2007年12月31日に運行再開。ランタオ島の大自然が見下ろしながら、ゆっくりと空を散歩しませんか?
こんにちは、香港ナビです。今日はまもなくランタオ島にオープンする香港最新の交通機関&アトラクション、昂平(NGONG PING)360スカイレイルSkyrailのご紹介です。今回ナビ1とナビ2は先日一足お先に話題のケーブルカーに乗ってきましたので、その模様を報告したいと思います。
スカイレイルの乗り場への行き方ですがMTR東涌線の東涌駅から歩いて2分のところにターミナルがあります。
MTR東涌駅への行き方
香港島サイドのホテルから
MTR東涌線香港駅から東涌行き乗ると乗り換えなしで終点東涌まで1本で行けます。
九龍半島サイドホテルから
MTR東涌線九龍駅から東涌行きに乗ると乗り換えなしで終点東涌まで1本で行けますが、
MTR MTR荃湾線尖沙咀駅からは荃湾行きに乗り荔景ライキンLai King駅で
東涌線に乗り換え終点東涌で降ります。
MTRルートマップはこちらです。
「昂坪360」は大嶼山東涌から、世界で最大の屋外大仏のある昂坪を往復するケーブルカーです。この約25分間のケーブルカー体験は、大嶼山の美しい景観を360度で楽しむことができることから「昂坪360」と命名されました。
東涌から発車するケーブルカーに乗車してしばらくすると、後方に香港国際空港と、その隣にある、大きさおよそ7万平方メートルの国際展示場「アジア・ワールド・エキスポ」がはっきりと見えてきます。
さらに進んで行くと、面積22平方キロメートル「北大嶼山郊野公園」が目に入り、いくつかの峰の自然景観や、昂坪の北地区の景色が鑑賞できます。では、さっそくチケットを購入。
看板の案内にしたがってエスカレーターで上に上がると、チケット売り場があります。このチケット売り場では、スカイレイルの往復チケット、片道チケット、またゴンピンターミナル前にあるビレッジ内のアトラクションのチケットも含んだパッケージチケットを購入することもできます。
ケーブルカーの運行時間
10:00−18:00 月曜~金曜
09:00−18:30 土・日・祝日
パッケージ料金:大人HK$159 子供HK$80
ケーブルカー往復: 大人HK$96 子供HK$48
ケーブルカー片道:大人HK$63 子供HK$30
ウォーキングウィズブッダ入場料:HK$36 子供HK$18
モンキーテイルシアター入場料:HK$36 子供HK$18
チケット売り場のすぐ裏側には、昂平(NGONG PING)360スカイレイルSkyrailオリジナルデザイン入りのグッズがたくさん売っているショップがあります。昂平から東涌のターミナルにケーブルカーで戻ってくるときもこのギフトショップを通過します。
ケーブルカーキーホルダー
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このレインコートはオープントップバスのオプショナルツアーで使えますね。他の人と差をつけるチャンスです!
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それではスカイレイルに乗りこみまーす!!
わくわく、アトラクション感覚です。
さっそく乗ってみましょう。
15:25 キャビンのドアが閉まりました!!
キャビンは最高17人乗り。座席は10人分ほどあり、7人は立って乗ることになります。この日はナビ1&ナビ2の2人のみ。2人だけで乗るにはかなりスペースがあります。このスカイレイルは17人乗りでステンレスのベンチが向かい合っています。それぞれ5人ずつの計10人が座れ、さらに7人が立って乗ることになります。ゴンドラの中央にはポール、また扉の反対の面には握り棒もあります。風が強くてキャビンが揺れることがありますので、しっかりつかまってください。これから5.7キロの道のりを20~25分の旅です。
東涌の上空です。素晴らしい見晴らし!
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香港国際空港もこの角度からはなかなか見れませんよ!
