ペーパーアート

Paper Art紙品天地

閉店・移転、情報の修正などの報告

お店の中へ一歩入ったとたん「紙」への愛と情熱が伝わってきます。

こんにちは、香港ナビです。
今回はカード、ラッピング・ペーパー、スタンプなどなど、「紙」関係のグッズが揃う「紙」の専門店、ペーパーアートをご紹介します。

お店はちょっと見つけづらいかもしれません。

ペーパーアートは、おりしも利源東街(Li Yuen Street East)と利源西街(Li Yuen Street West)を取材していたところ、ふと通りかかった古いビルの入り口に出ていた看板に眼が留まり、もともと「紙好き」だったナビが抗しがたい興味につられてビルの2階(香港では1階)に上がっていって偶然見つけた掘り出し物、「お宝」なのです。では、さっそくご案内しましょう。
通明大厦は何の変哲もない古いビル。
この階段を上がっていきます。
あれっ?本当にお店なんかあるのかな…と思い始めたところで
あ、見えました。
ペーパーアートの入り口です。 

入ってびっくり。

とにかくその品揃えの豊富なこと。
それもほとんど全てが紙なのですから驚きました。

ラッピング・ペーパー。

シール。

リボン。

箱。

コサージュ。

アルバム。

更に奥に入ると大型の紙がたくさんストックされていました。

グリーティング・カードの種類の多さも圧巻

70歳の書道家とのコラボレーションで作られたカード。
コサージュ付きの豪華なカードはお店のオリジナル。
こちらもペーパーアートのオリジナル・デザイン。
紙とは思えない立体的なカードはアメリカ製。
中国テイストのカードは特に西洋人に人気。

ハンディ・クラフトがお好きな方は自分だけのオリジナルカードを作ってみては?

A4サイズのペーパー
あまりに大きいサイズの紙だと、途方にくれてしまうかもしれませんが、A4サイズだと扱い易く、手作りカードやスクラップ・ブックなど、いろいろなペーパー・クラフトのアイデアがわいてくるかもしれません。
お店の奥にあるスペース。
ここでは、病院や学校などでペーパー・クラフトを教えるボランティアのトレーニング教室を開いたりすることもあるそうです。空いている時はお客さまが自由にそこで製作することもできます。ハサミやものさしなどを貸し出してもらえるそうです。比較的人の少ない午後3~5時くらいの時間帯が狙い目です。ここで製作すれば足りない材料がすぐに調達できるので、便利ですね。カードやスクラップ・ブック、アルバム作りなどに挑戦してみませんか?

ペーパーアートはアメリカの最大手CRANES(クレイン社)の代理店でもあります。
USドル紙幣、歴代大統領のレターヘッドも手がけているアメリカ最大の紙メーカー、クレイン社への注文を受け付けています。
分厚いカタログの中からお好きなデザイン、色、文字を選んで自分だけのオリジナル・レター・ペーパーやウエディング・カードを作ることができます。数量にもよりますが、注文から発送まで約1ヶ月かかります。

「紙」を愛して止まないオーナーをご紹介しましょう。
「ほら見てー、きれいでしょ?」と、お店の商品をひとつひとつ丁寧に紹介してくださったオーナーのカレンさんは大の「紙好き」。紙はただの売り物ではなく、彼女の愛と情熱がこもっています。
ご主人と一緒に商売を始めることにした時、小さいスペースでできる商売は何か?と考えたところ、もともと紙好きだったカレンさんはカードなど紙を扱うお店にしようということになったのが始まりなのだそうです。

ラバー・スタンプとの出会い
仕入れをするため、アメリカにいる妹さんを訪ねてニューヨークへ行った時、あるペーパーアートの店でスタンプと出会いました。紙とスタンプでこんなに素晴らしいものが出来上がるのかと、出会ったとたん恋に落ち、スタンプを求めて西海岸まで飛んでいったカレンさん。 というわけで、ラバー・スタンプの種類も驚くべき充実ぶり。
ラバー・スタンプでこんなに綺麗なカードが作れるのよと説明してくださいました。

お客さんと店の関係が発展
最初はお店とお客さまの関係でしたが、今ではお客さまが作品を商品として提供してくださるまでに発展したケースも。
日本的なデザインが素敵なミニ・サイズの色紙は94年頃からひいきにしてくださっている日本人のお客さまの作品だそうです。

USAからタイ・インドへ
スタート当初はアメリカ製のものが中心でしたが、だんだんとタイやインドなどアジアの国々の紙を扱うようにもなりました。タイ製の紙を中国上海で染色加工したものなど、ユニークなアイテムもセレクションに加わり、カレンさんの紙への情熱はまだまだ尽きることがありません。

いかがでしたか?創作意欲を掻き立てられて、リピーターになってしまいそうな予感がするナビがお送りいたしました。
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記事更新日:2009-01-15

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-03-23

スポット更新日:2009-01-15

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