穏やかな波とたわむれ、白砂で砂遊び。コンビニもスーパーもすぐ目の前の便利で快適なビーチへ遊びに行ってみましょう!
こんにちは! 香港ナビです。香港といえば、ショッピング&グルメの街。大人だけなら100%満喫できる楽しいところですが、子連れとなると…。ママ&パパのお買い物に付き合ってくれた子供たちが街の雑踏に飽き始めたら、そうだ! ビーチに行ってみよう!! コーズウェイベイ(銅鑼湾)、セントラル(中環)などから約30分。スコ~ンと抜けるような空と海で、リフレッシュ間違いなし。今日は映画「慕情」の舞台にもなった有名ビーチ、レパルスベイビーチをご紹介します!
ここは、香港ですよ~!
どうですか、この美しいさ。「えっ?ここ香港なの?」と疑いたくなるほど香港のイメージとかけ離れた光景が広がります。意外に思えるかもしれませんが、香港にはこうしたきれいなビーチがいくつもあるのですよ。ビーチの清掃係りの人も常駐して、ゴミ箱などの管理も徹底しているためごみひとつ落ちていません。日本では砂場の衛生管理があれこれと取りざたされていますが、ここは無問題! 白砂で思い切り子供たちと遊んでください!
等間隔で砂浜に埋め込まれたゴミ箱。いたずら書きにもちゃめっ気があります。
南国のリゾートビーチ並みとまではいきませんが、それでも波打ち際に小魚がきたりするほど水もきれいです。ごみが浮いてきたりするような興ざめなこともなく、浮き輪でぷかぷか浮いている子供たちも大喜び。
有名風水マンション
レパルスベイは香港屈指の高級住宅地で、立ち並ぶマンションも高級感があふれています。風水によって真ん中に穴を開けて建築されたことで有名な「ザ・レパルスベイ」もビーチを見下ろすようにそびえ立っています。
「満月の夜、山の上からドラゴンが海に水浴びに来るんだよ~。あそこはドラゴンの通り道だから、大きな穴を開けたんだよ~」と、逸話の一説を芝居気たっぷりに話したところ、「満月の夜にドラゴンが来るまで帰らない!!!」と、子供たちが駄々をこねはじめて途方に暮れたナビ。逸話の説明はクールにしたほうがいいようです。
ビーチの施設
万が一に備えてレスキューボートも常に出動態勢。
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救護室もビーチ脇そばにあります。
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ビーチ左側には児童公園があります。海を意識したのか船を模した遊具がいいですね。地面にはウレタンが敷き詰められています。
せっかくだから天后廟まで行ってみましょう!
児童公園を通過して遊歩道をさらに左へ進むと、天后廟(ティンハウミュウ)が見えてきます。海にまつわるすべてを守る神「天后」を奉る宮である天后廟は、ぐるりと周りを海に囲まれた香港島には数多くありますが、こちらレパルスベイの天后廟はその中でも特に有名で、大型バスが何台も乗り付ける人気の観光スポットとなっています。こちらには「天后」だけでなく、さまざまな意味を持つ神様もたくさんあります。
派手な色使いと豊かな表情の大きな像たちに、子供もおおよろこび。像の横に立っては「写真撮って!」のリクエスト連発です。でも、この地の意味は子供には理解できなかったようで、最後にひとこと「ねぇ、浦島太郎はどこ?」。ここは竜宮城ではありません!
そばにはコンビニエンスなショップあり!
海に遊びに行く用意なんてしていない…。そんな人も大丈夫。ビーチのそばにはセブンイレブン、スーパーマーケットのウェルカム(恵康)があります。マットやサンダル、日焼け止め、サングラス、砂あそび用のおもちゃなど、ビーチ用のグッズがそろっています。水着もありますが、あまり種類がないので、これだけは街の中で購入してくることをお勧めします。
レパルスベイ方面行きバスのご案内
【セントラル(中環)バスターミナル発】
赤柱(スタンレー)行き 6X/所要時間約25分
赤柱(スタンレー)行き 6、6A、66/所要時間約30分
赤柱(スタンレー)行き 快速260/所要時間約15分
【コーズウェイベイ(銅鑼湾)発】
○リーガル香港ホテル前乗車
赤柱(スタンレー)行き 63/所要時間約30分 月~土運行
○香港三越前乗車
赤柱(スタンレー)行き 65/所要時間約30分 日曜祝日のみ運行
○時代広場そば南洋商業銀行の横出発(ミニバス)
赤柱(スタンレー)行き 専用小巴40/所要時間15分
高いビルに囲まれて休みなく動き回るのも香港。きらきら光る海の向こうには空しか見えないのも香港。しかも狭い香港、どちらへ行くにも移動時間はほぼ30分。両極端の表情をいちどに見ることも簡単です。思い切り砂浜を駆け回って水遊びを満喫したら、子供たちは大満足! きっと明日のショッピングもつきあってくれる……はず!? ぜひともレパルスベイビーチで香港旅行に「遊び」の思い出を加えてみてください。以上、子連れ香港ナビがお伝えしました!
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記事登録日:2006-07-07