香港といえばショッピング天国!というのはウソ?ホント?ブランド物からCD/DVDまで香港と日本の価格を比べてみました!
こんにちは、香港ナビです。夏休みがやってきた!旅行シーズン到来!だ・け・ど・・・今年の夏は飛行機の燃料代が急激に上がって、旅行に行く前からお財布がピンチ!世界規模の物価急上昇の影響で、家計もピンチ!という方も多いのでは?でも、欲しいモノは欲しい!買いたいモノは買いたいの~!という逆境に負けない香港ナビ読者の皆さんを、ナビは全力で応援いたします。賢いお買い物をするには、まず相手を知るべし。いつものごとく教えてナビ会員の皆さん~!今回の企画に先駆けて、ナビ会員の皆さんに『香港で買ったほうが日本よりも安いものは何ですか?』というアンケートのご協力をお願いし、アンケートの結果に基づき、実際に街に出て、ナビ会員の皆さんのオススメはウソなのか(失礼!)ホントなのか?チェックして参りました!
記事内の金額は 1香港ドル=13.5円 にて計算しています。価格表内左が香港の価格、右が日本の価格です。
第1位 化粧品
『香港で買ったほうが日本よりも安いもの』アンケートで、ダントツ1位に輝いたのが『化粧品』。特に欧米のコスメが安い!という意見が多数でした。本当に日本よりも安いのでしょうか?また、どれくらいの違いがあるのでしょうか?早速調べてみましょう!
日本での発売価格(税込み)は@cosme(www.cosme.net/)を参考にしました。
香港での販売価格は尖沙咀DFSギャラリア、銅鑼湾そごう、タイムズスクエアの値段です。
■ランコム
■M・A・C
■シャネル
■ディオール
■ロクシタン
□■結果□■
ナビ読者の期待を裏切らないすばらしい結果♪今回ナビがチェックした5ブランド10商品のほとんどが、日本よりも香港の方が10~40%安いといううれしい結果。ただし、ナビが今回調べた日本での価格はメーカー小売希望価格のため、ディスカウントコスメショップやネットショッピング、オークションではもう少し安い値段で販売されています。ですから、『ブランドの直営店や免税店で買う場合』、香港で買う欧米コスメは、日本より安い、と言えるでしょう。
◇日本のブランドはどうでしょう?
日本の化粧品でも日本とは気候の異なる国・都市で売られているものは、国内販売商品とは若干成分が異なるというのはよく聞きます。特にファンデーションやスキンケア商品などは、亜熱帯に属し年中湿度の高い香港と、四季のはっきりとしている日本では大きく違うはず。でもアイシャドウや口紅であれば肌質や気候は、あまり関係なさそうです。ということで、日本製のコスメのお値段もチェックしてみました。
■コーセー
■クレ・ド・ポー・ポーテ(資生堂)
□■結果□■
なんと、日本のコスメも香港の方がかなり安く買えるようです。クレ・ド・ポー・ポーテの口紅は40%も安いものの、アイシャドウはほぼ同額という結果。同じブランドでもアイテムによって大きく差があるようです。コーセーは日本よりもやや安い程度。自分でいつも使っているアイテムであれば、香港に来たときについで買ってみるのもいいかもしれませんね。
第2位 ブランド商品
一昔前まで、香港にはブランド商品を買い漁る女子大生、OL、ブランド品専門店のバイヤーが押し寄せ、『香港=ブランド天国』というイメージが強かったですよね。今回のアンケートでも、ブランド商品は日本より香港の方が安いという回答が多かったです。さてさて、実際はどうなのでしょうか?