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山をどんどん登っていきます。
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眼下に広がるのは浅瀬の海。
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本当に素晴らしい景色です。
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対向車線(?)のキャビンの方もくつろいでいます。
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ハイキングトレイルでしょうか?人が歩いています。
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キャビンのドアは自動開閉ですので、無理に開けようとしないでください。
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絵表示:喫煙厳禁、火をつけることもいけません。飲食もいけません。窓から身体をのり出さないでください。窓からものを捨てないでください。
a 最高積載量17人(1275キロ)
b ケーブルカーを揺らしたり、中で飛び跳ねたりしないでください。
c ケーブルカーは予告なしに運行停止したりスピードを落とす場合がありますが、落ち着いてください。
d 扉付近に手足を近づけないようにしてください。
e 扉にもたれかけないでください。
f ペットや家畜の持ち込みを禁じます。
g 緊急の時は2109-9197まで電話してください。(旅行者ばかりで携帯電話を持っている人がいない場合があっりますので、なるべく現地の人と一緒に乗るようにしたほうがさらに安全です。)
ケーブルカーのキャビンの中には番号がついていますので確認しておきましょう。扉の上部の壁に表示されています。
15:28 コントロールセンターです。
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15分経過。しだいに視界が悪くなってきました。
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ランタオ島は本当に大自然がいっぱいです!香港最大の島ですが人口はわずか約45000人で、香港島の人口約140万人と比較すると、いかにこのランタオ島に自然が残されているかがおわかりだと思います。このロープウェイの建設は2004年2月から始まりましたが、環境を護りながら建設を進める上で建設材料の運搬にヘリコプターとラバを用いたということです。
15:55ゴンピンターミナルに到着です。約30分かかりました。
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ターミナルに着くと、またギフトショップエリアがあります。
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昂平(NGONG PING)ビレッジ
そしてビレッジへと続きます。時代村のような感じです。
ビレッジの営業時間
10:00−18:00 月曜 − 金曜
10:00−18:30 土曜 − 日曜
09:00−18:30 香港の公休日
・昂平ゴンピンティーハウス Ngong Ping Tea House
橋を渡ってすぐ右の建物がゴンピンティーハウス Ngong Ping Tea House です。
月餅やソーセージで有名なメーカー栄華によって経営されています。こちらはツバメの巣です。
ここでは、伝統的な中国の茶道で美味しいお茶とお茶菓子をいただくことができます。
またおみやげの買い物にも最適で、お茶、お菓子、ソーセージ、Tシャツなども購入できます。
・昂平(NGONG PING)ビレッジ内の2つアトラクション
1. ウォーキングウィズブッダ、Walking with Buddha, マルチメディアを駆使したアトラクションで、仏陀になったシッターダ ゴータマの生涯を追っていくものです。
2. モンキーズ テイルシアター Monkeys Tale Theatre
有名な仏教物語ジャタカJatakaの影響を受ける魅力的でユーモア溢れるショーで子供から大人まで楽しめます。
おみやげショップにはこのような豪華な金の額も売っています。
この日はまだ最終準備中でお店はまだオープンしていませんでしたが、ビレッジ内にはその他伝統的な中華レストランや、ファーストフード、デザートやグルメコーヒーのお店も近々オープンするようです。楽しみですね!
門を出てこの道をまっすぐ行くと大仏のある寶蓮寺まで行けるそうです。ナビたちは時間の都合で行けませんでしたがビレッジから大仏までは5分のところにあるそうです。
最後に!昂平(NGONG PING)ビレッジのヌシ
角度を変えて接近。なんかレースに出れそうな筋肉がしまったナイスボディのワンちゃんでした。のどかでいいですね。
いかがでしたか?
もうすぐオープンするケーブルカーとビレッジ、昂平(NGONG PING)って発音しにくいですが香港の新しい名所&アトラクションです。
ケーブルカーでランタオ島の大自然を満喫できる旅に出てみませんか?街中もいいけど緑の中もいいな、とつくづく思うナビがお届けしました。