グランビルロード

Granville Road加連威老道

閉店・移転、情報の修正などの報告

カジュアルファッションやコスメなど、小さなショップが充実。香港の流行や旬のホットな情報もここでゲットできます。


こんにちは!香港ナビです。九龍の尖沙咀は、ネイザンロードを中心に西に東に大小様々なショッピングモールが集まる、買い物天国!そんな中でも、グランビルロード(加連威老道/GRANVILLE ROAD)は、アウトレットショップや激安コスメなど、リーズナブルショップが軒を連ねるストリートとして、ローカルの若者たちにも人気の場所です。でも、移り変わりの激しい香港では、最近のこのストリートのショップ傾向にも変化が出てきたようです。今回は、そんな2012年夏のこのストリートの様子を、以前とはちょっと変化してきたポイント別にお届けします。

ストリートの始まりは『The One』


ネイザンロードから、グランビルロードを目指す目印は、2011年にオープンした新しいショッピングビル『The ONE』です。ストリートに大きく伸びた細長いこのショッピングビルを通り抜けていくのもいいかもしれません。(ただし、グランドフロアは通り抜けできませんので、あしからず)階上にはレストランが多く、化粧品の専門フロアや映画館もある多岐に渡って楽しめるビルなので、ここで時間をとられてしまうかも!?また、グランビルロードを挟んだ向かい側には、ナビでもご紹介している『香港モテル』や、茶餐廳やレストランがあります。ここはリーズナブルなショップが集まることで有名なストリートでしたが、激安コスメショップの跡に大きな宝石店がオープンしたのも、中国人観光客をターゲットにしたショップ傾向の現れです。
斜め前には、宝石店の『周生生』

斜め前には、宝石店の『周生生』

まっすぐ続くストリート

まっすぐ続くストリート

ユニークな『唐楼』


まずこのストリート全体の特徴のひとつは、香港の街に付き物!?の高いビルディングがほとんどないこと。ずっと4,5階建ての『唐楼』と呼ばれる、築40年以上の古い住宅です。実際に住居として利用されている部分もありますが、大半は店舗として利用されています。路面店はもちろん、上階もショップやカフェ等が多く、建物自体がまるで看板のよう。自由に外装を変えてユニークなルックスに様変わり。

激安コスメショップ健在!


ショップの入れ替わりが激しい中でも、女性が多く集まるファッションストリートらしく、激安ショップはやはり生き残ってますね~残念ながら『ボンジュール(卓悦)』は撤退してしまいましたが、おなじみのお店は場所を少し変えたりしても残っています。中でも最近は中国人観光客で溢れているといってもいいほどの盛況振りを見せるのは、『龍城』でしょう。以前から、有名でしたが最近はナビもなかなか入れません・・・・
中国人観光客でいっぱいの人気店

中国人観光客でいっぱいの人気店

やっぱりSASAははずせません!?

やっぱりSASAははずせません!?

アンダーウエアショップ

ビルの入り口スペースを利用

ビルの入り口スペースを利用


ここを訪れるお客さんの多くは若い女性ですから、こういうショップが目立つのも女性をターゲットにしたファッションストリートならではといったところでしょうか?下着を始め、靴下やストッキングなどの専門店が多く見られます。大手ブランドから、矯正タイプ、激安系といろいろありますね。特に、『唐楼』の入り口のスペースを利用した小さいショップは、道にまで飛び出した商品のディスプレイが目を引くユニークさが印象的で、何軒も見られました。ちょっと、気軽に手にとってみたくなっちゃいますね。

アウトレットからブティックへ


以前のファクトリーアウトレット系のショップは、どちらかというとあまりディスプレイや配列には無頓着で、タグも切りっぱなしだったり、店の内装自体もさほどおしゃれとは言えませんでした。でも、最近のショップは、値段は比較的リーズナブルなのに店内のディスプレイや商品の配列もきちんと凝ったブティック系が多くなってきました。アウトレットというより、ノーブランドといったほうがいいかもしれませんね。
ディスプレイも華やかなファッションブティック ディスプレイも華やかなファッションブティック
ディスプレイも華やかなファッションブティック ディスプレイも華やかなファッションブティック