日本での発売価格は価格.com(kakaku.com/)内、定価価格を参考にしました。
香港での販売価格は尖沙咀DFSギャラリアの値段です。(ヴィトンは尖沙咀店にて確認)
■ルイ・ヴィトン
■エルメス
■ティファニー
■ボッテガヴェネタ
□■結果□■
ブランド、アイテムによって大きく差が出ましたが、総じて日本よりも香港の直営店で購入したほうが安い、という結果が出ました。化粧品の比較と同じく、日本内の価格は国内直営店での参考価格です。同じ商品でも更に安い値段で販売しているサイトもありましたが、値段の高いブランド商品は、アフターケアもしっかりしている直営店、免税店で買いたい、という人にとっては、香港でのブランドショッピングは、まだまだ魅力的なようです。今回調査した店のスタッフの皆さんに聞いてみましたが、香港内のDFS(免税店)と外の直営店の値段はすべて同じだそうです。また、ブランド品は定価が高いため、為替の影響を大きく受け、旅行するタイミングで値段が大きく変わってくることも注意が必要です。ほとんどのブランド直営店では日本円で買い物ができ、銀行の両替レート並みにいいこともあります。通常、海外でクレジットカード払いをした場合に使用されるレートは、買い物をした当日のものではなく、数日~数週間後のレートが適用されます。円高時に海外旅行をする場合は、日本円で買い物をした方がよいかもしれません。
第3位 CD・DVD/VCD
香港で安いもので外せないのはやはりCD、DVDですね。アンケートでも、香港に来たら中華明星のアルバムやコンサートDVDを買って帰るという声が多数でした。日本では普及していませんが、香港を始めアジアではVCD(ビデオCD)も多く市場に出回っています。VCDは10ドル~と日本でレンタルをするよりも安いため、まとめ買いして帰る人も多いようです。それでは、CD、DVDのお値段は、日本と比べてどうなのでしょうか?
日本、香港での販売価格はHMVを参考にしました。
■DVD
■CD
□■結果□■
香港はやっぱりCD、DVDが安い!特に香港、台湾を始め中華明星のアルバムは、日本国内と比べるほぼ半額以下。洋楽CDやDVDも日本と比べてだいぶん安くなっています。香港で発売される洋画は英語、広東語のバイリンガル。日本の映画はもちろん日本語音声プラス広東語/英語の字幕がついているものがほとんどなので、邦画のDVDを買えば、英語や広東語の勉強教材にもなりそうですね。
◇日本のCDはどうでしょう?
□■結果□■
2008年7月にリリースされたばかりのオレンジレンジのアルバムも香港では既に発売中。さらに日本の半額以下、日本でダウンロードをするよりも安い、という驚きプライスです。海外で買うDVDは字幕や吹き替えに日本語がないので無理、という方でもCDなら問題ないはず。これは買いですぞ!
第4位 食料品・調味料
次に香港の方が安いものは、調味料類。多くの人が李錦記の名前を挙げていました。これは香港産の調味料なので、安いのは当たり前かな、という気もしますが、安さはもちろんのこと、品揃えが豊富なのはお料理好きにはたまらないですね。
日本での発売価格はyahoo shopping内、定価価格を参考にしました。
香港での販売価格は尖沙咀シティスーパーの値段です。
□■結果□■
こちらは楽勝~楽勝~!香港に来たらぜひおみやげに調味料を買って帰ってください~!豆板醤やXO醤など、野菜炒めや炒飯に入れると、ぴりりと味が引き締まって、いつもとは一味違うおいしい料理が作れます。その他、食材系では、紹興酒、出前一丁、トロピカルフルーツ(マンゴーなど)、お茶パック、ビールなどを挙げている方もいました。外で飲むビールは日本の方が安いかな、という気がしますが、スーパーで買う缶ビールは香港の方が確実に安いですね。でも、日本に持って帰る人はいないと思いますが…。
SDカードなどのメモリカードが安い、という声もちらほら。メモリカードはピンキリですが、一番スタンダードな東芝のSDカードで比較してみると、3倍もの違いが。ただし、これもネット上で格安品が出回っているので、どちらが安いかは言い切ることができなさそう。電化製品を挙げた人はいませんでしたが、iPod touchの値段を興味本位で調べて見ると、日本と香港の値段差は4000円ほどでした。保証や修理のことを考えると、電化製品やオーディオ製品は日本で買った方がいいかなぁ。
日本での発売価格はyahoo shopping内、定価価格を参考にしました。
香港での販売価格は銅鑼湾タイムズスクエア内電気店の値段です。
■ヨーロッパ製チョコレート
ヨーロッパ製のチョコレートも安い、ということでしたが。ナビが調べたGodivaに限って言えば、日本の方が安いようです。東京のデパ地下の充実度には、日本を訪れる香港人が狂喜すると言われるくらい。高級菓子や洋菓子類は日本の方が圧倒的に種類も豊富なようです。
日本、香港での販売価格はGodivaオンラインサイト価格を参考にしました。
いかがでしたか?日本と香港、所変わればお国事情も変わって、同じ商品でも値段が変わるもんなんですね。だからこそ買い物好きには旅行はやめられません!!いつでも物が安い香港ですが、うれしいことに夏のバーゲンは既に街中で始まっています!さあ、今年の夏も香港にLet’s Go!以上、香港ナビがお伝えいたしました。
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記事登録日:2008-07-21