九龍城(Kowloon City)へ行こう!ショッピング&グルメ編-ショッピングにグルメに。古くて新しい、ほかとは違った香港らしさを味わってみませんか?
こんにちは、香港ナビです。古い街並が続く九龍城(Kowloon City)ですが、1998 年の空港移転後から、周辺には新しい高層ビルができ、新しい人々もやってきました。そして、お店の入れ替わりも見られます。今まさに、変化の兆しが見られる、そんな独特の雰囲気を持った、九龍城を、ショッピングを中心にご紹介いたします。
独特の街並み
このあたりの特徴は何と言っても、建物が低いこと。香港の中心には、空がない!と、ビルを見上げて思われる方もあるかと思いますが、ここは別。啓徳空港周辺だったため、高いビルは建てられませんでした。今でもその様子は伺えますね。
古い“唐樓(エレベーターのない回数の低い建物)”が多いのも、特徴。
小学校も、こんな風。時代を感じます。
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空港が移転してから、
新しく高いビルも増えてきました。
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ショッピングは??
庶民の街でもある九龍城は、お買い物でも一味違った独特のお店がいっぱいです。
まずは、地域には欠かせない、庶民の台所“街市(ガイシ)=マーケット”が中心にあります。
続いては、“九”のロゴが目に付く、ショッピングモール“九龍城廣場(Kowloon City Plaza)”。2006年に大々的に改装して、明るくモダンな感じになりました。
すぐ前の通り“獅子石道(Lion Rock Road)”は、安い衣料品のお店で有名なところ。
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見てください、道の両側ともこんな感じでずらりと並んでいます。卸売りと看板に書かれていても、小売可能です。
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イギリス時代の名残??こんな名前のジーンズショップ発見。
こんな金物屋さんに、安くて面白い中華風の日用品が結構そろっているんです。
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絵画や置物もあります。
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かわいいショップ発見!
古いお店の中で、とてもかわいい雑貨屋さんを発見。“home”といいます。
セールスマネージャーのマルコさん。卸売りを中心にしているので値段は、他のお店よりも安くなっています。でも、勿論小売も同じ値段でご提供しますよ、とのこと。商品がいろいろ定期的に入れ替わるので、いつきても、新商品を買うことができます。
home
住所 G/F No.1C, Nam Kok Rd, Kowloon City, Kowloon
九龍城南角道1C号地下
電話: 2718-8638
FAX: 852-2718-8982
WEB: www.athome.com.hk
営業時間: 12:00-22:00 年中無休
クレジットカード: 可
食べ歩き
人が集まるところに食物はつきもの。昔ながらの味あり、今の旬ものありと、いろんなおいしいものが目白押しです。
ちょっと夕食までにはまだ時間があるけど、小腹がすいてきたなあ、と思っていたら、行列を発見!!いい香りもしてきます。
“豪華餅店(Hoover Cake Shop)”は、パンとケーキのお店でした。できたてをそのまま販売しています。
どうやら、チョウ・ユンファもお得意様の有名なお店らしいですね!!ナビ饅頭もこのあたりで何度かチョウ・ユンファをみかけたそうです。
もちろん、エッグタルト、購入しました。おいしいです!!
今度は、ちょっとモダンなつくりです。お店の中は人でいっぱいですよ。人気ありますね。“Ceres”というお店です。
それもそのはず。オーナーはフランス仕込みのパン職人さんでした。本格的な種類のパンがいっぱい。
Ceres Boulangerie et Patisserie
住所 Shop No.19, Fuk Lo Tsun Rd, Kowllon City, Kowloon
九龍城福老村道19号
電話 2716-3383
営業時間 9:00-22:00 年中無休
クレジットカード 不可
あまいものが続きましたからお次は……っと、またまた行列を発見!!
こちらはタイ風の串焼きのお店でした。“金泰沙冰(ガムタイサビン)”といいます。
鳥の串焼き$6なり。ぴリカラのたれで、やわらかいお肉が…..今思い出しただけで、生唾ゴックン!?
金泰沙冰
住所 21 Nga Tsin Wai Rd, Kowloon City,Kowloon
九龍城衙前圍道21号
電話 2382-3234
営業時間 15:00−26:00 年中無休
クレジットカード 不可、現金のみ。
他にも、こんな感じで気軽にテイクアウトが楽しめるお店はいっぱいあります。
レストラン
最近の九龍城は、東南アジア料理店のお店が集まっていることで有名です。以前から、空港の近くだったことから、いろいろな国の料理が楽しめる場所として、地元の人々にも人気のスポットでしたが、この頃は特にタイ料理のお店がいっぱい。どこにしようか迷ってしまいますね。
“金寶(Cambo)”のチェーン店は、通りに連なって続いています。
本場のタイ人シェフがほとんどですから、経済的な価格でも、本格的タイ料理が十分堪能できるお店ばかりです。どこにしようかしら??
こちらは“越南(ベトナム)”料理のお店です。
珍しいイスラム料理のお店です。豚肉は….ございません!!
主に、東南アジア系のレストランは“候王道(Hau Wong Rd)”と“南角道(Nam Kok Rd)”に多いです。
老舗の中華料理店も負けて入られません。
新しいタイプの中華レストラン。ちょっと居酒屋風になんでもあります。
いかがでしたか?古きよき香港と、新しい街へと代わりつつある兆しがちょっと混ざり合って、モダンでキッチュな独特の風情をかもし出している街、九龍城。これからも、注目度ナンバーワン!!是非、実体験してみてください。以上、香港ナビがお伝えいたしました。