オリンピア　グレゴ　エジプシャン　珈琲

こんにちは、香港ナビです。
今日御紹介するのは、香港では、かなり珍しい珈琲豆の専門店”グレゴ　エジプシャン　珈琲”です。

お洒落なソーホーエリアから少し離れた場所にありますが、セントラル界隈では、知らない人はいないだろうと言うくらいに、有名＆歴史あるお店です。先代の珈琲との歴史は、１９２７年にまでさかのぼり、創業は、１９５５年。現在２代目の経営。先代は、無愛想な頑固親父でしたが、洗練された手法で珈琲を丹念にローストしてくれ、味と香りに脱帽でした。ペニンシュラや、マンダリンホテルなどの香港を代表する５つ星ホテル。先代の時代、イギリス統治下には、当時の香港総統府でも飲まれ、納得をいただいたとか。

味、技法は、最高級！

先代が、他界された事は、いつものように珈琲豆を買いに行き、見慣れない息子さんが店を切り盛りされている事でしりました。本当に、無愛想だったけれど、その後、先代の味や技術は、２代目に受け継がれ、多くの人に愛されています。
実話、実話、かなりの日本贔屓で、珈琲とは別に、大好きだったサッカーで、香港からチームを引き連れ日本へ遠征した事もあったとか、、、これは、かなり余談ですが。

今なお、先代は、皆の心にあります。
日本贔屓だったから？か、日本人も顧客も多く。顧客は、香港を離れた後も、購入する人がいるほど。

お洒落なレストラン街から、少し離れて、 珈琲の香り！

場所は、ミッドレベルエスカレーター沿いの、スタントンストリートや、エリジンストリートから少し離れた場所にあります。エスカレーター沿いはお洒落なレストランが軒を連ねていますので、ランチを楽しんだ後に、是非是非立ち寄っていただきたい。

セントラル駅より、徒歩、約３０分でしょうか？この辺りに詳しい方は、あちらこちら、散策しながらいいかな？かなりの登り坂が続きますので、少し時間もかかりますが、行く価値ありです。

まずは、レギュラーをハーフポンド！

珈琲に中でもモカを扱っています。
モカの特徴は、フルーティーな匂いであることと、独特の酸味を持っていること、コクと甘味が加わっているということです。コーヒー豆のブランドの中では最も古いものになり、フルーティーである事から、洋菓子などにも使われる事がいいですね。

日本でも流通しているのこモカ、耳にされた事もあるでしょう、味と名前が一致しない？
そんな方も多いと思いますので、まずは、レギュラーのハーフポンドをどうぞ。

ドリップなのか、エスプレッソなのか、お家で使われている機械を伝えると、それぞれの違った挽き方を用意してくれ、その場で準備、ラッピングしてくれます。真空パクでラップしてくれますので、長持ちしますので、少し多めに買われてもいいのではと、思います。

オーダーをして、ラッピングが完了する間、お店に漂う珈琲の香りが、私は、大好き。本当に癒されます。

珈琲関連のグッズも揃ってます！

珈琲豆以外にも、珈琲に関するもの、色々揃ってます。

あまりお目にかかれない、簡単エスプレッソ機なんかも。

最新のというのではなく、お店の歴史にマッチした、昔ながらの珈琲の入れ方を楽しめるアイテムがあれこれ、
珈琲の勉強にもなります。

お店の歴史や、見慣れない機械も楽しい！

デリバリーサービス開始！

素敵な珈琲の香りのするお店ですが、やはり登り坂とあってなかなか、訪れるのに気合いが必要です。先代では実行されなかった、デリバリーサービスが、２代目で開始！
香港内ではあれば、ハーフポンドから、HK＄３７のクーリエで配達してくれますし、郵送は、クーリエサービスより、グットお得なりHK＄６ですよ。
残念ながら、海外への発送はないみたいです。
毎日、どこのどんな種類の豆のローストが完了しているか、フェイスブックに情報がアップされています。フェイスブックは、今では、ビジネスにかかせないツール。２代目は、２代目らしい方法で、ビジネス展開をしています。
お気に召したら、お友達や、お知り合いと一緒にデリバリーサービスを使うと便利！ファイスブックも、LIKE押してあげてください。私は、断然、お店に香りを楽しみに、訪れる派ですが。

大型のチェーン店、スターバックスや、パシフィックコーヒーなど、コーヒーを飲まなかった香港の市場にコーヒーを運んできてくれた事に感謝はしますが、小さいながらも本当にコーヒーに心を込めて、愛して、昔ながらに続けてきている、個人経営の高い技術や、質が、どんどん端の方へ追いやられて、消えて行きそうなのも、事実。こちら、グレゴ　エジプシャン　珈琲は、絶対に無くなってほしくないお店の一つです。先代を忘れず、２代目、、、、さらに３代目と受け継いでもらえるよう、顧客の一人として、香港ナビの皆さんも支えてあげてください。
以上、香港ナビがお伝えいたします。