香港土産に最適な「龍鬚糖(ロンソウトン)」の専門店!エクセルシオールホテル内喫茶店のブースにて販売中。
こんにちは、香港ナビです。香港名物は数々ありますが、珍しいから持って帰りたいけど持って帰れない……残念ながら、親しい方へのお裾分けをあきらめなければならない物も多々あったり…。街角でおじさんがアルミでできたガラス張りの箱で売っている庶民的な飴“龍鬚糖(ロンソウトン)”も、一度食べたら病み付きになる香港の珍しいお菓子のひとつ。でも、日持ちしないので、持って帰ることができません。ところが、自ら考案した方法で日持ちのする“龍鬚糖(ロンソウトン)”を開発し、なおかつ良質でゴージャスなおみやげに変身させたお店があると聞いて、早速行ってきました。実は、もうすでに一部の旅行者の間では、人気の香港土産になっているようです。
香港國際機場(香港國際空港)のなかに、既に3箇所店舗はあるのですが、2007年2月に空港に新しくオープンしたターミナル2にも、お店が入りました。
今までの店舗よりも大きめの規模で、モダンな中に中国の伝統的な雰囲気がマッチした新しいターミナル2にふさわしい店構えとなっています。メインの“龍鬚糖(ロンソウトン)”以外にも、社長自らが中国のあちこちで見つけた珍しい民芸品や楽器、小物なども充実しています。
うわさの「龍鬚糖(ロンソウトン)」
様々な場所で実演を披露し、人気を博しているうわさの“竹苑冰脆龍鬚糖”をご紹介しましょう。歯に付かず、口の中でとろけるような感覚は、街で売られている一般的な“龍鬚糖(ロンソウトン)”とは違っています。上品で、繊細な飴の細かさ。べとつかず、さらさらした舌触りです。
黄(オウ)さんは、この道10数年のベテランで、数いる職人の中でも、優秀な腕前のひとりです。伝統を受け継いだ巧みの技で、観光客の目を楽しませてくれます。実演の際に、直接触れることの出来る、お客さんの喜ぶ顔を見るのが何よりも幸せで、満足感を感じる時なのだそうです。
13回ほど輪を重ねていくうちに、飴はこんなに細くなりました。そばで見ていても、そのしくみが全然わかりません!?どうしたら、こんなに細くなるのでしょう。数えると、1万本以上になるそうです。すごい!!これが、“龍鬚(ロンソウ)”です。
その後、適当な長さに飴を切っていきます。さすがベテラン。さっさと手でちぎっているだけなのに、長さは皆均等です。
これは、飴の中に入れるピーナツと白胡麻を塗したものです。こちらの原料は、全て上質できちんと品質保証を受けたものだけを使用しています。
手の上に、中身を適量のせます。
販売されているものは、特殊技法によって(企業秘密!)120日間保存が可能です。3個入り1パックで、3パック(9個$118)6パック(18個$198)3パックと3種のお茶入り($368)があります。
日本人観光客にも人気のため、こんな日本語の説明も。
伝統民芸品の数々
なかなか、他では見られない伝統工芸品もたくさん扱っています。
様々なキャンドルです。パンダなどの動物もの($48)赤が基調のおめでたい“喜喜”の字をあしらった中国チックな形(小$58、大$128)など、おみやげにもってこいですね。
こちらのお茶は、全て直接生産元から買い付けている品質にこだわったものばかり。もちろん試飲もできます。また、茶器も中国の職人による“作品”と呼べる一級品を取り揃えています。製造者、作品名、材料など細かく明記されています。
珍しい中国楽器を取り扱っているのも特徴のひとつ。古筝(琴)、笛、二胡といった本格的な楽器ばかりです。お土産用の物ではなく、本格的な演奏用なんですよ。
香りの良い“檀香(Sandalwood)”を使用した木彫りの置物です。香りを楽しめ、また中が空洞になっていますから、ドライフラワーなどをさしてもいいかもしれませんね。それにしても複雑な木彫りの技術がすばらしいです。(濃い色$8000、薄い色$6000)
こちらは、少し新しい感覚の透かし陶器のスタンドです。電気をつけないと、一般的な陶器の置物のようですが、電気をつけると美しい模様が浮き上がってきます。ロマンチックですね。(丸型$420、つぼ型$480)
出発ホールにあるお店は、赤を基調にとても目だっています。“龍鬚糖(ロンソウトン)”の実演はもちろん、こちらでは中国楽器の演奏も行なっていて、まさに香港から旅立つ人をお見送り、といったところ。品数は少なめですが、民芸品も多種そろっています。
到着ホールにあるお店は、規模は小さいのですが、“龍鬚糖(ロンソウトン)”の実演を主体にした専門店になっています。お茶の試飲も随時行なっています。
いかがでしたか?空港で「お土産が足りない!」とあせったら、迷わずココへ行ってみてください。また、普通のお土産じゃ物足りないという方にもおすすめします。実演を楽しんで、試食したら病み付きになること間違いなし!以上、香港ナビがお伝えいたしました。