吉慶圍は、前回ここでご紹介した鄧一族が住んでいた城壁村で、1650年頃に完成したといわれています。
新界地区にはこのような城壁村が50ほど残っていますが、これほど保存状態がいいのはここだけだそうです。
これだけ広大でありながら、盗賊の攻撃を防ぐために入り口はこの一箇所のみ。
普段は開放されていますが、こんな厳重な鉄門で守られているんです。
現在も中は普通の人が住んでいるので本来であれば私有地ですが、観光客にも開放されているので中に入ることもできます。その際、3ドルの入場料がかかることも(任意)。
入り口を入った突き当たりには祠があります。約500年にわたってここを守り続け、一体どんな光景を見てきたのでしょうか…
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記事登録日:2014-03-12