。ハンコがいっぱいあって、どれが空港かわからないって方は、入国スタンプの色を見てください。ちょっとしたトリビアですが、空港は黒、九龍半島は緑、香港島は紫、陸路は赤と決まっています。その後は、申請して2ヶ月以内に香港からエアメールでカードが自宅に届きます。

さぁ、早速カードの威力を試しに香港へ出かけよう!

カードが到着したら、さぁ試してみましょう。これで、香港に行く口実が出来ますね(笑)
まず、飛行機を降り、入国審査に向かいます。列が外国人・香港人と分かれていますが、そこに香港國際機場訪港常客證と表記されているレーンがあり、入り口に赤い服を着たスタッフが立っています。その方に、カードを手渡します。すると会員番号をチェックして、「さぁどうぞ」と優先レーンに通されます。感じとしては、水戸黄門の印籠を想像してもらえればOKです(笑)。かなりの優越感があり、あっという間にバゲージエリアに到着します。当たり前ですが、この優先レーンを通過できるのはカード所有者本人のみです。家族やお友達連れでも、同行者は通れませんのでバゲージエリアで合流して下さい。
託送荷物が無ければ、そのまま出口へ。自己ベストは、飛行機から降りて、10分後にはエアバスに乗っていました。荷物が出てくるのを待つようであれば、あまりこのカードの意味はないかもしれませんが、託送荷物のない方、マイレージ上級会員の方にとっては、1度手にすると手放せないものとなります。
優先レーンは、出国時にもあります。同じようにスタッフにカードを見せ通過してください。ただし、このカードにも有効期限があって、2年以内に6回以上香港に入国すると自動的に更新カードが送られてきます。このメリットを保持する上でも、香港にたびたび遊びに来て下さいね。ビジネス目的でも構いませんよ。以上、香港ナビでした。
申請先:香港大嶼山 香港國際機場翔天路1号 機場行政大楼
「香港國際機場訪港常客證負責人」
The Administrator, HKIA Frequent Visitor Channel,
Airport Authority Hong Kong, HKIA Tower, 1 Sky Plaza Road, Hong Kong International Airport,
Lantau, Hong Kong
Tel: 電話での受付は不可
Fax: 2182-2327

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-09-12

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