『アジアのハリウッド』らしい、香港映画スターの100の手形が敷き詰められたストリート。美しい夜景のように輝く、お気に入りは誰?
こんにちは、香港ナビです。香港と言えば、『アジアのハリウッド』と呼ばれ、ブルース・リー、ジャッキー・チェンと言った本物のハリウッドでも有名な香港スターのアクション映画のみならず、男同士の友情や裏切りを表現したハードボイルドや黒社会(ヤクザ)もの、突出したキャラクターの人気俳優によるコメディー、個性あふれる監督によるスタイリッシュな作品と、香港映画の代表作品も枚挙にいとまがないくらい。世界中に熱狂的な香港映画ファンがたくさんいることでしょう。そんなファンのために、2004年4月尖沙咀の先端にある『尖沙咀海濱長廊(プロムナード)』の一部に、オープンしたのが『アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)』です。
入口は、2か所。どちらから攻める!?
MTR尖沙咀駅
MTR尖沙咀駅から地下道でつながっているJ1の出口から、『インターコンチネンタルホテル』や『そごう』の近くにある入口です。『スターフェリーターミナル(天星碼頭)』や『香港文化中心』のある西側から『尖沙咀海濱長廊(プロムナード)』を歩いてくると、この入口に続きます。ビッグスクリーンと常設ステージがあり、イベントも行われる広場です。ここには香港のアカデミーにあたる金像賞の受賞者に贈られるブロンズ像をかたどった大きな像が飾られています。このアベニューのシンボルですね。ここからスタートするなら、西から東へとアベニューを歩いていくことにあります。
そごうが目印
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ビッグスクリーンの横に出ます
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イベントが行われる常設ステージ
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記念撮影スポット
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MTR尖沙咀東駅
MTR尖沙咀東駅から、P1出口を出て、すぐのエスカレーターで『尖沙咀東海濱平台花園』へ上がって、そのまま続く歩道橋で入口まで向かいます。尖沙咀東周辺のホテルに宿泊する時や、MTR紅磡駅から向かう場合はここからが便利ですね。また歩道橋からの眺めも素敵です。入口周辺には、オープンテラスのカフェなどがあり、賑やかな雰囲気です。ここからスタートするなら、東から西へとアベニューを歩いていくことになります。
記念撮影スポット
いつも黒山の人だかりなブルースリー像
数ある見どころの中でも、美しい景色とともにカメラに収めたいのが、記念の像やオブジェたち。アベニューのいたるところにあり、恰好の撮影ポイントとなっています。どれも、精巧に作られており、近寄ってみるだけではなく、同じく自分もオブジェになって、一緒に記念撮影する人がほとんど。特に、まるで映画から飛び出してきたようなブルース・りーの雄姿の周りには、いつも人だかりが堪えません。
本番よーい、アクション!
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カチンコ&フィルムは映画の代名詞!?
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無声映画時代から現代まで、香港映画の発展の歴史を説明した記念碑が9つ飾られています。星のマークと赤いボードが印象的で、アベニューに沿って建っている姿が遠くから見てもとても目立ちます。それぞれに中国語、英語、そして日本語で、9つに分けて年代別の解説文がついており、これを読めば、香港映画通になれること間違いなしです!
アベニューを闊歩してみましょう!
お隣に『インターコンチネンタル香港』を眺めながら、アベニューは海岸沿いに続いています。ビクトリアハーバーを挟んで、香港島のセントラルからアドミラりティ、ワンチャイを眺める景色もまるで絵に書いたように美しいです。途中には、休憩できるパラソルや椅子も用意されていますから、ゆっくり時間をかけて過ごしてみてください。普通に歩けば、20分ほどで終わってしまう距離の道のりですが、写真を撮りながら、おしゃべりしながら、ショップをのぞきながらと、思い思いのペースで歩く価値は、十分ありますよ!残念ながら、全面的に禁煙なので、喫煙は厳禁です。
ビクトリアハーバーも身近に感じられます
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ジャンク船発見!
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専門ショップも!
映画ファンならずとも、のぞいてみたいショップ。まずは、ブルース・リーやジャッキー・チェンのブロマイドやフィギアを始めとするファン必見のスターグッズや、香港ディズニーランドのチケットやグッズも販売しているキオスクは3軒あります。ここでしか購入できないアベニュー・オブ・スターズのキーホルダーや携帯ストラップなど、お土産品も揃っていますよ。その他に、クローズしている時はかわいいオブジェのようで、営業中は小さいショップに早変わり!景色をバックの記念撮影写真や、ちょっとしたおやつを販売しています。また、スターバックスやカフェもあります。
キオスクは3店舗あります
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キオスク内にも飲み物は売っています
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営業時間外は、かわいいオブじゃみたいですが・・・
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オープンは、大体15:00くらいからです
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スターの手形、要チェック!
ハリウッドのチャイニーズ・シアター前みたいに、このアベニュー沿いにも101枚のスターの手形がはめ込まれています。ここでは、下を向いて歩こう!?といった感じですね。お目当てのスターの手形に、自分の手を重ねてみてください。意外に小さな手だったり、人柄が出ていることも!?
香港が誇るハリウッドスター
ブルース・リー(残念ながら、手形はありません)ジャッキー・チェン、サモ・ハンキンポーなど早期にアクションからハリウッドに進出したスターはもちろん、チョウ・ユン・ファ、ジェット・リー、ミッシェル・ヨンなど続々と香港の大物スターのハリウッド進出が続きましたね。今後の目覚ましい活躍を期待しちゃいますね。
香港が誇る映画監督
ジョン・ウー監督は、『男たちの挽歌』など男の生きざまを描いた作品が注目を集め、ハリウッドに進出してからもあのスローモーションでの2丁拳銃を使うシーンは、何度も違う作品でリメイクされました。また、大がかりなワイヤーワークを使ったファンタジーやアクション作品が有名なツイ・ハーク監督。どちらも、香港映画になくてはならない存在。
日本で有名な香港スター
アクション以外の香港コメディ映画として、その昔人気があった『ミスター・ブー』シリーズの、サミュエル・ホイ。スタイリッシュな映像と独特の撮影法で一世を風靡した王家衛監督作品。その作品に欠かせない俳優として、日本でもファンが多い、トニー・レオン。同じく香港でも女性が憧れる女優として不動の人気を誇るマギー・チョン。そして、『ラマン』で日本人女性のハートをくぎ付けにした、レオン・カーフェイ。
サミュエル・ホイ
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トニー・レオン
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マギー・チョン
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レオン・カーフェイ
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香港が誇る大物スター歌手
今は亡き二大スター歌手、レスリー・チョン&アニタ・ムイ(残念ながら、手形はありません)。彼らの香港の芸能界における影響力はとてつもなく大きかったものです。そしてその後に登場した四大天王、アンディ・ラウ、アーロン・クウォック、ジャッキー・チョン、レオン・ライのアイドルも、今やすっかり大御所になってしましました。
夜はシンフォニー・オブ・ライツで!
特別なイベントなどで中止されることもありますが、ほとんど毎日20:00から13分間行われる光と音楽の大規模なショー『シンフォニー・オブ・ライツ』。ビクトリア・ハーバーを挟んで繰り広げられる美しい光景は、このアベニューに立って鑑賞することをお勧めします。
いかがでしたか?素晴らしい景色を眺めながら、映画の都香港をここを歩きながら満喫してみてください。以上香港ナビがお伝えいたしました。