ディスプレイも華やかなファッションブティック

ポップでカラフル


東京の原宿の竹下通りを思わせる、ポップでカラフルなショップも目立ちます。香港のファッションは、日本のファッション流行の影響が強く、移り変わりの激しさも日本の流行の傾向に比例しているようです。新しいショップになればなるほど、ほかのショップにはない、目立った派手なつくりになるようです。『ゴスロリ』系やコスプレなんかも、実は香港でもひそかに人気です。

スポーツウェア


女性ファッションにおされ気味ではありますが、ユニセックス、アウトドアファッション、メンズのショップももちろんあります。特にスポーツウエアの二大ブランド『ナイキ』『アディダス』のショップは、規模も大きく、シックな黒でよく目立っています。
ポップなカラーのショップが多い中、奇しくも2軒とも黒! ポップなカラーのショップが多い中、奇しくも2軒とも黒!

ポップなカラーのショップが多い中、奇しくも2軒とも黒!

人気のテイクアウトショップ


人気のテイクアウト専門ショップも、街歩きには欠かせません。『鶏蛋仔』という昔からあるその場で焼いてくれる焼き菓子の人気店『豊記』は、ストリートの一角の小さな露店から始まったお店で、最近ついに路面店に進出!ほかにも、B級グルメを集めて、テイクアウト&ショップ内でも食べられるようになりました。おじさんの似顔絵もそっくりです。また、香港のロールケーキブームの火付け役ともいえる手作りロールケーキのお店『ROLL』、台湾の飲み物の人気チェーン店『貢茶』、この3軒は注目!並んでいるのでわかりやすいです。ほかにも、B級グルメ系
のテイクアウト店がありますので、街歩きのついでにどうぞ。
台湾の飲み物はいろんなチェーン店がある

台湾の飲み物はいろんなチェーン店がある

ロールケーキブームの走りはここ!

ロールケーキブームの走りはここ!

両替ショップ


以前にはほとんどなかった両替ショップも目立ってきました。特に人民元の両替が目的の場合が多いようです。これも、やはり中国人観光客の多さを物語っていますね。もちろん、ほかの外国の通貨も取り扱っていますが、利用度のナンバーワンは、人民元でしょう。日本円お両替は、まず一通りレートをチェックしてから一番レートのよいところで両替するのをお勧めします。ショップによって、レートは違っていますので、要チェック!!

まだまだ健在!

ローカルファッションビルの先駆け敵存在

ローカルファッションビルの先駆け敵存在


時代や流行は移り変わっても、以前と変わらない老舗も健在です。ローカルファッションのショッピングモールとして、香港のファッションをリードする『利時商場』、洋食レストランの草分け的存在『太平館餐廳』、印度料理レストランの老舗『印度餐廳』、そして上海蟹専門店の『江記』など、時代に流されないショップもあります。いずれも、時代に流されないには、理由があります。ここを覗いて、その理由を実感して見てください。
上海蟹が目印

上海蟹が目印

老舗のレストラン 老舗のレストラン

老舗のレストラン

周辺に繋がるストリートにも、面白いところがいっぱい。また、グランビルロードの一番東には、尖東エリアに繋がる歩道橋がありますので、そこから尖東や紅磡まで足を伸ばして出かけてみてください!

アウトレット系は階上へ

アウトレット系は階上へ


いかがでしたか?香港は、時間とともにめまぐるしく移り変わっています。昨日まであったショップが今日はない!新しいショップが次から次へとオープンしては、クローズする。香港はそんなスピーディーな場所だからこそ、リピートして何度も訪れたくなる魅力の街なのかもしれません。ナビは、これからもそんな香港のホットな情報をお届けします。以上香港ナビがお伝えいたしました。




記事更新日:2012-07-24

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-07-20

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