MTR観塘線と東鉄線の乗り継ぎ駅に直結する便利なロケーション。自然光を取り入れたデザインが高級住宅街にふさわしいモールです。
こんにちは、香港ナビです。ナビでもたくさんショッピング・モールをご紹介してきましたが、MTRの駅に直結しているショッピング・モールは、ifcモール、エレメンツ、タイムズ・スクエア、パシフィック・プレイスなどなど、ほとんどが大型商業ビルの一角に位置することが多く、そのせいか欧米にある大型ショッピング・モールのような開放感溢れる空間の心地良さがちょっと感じられないような気がします。今回ご紹介する『又一城(フェスティバル・ウォーク)』は、自然光をふんだんに取り入れ、開放感あふれる空間を基調にした設計のショッピング・モール。まるで郊外を散歩するような気分で、ショッピングが楽しめちゃうんです。早速、ご案内しましょう。
空間と光のコントラスト!
MTRから直結しているという便利さもさることながら、やっぱり天井やまわりをガラス張りにし、自然光をうまく取り入れた明るさが売り。MTR駅と直結していると地上に出る必要がない分、屋外から遮断された感じで、時間の感覚も忘れがち。でも、ここは外の様子が中からよくわかるから、天気や明るさも感じられます。その上、モールの周辺は高層ビルが少なく、緑や自然がふんだんにあるから、外の風景もすがすがしいです。
1フロアごとの天井や通路の幅が広く、混雑していても圧迫感を感じません。エスカレーターもいたるところにあるため、ウィンドーショッピングをしながら楽々フロア間の移動できます。200店以上のショップと、27店のレストラン、大型スケートリンク、映画館と揃っていて、ここだけで1日中過ごせてしまいます。
ショッピングフロアのご紹介
( )内の表示は日本式の階数
LEVEL MTR(地下3階)
MTRに直結する入口から入ってすぐのフロアにあるのは、『Taste』というスーパーマーケット。ハイソな場所柄に合わせて、日本の食品や、ワインなどの洋酒、輸入食品などが充実しています。常に何かしらの食品フェアを行っているので、いつ行っても賑やかなディスプレイで溢れています。深夜12:00まで営業しているというのも注目です。
次のフロアは、吹き抜けの一番下の階にあたります。中央の吹き抜け部分では、クリスマスや新年などの行事のたびに、大掛かりな飾り付けが施され、撮影スポットにもなっています。このフロアには、『Coach』『Lancel』『Bally』『Montblanc』などのバッグのブランドや、『MAX&Co』『Escada Sport』など女性に人気のファッションブランドが入っています。
ハイティータイムを楽しむなら、『Queen’s Koditorei(皇后餅店)』がおすすめ。
LG1(地下1階)
香港ではおなじみのイギリス系デパート『馬沙(Marks & Spencer)』があります。タイムズ・スクエア、ハーバーシティなど大きなショッピング・モールでよく見かけますね。
そのすぐ前にある『Oliver’s Super Sandwiches』は、近くにある大学の学生や若者でいつもいっぱい。
こちらも若者が集まる洋書、中文書などなんでも揃う大型ブックショップ『Page One』。カフェも常設されているので、お気に入りの雑誌や本を購入したら、まずはここで休みながら読む人も多いようです。
その他に『agnes b.』『ck Calvin Klein』『Jill Stuart』など広く長い人気を誇るデザイナーズ・ブランドショップが集まっています。
この階が地上1階にあたり、バスターミナルがあるため、フロア面積が他の階より小さくなっています。『MaBelle』『J’s Duet』などのジュエリーショップの他に、『Chanel』『Dior』『Lancome』『Guerlain』 といった高級ブランドの化粧品ショップが勢ぞろい。
ナビでも、ご紹介している素敵な中国ガラス工芸の『琉璃工房』も、ぜひ訪れてみてください。
『エレメンツ』『シティプラザ』『メガボックス』などにもあって、香港のショッピング・モールにある特色のひとつといったら???それは、スケートリンク。ここにもあります!真夏にスケートするっていうのも、なかなかイケるかも!?でも、休日は混雑しますよ~
スケートリンクの脇にある食事スペースは、リンクを見下ろすテーブルが人気のようです。結構ひんやりして涼しいんですよ、やっぱり。なかでも『rice paper』は人気のレストランのひとつ。
スケートリンクの奥には、AMC系列の映画館があります。館内のシートのすわり心地もよく、大学生や、カップルに人気。
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わからないことは、とりあえずスケートリンクの前にあるインフォメーションカウンターで。
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L1(3階)
香港でも人気の『Uniqlo(ユニクロ)』は、今やカジュアルブランドとしてすっかり定着しました。『MUJI(無印良品)』と並んで、日本の人気2大ブランドです。
『Hong Kong Records』は、CD、DVDとも豊富な品ぞろえです。
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『H&M』は、L1とL2の2フロアに渡る、広いスペース。ショップ内は階段で繋がっています。
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このフロアで注目は、リーズナブルにいろんな種類のメニューが楽しめるフードコート『FOOD fest』。香港で人気の『味千ラーメン』や『吉野家』、香港のファーストフードチェーン店『大家楽』などなど。スケートリンク側に座れば、リンクを見下ろしながら食事ができます。
その他にも、1952年にオープンした銅鑼湾の有名なロシア料理レストラン『Queen’s Café(皇后飯店)』の支店があります。長年受け継がれてきた老舗の味が、ここでも楽しめます。
いかがでしたか?香港もこの夏は例年になく雨降りが続いたり、天気がいい時は異常な暑さで、屋外で過ごすのにはおっくうな日が続いています。そんな時には、一日遊べるショッピング・モールがおすすめ。観光客の皆さんもぜひ、乗り継ぎの合間にでも立ち寄ってみては?以上、香港ナビがお伝えいたしました。