MTRセントラル駅

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香港島の中心、セントラル（中環）で、交通の要として利用度ナンバーワンのMTR駅。広い駅をスムーズに使いこなすお役立ち情報を！

こんにちは、香港ナビです。オフィスビル、高級ブランドショップ、ホテルなど様々なビルが集まる香港島の中心『中環（セントラル）』。南に広がる高級住宅街や、カフェやバーが集まるスポットなどにも繋がっていて、昼夜を問わず人の出入りが激しいエリアです。そんなセントラルでも特にMTR駅は、MTR各線への乗り継ぎや、周りの観光地へのアクセス、バスやフェリーなど別の交通機関への乗り換え地点としても多く利用されています。今回は、そんなMTRセントラル駅を、入り組んだ構内やその特徴、そこから目的地へのアクセス法など、様々な角度からご紹介してみます！

香港の地下鉄・列車（香港鉄路有限公司港鉄（MTR））2007年12月KCRと合併、名前を新しく港鉄(MTR)に変えて、さらに便利になりました。新駅名、路線などをおさらいしましょう。

MTRセントラル駅構内

香港島の中心に位置するMTR『中環（Central)』駅は、九龍へ海底トンネルで繋がり、九龍の中心から新界（ニューテリトリー）へと広がっている荃灣線（Tsuen Wan Line）、香港島内を横切る港島線（Island Line）が交差しています。また、乗り換えに直結している香港駅からは、ランタオ島や香港ディズニーランドへ続く東涌線（Tung Chung Line）、エアポートエクスプレスにも改札を出ずにアクセスできます。ちなみに路線地図では、荃灣線は赤、港島線は青、東涌線は黄色、エアポートエクスプレスはエメラルドグリーンで色分けして表示されていますので、行きたい場所の線を探すのに覚えておくと便利ですよ。

意外に広々！？

地上は、狭い土地に雲を突くような高層ビル群がひしめき合って建っている、そんな表現がぴったりきてしまう香港ですが、セントラル駅の地下構内は意外に広い！？でも、通勤通学の時間帯には、この広さでも人が溢れてしまうのは、日本の東京や大阪などの主要エリアの地下鉄と変わりありません。

頭上の表示にしたがって移動してください		各ラインへは、プラットフォームからエスカレーターや階段で
車両のドア以外にも、乗車口にはドアが設置されています		広がって続いている各出口への通路もこの広さ！

何かと便利！？

構内や各出口までの通路には、銀行やコンビニを始め、化粧品や雑貨、お菓子、ベーカリー、ファーストフードなどいろいろなショップが入っています。また、MTRの14の主要駅に設置されている無料のコンピューター『iCentre』があり、15分の時間制限がありますが、簡単なメールのチェックや情報収集には便利です。日本語でもチェックできますが、入力は英語か中国語になります。

各MTR構内に必ずあるので、よく待ち合わせ場所にも利用される『恒生銀行』		機械もいたるところに。
コンビニなどショップがたくさん		日本でもよく駅で見かけるインスタント写真
設置のＰＣでネットのチェックなどフリーでできます		フリーの情報誌も曜日ごとに発行されます

テイクアウトはもちろん、スタンドで食事もできます

香港駅には、そのまま直結

お隣にある香港駅へは、改札を通過せずに直接プラットフォームから繋がっています。ランタオ島や香港ディズニーランドへ続く東涌線（Tung Chung Line）、エアポートエクスプレスが利用できます。所要時間は7,8分くらいですが、途中には動く歩道もあり、特に入り組んでいませんのでわかりやすいです。ただし、エアポートエクスプレスのご利用の場合は、乗り継ぎ前に一旦改札を出てから、もう一度エアポートエクスプレスの改札に入りなおすことになります。

改札を出ずに、そのまま

動く歩道もある道のりは、約7分ほど

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セントラル駅を出てみよう！

各出口には、該当する場所が記載されています

今度は、セントラル駅から、その周辺の目的地へ出かけてみましょう！駅の出口はアルファベッド順でA、Ｂ、Ｃで区別されています。セントラル駅は、目的地によって地上への出口がクモの巣のように広がっているので、AからKまで出口があります。旅行者の利用率の多い出口を確認していきましょう！！
まずは、A出口です。ここからは、歩道橋でセントラルの北に位置する様々な場所に行けます。香港駅に繋がるショッピングモール『ifcモール』や『フォーシーズン・ホテル』、ランタオ島などの離島や尖沙咀へのフェリーが集まる『スターフェリーターミナル』、スタンレーマーケットなどへのバスターミナルなど。

