香港で翡翠のお土産を買うならここ。リーズナブルなアクセサリーから本物志向まで、どれを選ぶかはあなた次第。
こんにちは、香港ナビです。中国では金よりも価値が高いとされている翡翠。それほど価値のあるものならば値段も相当高価なものだろうと、今までは「見るだけ」に留まっていました。でもその翡翠の価値というのも、実はピンからキリだそうで、種類によってはとてもリーズナブルに手に入るものもあるようです。今回紹介するジェード・マーケット(玉器市場)では、お手頃なお値段のものから高額なものまで、観光客のみなさん、それぞれのお好みに合った翡翠を見つけることができるはずです。
ジェード・マーケットへの行き方
ジェード・マーケットへの行き方は二通りあります。いずれの場合もMTR佐敦駅(Jordan)で下車し、A出口に出ます。住所は油麻地ですが、地下鉄の油麻地(ヤウ・マ・テイ)駅からとジョーダン(佐敦)駅からはほぼ同じくらい。むしろ、ジョーダン駅からの方がストレートでわかりやすく、治安的にも安心なので、敢えてジョーダン駅からの行き方をご案内します。
行き方その1
一つ目の行き方はとても簡単。途中寄り道をせずジェード・マーケットへ直行したい方におすすめです。A出口を出て左へ進み、彌敦道(Nathan Road)に出たら、その角(裕華國貨があります)を左に曲がり、そのまままっすぐ進みます。途中左手側に中国系デパート永安デパートがあります。さらに進み、甘粛街(Kansu Street)に出ます。この甘粛街(Kansu Street)を左へ曲がり、進むと右手側に占い通りで有名な廟街(Temple street)が見えます。さらに進み、上海街(Shanghai street)、を超え、炮台街(Battery street)に出ると右側にジェード・マーケットが見えてきます。
行き方その2
もう一つの行き方はジェード・マーケットに到着するまでにお買い物などを楽しみながら行く方法です。MTR佐敦駅(Jordan)A出口から右へ進み、激安コスメショップで有名な卓悦(Bonjour)を超え、上海街(Shanghai street)まで進みます。上海街の角にはドラッグストアの萬寧(MANNINGS)があります。上海街(Shanghai street)には乾物屋など香港らしい店が並んでいます。途中、知る人ぞ知る老舗の安宿、ラッキーゲストハウスの看板も見えます。そこをさらに超え、南京街(Nankin street)を左に入り、新填地街(Reclamation street)を右に曲がります。新填地街(Reclamation street)には、地元の人たちに親しまれている市場があります。果物屋、八百屋、洋服なども売っています。市場を抜け、さらに進み、甘粛街(Kansu Street)まで出ると、左斜め前にジェード・マーケットがあります。
ジェード・マーケットに入ってみましょう
小さなお店がずらりと並んでいます
ジェード・マーケットは2つの棟に分かれていますが、大きな違いはありません。小さなテーブルにごちゃごちゃとたくさんの数のアクセサリーが並べられているので、その中から掘り出し物を見つけましょう。
香港の人たちがよく身につけている翡翠のブレスレット、ペンダントや指輪などから、翡翠でできた置物や、アンティーク風の置物、またマージャン牌なども売られています。商品を見ていると必ずお店の人が声をかけてきますので相性のよさそうなお店を選びましょう。
値段交渉のコツ
商品を手に取るとすぐに電卓を持った販売人が近づいてきます。最初に提示してくる値段でも驚くほど高い金額ではありませんが、そのまま購入してはおもしろくありませんので、値切りましょう。コツとしては、希望価格よりも少し低めの金額を伝えます。それがあまりにお店の希望販売価格よりも安い場合には、逆にお店側から「これでどうだ?」という金額を提示してきます。それでよければ購入します。まださらにがんばりたいと思う場合は、そこから少しだけ値段を下げてみます。友人や家族へのお土産に複数同じ商品を買う場合は、「2つ買うからもう少し安くして」といった方法で希望の値段を提示してみるのもよいでしょう。日本語を話せる販売人はいませんが、片言の日本語と英語と電卓を使って交渉は可能です。ぜひ試してみてください。
毛沢東グッズもあります
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こんなレトロな商品もあります
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お気に入りを見つけてください
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マニアの方も楽しめるはず
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本物の翡翠だけが販売されているわけではないようですが、値段やデザインによっては、満足できる商品もあるはずです。安いものでは、HK$10やHK$20ドルくらいで売られているブレスレットや指輪もあります。お土産として購入するのもよいでしょうし、大切な人へのプレゼントとして購入できそうなデザインもたくさんあります。また、中国風の置物などもありますので見るだけでも楽しめます。
観光への組み込み方
尖沙咀からも近く、周辺には数多くのレストランやお店も揃っているので九龍でのショッピングや観光の一部にジェード・マーケットへのお買い物も含めるとよいでしょう。営業時間は午前9時から午後6時までとなっています。営業開始直後は準備が整っていない可能性もありますので午前10時以降に訪れるのがお薦めです。また、中には午後5時くらいには閉店してしまう店もあるので午後5時までを目安に訪れてみてください。午前中からお昼にかけて訪れる場合は近くのローカルレストランでのランチや、市場を散策することもできます。また、夜の時間であれば、ジェード・マーケットを訪れた後、近くの占い通りで有名な廟街(テンプル・ストリート)や、女人街や男人街などを訪れるのもよいでしょう。
いかがでしたか?本物にこだわる人もそうでない人も、様々な種類の商品が売られているジェード・マーケットにぜひお出かけください。きっと楽しんで頂けることでしょう。以上、香港ナビがお伝えしました。