香港歴史博物館

Hong Kong Museum of History

閉店・移転、情報の修正などの報告

香港の民族性や文化性の成り立ちを体感すれば、きっと香港の旅もさらに楽しくなるはず!

こんにちは!香港ナビです。突然ですが、香港の歴史ってご存じですか? 1997年のイギリス領から中国への返還は記憶に新しいところですが、あとは教科書に出てきたアヘン戦争と、ウォン・カーワイの映画に出てくる1960年代のレトロな香港…くらい? 断片的なイメージはあっても歴史の流れを知っている人は多くはないはず。大きな歴史のうねりを受けても失われなかったバイタリティあふれる香港の民族性や文化性の成り立ちを体感して、“香港好き”の質をワンランクアップさせてみませんか? 香港歴史博物館で4億年を飛び越える香港歴史探訪へレッツゴー!

香港歴史博物館とは

香港歴史博物館は、1962年に開館した「香港博物美術館」を前身とし、その後1975年に美術館と分割、移転などを経て、1998年に香港政府の出資で17,500平方メートルに規模を拡大、現在地に開館しました。「香港の文化の保存と、発揚」を主な目的とし、有史以前から1997年の中国返還までの民族文化や生活様式などの歴史をわかりやすく紹介しています。
展示は特別展示と常設展示の2種。特別展示は約2か月ごとにテーマを設け、その歴史を深く掘り下げた展示内容になっています。常設展示は整備などで手が入る他は、ほぼ変わることなく香港の歴史を語り続けています。

まずは歴史を楽しむための準備を

「香港故事(The Hong Kong Story)」と呼ばれる常設展示は、なんと入場料無料。無料にも関わらずかなりの広さを活用した素晴らしい展示を見ることができ、香港政府の太っ腹にきっと驚くはずです!
正面玄関の右には常設展示以外の特別な展示が行われる際のチケット売り場。 そして正面玄関の左にはにインフォメーションカウンターがあり、厚手のコートや大きな荷物などを預かってくれるクロークも併設されています。
さらにその横にあるカウンターで、日本語による館内の音声ガイドのレンタル(10香港ドル)ができるようになっています。
展示品に添えられている説明は、中国語と英語のみなので、より展示内容を理解し楽しむためには音声ガイドを利用するとよいでしょう。展示エリアの入り口に日本語の館内案内のリーフレットも置いてあるので、忘れずに入手してくださいね。

準備が整ったら、さあ香港故事の旅へ!

常設展示は年代別に1~8の展示区に別れており、それぞれ写真、人形、模型、当時の衣服、生活用具などと映像、音響効果を巧みに組み合わせ当時の様子を如実に再現しています。天井がとても高く、また照明のトーンが落とされているため、展示模型が空間にとけ込み、とてもリアルにその時代を感じることができるでしょう。
第4展示区では、伝統的な風習の一例として結婚式の様子が再現され、細かい細工の施された婚礼衣装や嫁入り道具などが展示されていてその華やかさに目を引かれます。今なお多くの観客を魅了し続ける長州島の饅頭祭りに登場する、饅頭を貼り付けた大きな塔や粤劇(広東オペラ)の舞台、ライオンダンスなど、その時期そのタイミングで香港を訪れなければ観られない行事の一端を見ることができるのも博物館ならではの魅力でしょう。
第6 展示区のお茶屋さんやテーラー、乾物屋などが並ぶ商店街の一角に、1870年に創業した当時人気のレストラン(茶楼)が再現されています。磨き込まれた店内の階段を上ってみると、古き良き茶楼のざわめきにタイムトリップ…そんな錯覚に陥りそうになりますが、実はそこはミドルフロア。そこから先にまだまだ展示は続きます。そんな凝った仕掛けと、映画や映像資料などのプログラムを見られる上映室も各区に設けられ、さまざまな趣向を凝らした展示に見飽きることはありません。
1階『(4)香港の民族』エリアの展示品。香港と華南に暮らす民族の多彩な生活や文化を紹介している、興味深いエリアです。 1階『(4)香港の民族』エリアの展示品。香港と華南に暮らす民族の多彩な生活や文化を紹介している、興味深いエリアです。 1階『(4)香港の民族』エリアの展示品。香港と華南に暮らす民族の多彩な生活や文化を紹介している、興味深いエリアです。
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1階『(4)香港の民族』エリアの展示品。香港と華南に暮らす民族の多彩な生活や文化を紹介している、興味深いエリアです。

『(5)アヘン戦争と香港の割譲、(6)香港の開港と初期の発展、(7)日本占領期、(8)現代都市と香港返還』の展示の様子。近代香港の発展の流れを順を追って見ることができます。最後にはイギリスから中国への返還された時の様子を見られるビデオ上映もありますよ。 『(5)アヘン戦争と香港の割譲、(6)香港の開港と初期の発展、(7)日本占領期、(8)現代都市と香港返還』の展示の様子。近代香港の発展の流れを順を追って見ることができます。最後にはイギリスから中国への返還された時の様子を見られるビデオ上映もありますよ。 『(5)アヘン戦争と香港の割譲、(6)香港の開港と初期の発展、(7)日本占領期、(8)現代都市と香港返還』の展示の様子。近代香港の発展の流れを順を追って見ることができます。最後にはイギリスから中国への返還された時の様子を見られるビデオ上映もありますよ。
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※広東語、普通話、英語による繰り返し上映

※広東語、普通話、英語による繰り返し上映


整った館内設備
とても広い館内ですが、展示区の数字が書かれた順路案内があり、迷うことはないでしょう。足を休めながら展示を見ることができるよう、展示品の間にベンチが設置されていたり、エスカレーター脇にもちょっした休憩所が設けられています。各階に車椅子用のトイレ、展示エリアにはスロープとバリアフリーも行き届いています。

リフレッシュメントコーナー・ 『香城茶室』
メインロビー奥には、レトロなカフェ『香城茶室』があります。営業時間は博物館と同じ。とにかく広い展示ですので、歩き疲れたらカフェで香港式ミルクティーなどを飲んで一休みしてはどうでしょうか。

ミュージアムショップ・『Passage』
博物館入り口左には、ミュージアムショップがあります。こちらはちょっとした香港土産を探すにはピッタリのお店。改装をして益々綺麗に、品揃えも増えました。歴史の説かれた書物、中国書道の掛け軸、アンティークの置物のほか、中国茶や香港デザインの文具・玩具・ミニチュア・アクセサリー・ポストカード類など、ちょっとしたお土産によろこばれそうなグッズが揃っています。

3,700点にものぼる展示品と展示品の中にも、今なお脈々と受け継がれている香港の歴史や人々の息づかいが感じられると思います。我々日本人にとっては「占領」の二文字に胸に痛みを感じる部分もありますが、日本の教科書ではさらりと流されてしまう事柄を、香港の視点から学んでみる良い機会になるのではないでしょうか。テレビや映画の中でしか感じたことのなかった香港の変遷を直に体と心で感じてみると、香港の雑踏も沸き立つ熱気も、今までとは違う色合いに見えてくるばず…。「学びに」ではなく「感じに」、ぜひ足を運んでみてください。以上、香港ナビがお伝えしました!

記事更新日:2018-03-16

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-12-29

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