地上に出たら、すぐ横にエスカレーターが		各所に繋がった歩道橋

十字路のように東西南北に向かって繋がっています

IFCショッピングモールやその隣の日本領事館の入っているエクスチェンジ・スクエア

スタンレー・マーケットなどへ行くバスターミナル

セントラル・フェリーターミナル香港ならでは！中環フェリーターミナルから始まる小旅行。香港の喧騒を背に、ゆったりした時間が流れ出す船の旅へ出てみませんか？ Googleマップで見る

IFCモール香港駅の真上にできた超高級な最新ショッピング・モール。ウオーターフロントに建つ香港一のノッポビル、Two IFCが目印。 Googleマップで見る

Ｄ出口は、セントラルの観光に欠かせないエリアに向かう出口として利用度はナンバーワン？まずは、D1出口すぐには、『上海灘』や『絹工房』が入っているぺダービルが、そのまま皇后大道中まで進めば斜め前には『マークス＆スペンサー』があります。Ｄ2出口からは、同じく皇后大道中を渡って徳己立街を登って行けば、欧米の雰囲気漂うバーやカフェの集まるナイトライフをエンジョイするのにぴったりな『蘭桂坊（ランカイフォン）』へ。皇后大道中に沿って西に進み、露店が続く『石板街』や、ヒルサイドエスカレーターを使って、おしゃれなショップやレストランが集まる『ソーホー』や『歌賦街』へ。そしてさらに荷李活道へと進めば『文武廟』やアンティークショップの連なる『キャット・ストリート』などなど・・・

ソーホー（SOHO）インターナショナルな香港を象徴する、欧米色豊かなエリア。グルメ・アート・ファッションを発信する香港のSOHOです。 Googleマップで見る

蘭桂坊（ランカイフォン）香港の欧米式ナイトライフを開拓した草分け的存在！今も尚香港で一押しのカフェ＆バーが集まる観光メッカでもあります。 Googleマップで見る

ぺダー・ビルディング1924年に建てられた歴史的価値の高いレトロなビルが素敵。ロンドン、NYからの世界級アートギャラリーが軒を連ねています。 Googleマップで見る

伊利近街香港のソーホーの中心として、すっかり定着したストリート。香港のアートデザイナーのショップや、インターナショナルなレストランが集まっています。 Googleマップで見る

砵典乍街（石板街）香港島の中心、都会的なビル群の中環（セントラル）で、露店の連なる石畳のストリートと言えば、ここ！ Googleマップで見る

文武廟文神と武神が祀られた香港最古の道教のお寺、文武廟。長い間親しまれているお寺をご紹介します。 Googleマップで見る

歌賦街ランカイフォン、ソーホーに続く、セントラルの注目ストリート。週末や休みの日には、おしゃれに敏感な若者でにぎわいます。 Googleマップで見る

摩羅上街（キャット・ストリート）ショッピングモールや免税店には絶対売ってない！安くてキッチュな掘り出し物のお宝＆おみやげを散歩気分で探しに出かけてみましょう。 Googleマップで見る

駅から外へ出ずにそのまま直結しているところもあります。高級ブランドショップが多く、香港スターのお買いものエリアでもある『ザ・ランドマーク』へは、Ｇ出口を目指しましょう。雨の日でも傘は必要ありません！また、Ｈ出口からは『歴山大廈（アレキサンダー・ハウス）』に直結しています。お隣の『太子大廈（プリンス・ビル）』や斜め向かいにある『マンダリンオリエンタルホテル』などへはここからが便利。

アレキサンダー・ハウス

ザ・ランドマーク

ザ・ランドマーク世界中の有名ブランドが揃っているランドマーク。センスの良いビル内でおしゃれな雰囲気を楽しめます。 Googleマップで見る

その他に、J出口からは、日本でいえば国会議事堂にあたる『立法會大樓』へ続きます。夜になると、ライトアップがきれいなので行ってみるのもいいです。Ｋ出口は、旧セントラルフェリーターミナル付近へ向かう地下道に近く、コンサートやパフォーマンスの行われる『香港大會堂（シティーホール）』などへ行く時に便利です。またすぐ前にある『皇后像広場』も憩いの場所となっており、クリスマスや旧正月など季節のイベントが行われることも多いです。

いかがでしたか？香港島の観光ではよく利用する駅ですので、参考にして快適でスムーズな移動に活用していただければと思います。以上香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日：2011-01-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日：2010-12-28

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