2006年　香港セブンス観戦ガイド

★チーム編

セブンスとは7人制ラグビーのことで、今回は24の国と地域から参加します。これを1グループあたり４カ国・地域として6グループに分かれます。予選は総当りを行い、その順位に応じてクラス別の決勝トーナメントに進み、それぞれの栄冠を狙います。日本はプールDに入り、ニュージーランド、スコットランド、シンガポールと予選を戦います。

まずはわれらが日本代表選手。3月13日に29人の代表候補が発表されました。このうち12人が来港します。特徴は、将来を見込んでか学生を多く選出していることです。今年12月にはアジアンゲームズが行われるので、それの優勝も狙っています。具体的なメンバーは、社会人が広瀬俊明（東芝府中）、三木亮平（ホンダ）、学生は有賀剛（関東学院大）、正面健司（同志社大）となっています。

大会日程ですが、予選の試合時間は確定していて、初日は19:48にスコットランド戦、2日目が13:48にニュージーランド戦、16:28にシンガポールと戦うことになっています。

そのほか、大会の強豪・有力チームを上げていきましょう。
ヨーロッパでは、イングランドとフランスが強いです。特にイングランドは今シーズン入って4戦2勝と好調。「元・地元」の香港大会は何度も優勝するなど好成績をいつも残していて今回も本命です。そのライバルのフランスは伝統的にラグビーが強い国です。ダークホース的な存在になりそうです。

★香港スタジアム編
　スタジアムの熱気はすごいものがあります。多くの人がビールを片手にラグビーを楽しんでいる感じです。よく考えると世界各国の人が応援にきているので、国際交流にもってこいの場所かもしれません。会場内にあるファストフードの店やお土産店、トイレはいつも混んでいるので、早めに行動をしたほうがいいでしょう。人ごみを避けたいのなら試合中に行くほうがベターです。

【行き方】 MTR銅鑼灣(Causeway Bay)駅のＦ出口から徒歩15分。駅からバスで行く場合、そごう横のバス停から５Ｂのバスに乗ると終点が香港スタジアムです。

★テレビ編
　チケットがないからといって心配することはありません。セブンスはケーブルテレビでも中継されます。ある意味、テレビの方が会場よりもリプレイやいろいろなデータが画面に出るので、ラグビーを詳しく観ることができます。

★スポーツバー編
もし、有料テレビと契約していなければ、スポーツバーに行くという手があります。香港はあちらこちらにスポーツバーがありますが特に湾仔（ワンチャイ。電話：2804 2880）と尖沙咀（チムサーチョイ。同：2301 3980）にあるDelaneysは、ラグビー好きが集まるところとして有名。セブンス期間中の店員は同店オリジナルのセブンスTシャツを着て店内を盛り上げます。また、蘭桂坊（ライカイフォン）でも毎年すごい盛り上がりを見せています。

3月末は香港では気温的にはベストシーズン。快適に観戦することができるはずです。さあセブンスウィークはプライベートや仕事の嫌なことを忘れて香港セブンスを満喫してください。

以上、香港ナビがお送りしました。