旺角の顔としてすっかり定着。ランガム・プレイス・ホテルに直結する巨大ショッピングモールは要チェック!
こんにちは、香港ナビです。旺角(Mong Kok)のイメージといえば、女人街やスニーカー街、花園街のような、人がいっぱい集まっていて、雑多でごちゃごちゃしていて、活気があって、だけどちょっと危ない…はないでしょうか?そんな今までのイメージをみごとに覆してしまったのが、ここ“ランガム・プレイス(朗豪坊)”です。ショッピングモール、ホテル、オフィスビルの三位一体の巨大なビルは、当初はちょっとこのエリアには異質?と思われたのですが、オープンから数年経った今では、旺角のランドマークとしてすっかり馴染んでいます。このショッピングモールは、他のモールと違ったユニークな見どころがいっぱい。今回は、ランガム・プレイスならではの見どころをピックアップしながらご紹介していきましょう。
石を使用した野性的でハードな外観は、まわりのビルとはずいぶん印象が異なります。モール内も同じ質感で統一されていて、今までのショッピングモールにないユニークな内装となっています。『The Rock』は、ゴツゴツした感じをテーマにしたユニークな建物を表すキーワード。
『The Grand Atrium』と呼ばれるこの広場はランガム・プレイスの顔。ショッピングモール、ホテル、オフィスビルと3つの部分に共通する巨大なロビーは、何と言ってもガラス張りの大きな吹き抜けが特徴です。ここでは、広い空間を利用して、さまざまな催しや展示が随時行われています。巨大なビッグスクリーンも圧巻ですね。香港初の“デジタル・スカイ”と呼ばれる映像を映しだせる天井になっているため、昼間の明るさとは違った夜の雰囲気も味わえますよ。
奥にあるフードコートも充実しています。ラーメン屋さんや回転寿司から、東南アジアなどの多国籍料理が手ごろな値段で味わえます。マンゴープリンなど香港スイーツの人気店『満記甜品』もありますよ。旺角はローカル色の強い茶餐廳が多いので、言葉を気にせず、気軽にゆっくりとご飯を食べたい、そんな時にはこのフードコートはおすすめ。
とにかく広いので、迷ったらまずはこのインフォメーションセンターで、モール内の案内をゲットしてください。友達と万が一はぐれてしまった時の待ち合わせ場所としても使えます。
The Xpresscalators
83メートルにも及ぶ長いエスカレーター『The Xpresscalators』は、4階から8階まで一気に繋いでくれます。上の階へ急ぐ時は、これを利用すると便利です。でも、高所恐怖症の方は下りエスカレーターに乗るときはご注意ください。
TRENDS(5F-7F)
長いエスカレーターが苦手な方は、5、6、7階と続くトレンドショップが集まるフロア、その名も『TRENDS』を見ながら行きましょう。
8階から12階までは『The Spiral』ゾーン。その名の通りフロアが羅線状になっているので、ショップを見ながら歩いているといつの間にか上のフロアに上がっていけるようになっています。
そのためフロアは小さい階段があったり、バリアフリー用のスロープになっていたりします。
洋服、アクセサリー、バッグ、おもちゃ、雑貨や飲食店など旺角らしい若者向けの小さなショップや、派手なデコレーションのショップがいっぱいです。
ナビでご紹介している『ヒューマン・タッチ』の支店もありました!
同じ旺角の弼街『創始中心』にもある支店がある『80M巴士専門店』は、香港のバスの模型やミニカー、関連商品を販売しています。マニアの方にはもちろん、香港みやげに面白いアイティムです。
『The Ozone』と名付けられた12階には、ライブのできるステージがあり、歌手やバンドなどのイベントや定期演奏が行われています。すぐお隣には、ローカルの大手CDショップチェーン『CD Warehouse』があります。
B1階は、シューズ&バッグの専門フロア。スポーティーから、カジュアル、フェミニンまで豊富なショップが揃っています。目的がシューズやバッグなら、とりあえずここから歩いてみては。
G階には、『H&M』や『西武』が入っています。ショッピング大好きな方なら、もう地下からずーっと1階ずつじっくりと歩きましょう!
いかがでしたか?変則的なフロア構成で、ちょっと迷っちゃいそうなモールですが、便利な長いエスカレーターで目的のフロアまでひとっ飛びできたり、上までエレベーターで一気に登ってから、ゆっくり見ながら下りてきたりと、自分なりの攻略法を考えて歩いてみてください。以上、香港ナビがお伝えいたしました。