オリンピアン・シティ

Olympian City奧海城

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MTR奧運(オリンピック)駅に直結。西九龍地区開発の一環として作られた地元密着型の大型ショッピングモール。

こんにちは、香港ナビです。九龍の西に広がる約40ヘクタールの埋め立て地「西九龍地区」を総合文化芸術区とする、政府の都市開発が2001年に決定されてから早8年あまり。香港の芸術、文化の中心として、公園、美術館、シアターなど多くの文化施設の建設が計画されています。それに伴い周辺地区の都市開発も同時に進められてきました。そんな西九龍に位置し、MTR九龍駅のお隣にある奧運(オリンピック)駅は、高層住宅が立ち並ぶ新興住宅地。九龍駅にある『エレメンツ』のように、こちらにも駅に直結した『奧海城(オリンピアン・シティ)』があります。観光客の皆さんにはあまりなじみのないショッピングモールですが、香港の人気テレビ局TVBの関連イベントが多く行われ、タレントがたくさんやってくるモールとして地元では有名なんですよ。場所も便利ですので、ちょっと足を延ばしてみませんか?

3つのCをコンセプトにしたシティ1




2001年にオープンしたオリンピアン・シティは、シティ1、シティ2と二つに分かれ、総合面積約80万スクエア・フィート、200店以上のショップと40店以上のレストランが入っています。MTRの駅と高層住宅群を結ぶ大型のショッピングモールと言えますね。A出口に直結しているシティ1は、20万スクエア・フィート、地元に密着したモールらしく『Culture(文化)、Cuisine(料理)Community(共同体)』という3つの『C』をコンセプトにしています。バレエや絵画、音楽などの文化教室やジムといった文化施設をはじめ、フードコートやレストランも充実。周辺住民の利用率が高いモールとして親しまれています。

買い物をするならこちら。オリンピアン・シティ2

住民以外でショッピングに訪れる人のほとんどが目指してやってくるのは、オリンピアン・シティ2の方です。MTRオリンピック駅のD出口に直結するシティ2は総面積60万スクエア・フィートを誇り、3階建てのモール内に180店あまりのショップが入っています。ここに来れば何でも揃う「ワンストップ式」のショッピングモールを目指し、生活雑貨、ファッション、日用品、飲食、娯楽とどんな年代や性別にも合うモールになっています。

G階 テレビ撮影やイベントが開催されるモールの顔



中央の大きな吹き抜けのドーム・アトリウムが有名なグランドフロア。巨大なスクリーンの下、ローカルテレビ局TVBのイベントをはじめ、多くのイベントがここで行われます。また、毎年クリスマスや新年のデコレーションも、この場所で盛大に飾り付けられます。
<center>スーパーマーケットの『Taste』は、隣接する高層住宅群の家庭を支えるべく、かなりの規模。そのほか、最近話題のベーカリー『BreadTalk』などもあります。</center> <center>スーパーマーケットの『Taste』は、隣接する高層住宅群の家庭を支えるべく、かなりの規模。そのほか、最近話題のベーカリー『BreadTalk』などもあります。</center>

スーパーマーケットの『Taste』は、隣接する高層住宅群の家庭を支えるべく、かなりの規模。そのほか、最近話題のベーカリー『BreadTalk』などもあります。



フードコート『大食代(Food Republic)』は、このモールの目玉のひとつ。ランチ時になると、近所のオフィスビルから多くの人が集まります。10:30~22:30までオープン。
フードコート内は、ヨーロッパの街並みを思わせる遊び心いっぱいのデザインです。スタッフのユニフォームもオシャレ。カレー専門店、ラーメン、韓国料理、鉄板焼き、トースト専門店、ベトナム料理、デザートなどなど料理の種類もいろいろです。


ドーム・アトリウムから西に向かって歩くと、もう一つのエントランスにある吹き抜けがあります。テレビドラマの撮影でもよく登場する場所です。
<center>こちらのエントランスにコンシェルジュカウンターがあり、モール内の詳しい情報を教えてくれます。このカウンターでは15分間無料でPCを使用することができるんですよ。</center> <center>こちらのエントランスにコンシェルジュカウンターがあり、モール内の詳しい情報を教えてくれます。このカウンターでは15分間無料でPCを使用することができるんですよ。</center>

こちらのエントランスにコンシェルジュカウンターがあり、モール内の詳しい情報を教えてくれます。このカウンターでは15分間無料でPCを使用することができるんですよ。

UG階 若者向けのファッションブランドが揃うカジュアルなフロア

この階には、『Levi’s Outlet』『Walker Shop』『Giordano』などカジュアルファッションやアクセサリーなど若者向けのショップが充実しています。また『大衆書局(Popular Bookstores)』という本屋さんも入っています。

【主なショップ】
Cour Carre, CROKODILE, G2000, Mastina, Wanko,S kechers, City Chain, Marathon Shop, Royal Sporting House(2009年3月現在)
モールはドーム・アトリウムを中心に東西に長く伸びる形になっています。こちらは東へ続くエリアです。こちらには『百老匯戲院(Broadway Cinema)』の映画館があります。
<center>日本、タイ、中華などのレストランが並んでいます。</center> <center>日本、タイ、中華などのレストランが並んでいます。</center>

日本、タイ、中華などのレストランが並んでいます。

1階 ボーリング場や生活雑貨、幅広いショップが並んでいます



カラフルなチャイニーズテイストのブティックを発見!おみやげにもなりそうです。
この階には、ワトソンズやマニングスといった香港の大手ドラッグストアチェーンを始め、『華潤堂(CRCARE)』『余仁生(Eu Yan Sang)』など漢方薬系のお店が集まっていました。

地元密着型モールならでは

HSBC(匯豊銀行)を始め、中国銀行、東亜銀行、スタンダードチャータード銀行など香港の大手銀行がすべて入っているのは、住宅街のモールならでは。
トイレの数が多い!フロアの一番端だけではなく、いたるところにトイレがありました。探す心配はほとんどありません。

いかがでしたか?市内の中心や観光スポットにあるショピングモールのような高級ブランド店はありませんが、リーズナブルでユニークなショップに出会えます。いつもと違う場所でショッピングを楽しんでみたい、香港ローカルの生活を覗いてみたい、そんな時にはオリンピアンシティに行ってみてはいかがですか?以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2009-03-30

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スポット登録日:2009-03-30

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