2012年10月正式オープン。工業エリアのMTR観塘駅から徒歩7,8分で行ける4つ星ホテル。ビジネスにも観光にもお勧め。
こんにちは、香港ナビです。九龍サイドには、ネイザンロードを中心にした観光エリアに大小様々なたくさんのホテルやゲストハウス等が集まっています。便利なエリアがすでに飽和状態にある中、ここ数年は、少し東西に外れた住宅地や工業エリアに新しいホテルの建設が広がってきています。MTRのラインの拡張で広い地域に新しくアクセスができるようになり、いままでは不便だったエリアへもどんどん人の出入りが多くなってきました。それに合わせて、古くなったり、借り手の少なくなった工業ビルを、ホテルやショッピングビル等に改築する傾向も増えてきました。今回ご紹介する四つ星ホテル『ドルセット・レジェンシー・クントン・ホンコン(Dorsett Regency Kwun Tong,HongKong/香港観塘帝盛酒店)』もそんなホテルのひとつ。工業エリアの観塘で、2012年10月にオープンいたしました。香港には同系列で、『ドルセット・モンコクホテル』がありますね。
工業エリアにあり!
MTR観塘駅は、九龍の中心から少し東に外れた工業ビルが密集したエリアで、朝夕の時間帯や、ランチタイム等周辺で働く人たちでにぎわいますが、夜になるととてもし静かなところです。観光客を多く見掛けるエリアではありませんが、駅には大きなショッピングモールが直結しており、駅周辺もリーズナブルな飲食店が並んで活気に溢れています。ホテルまでは、駅から7,8分歩きますが道は複雑ではありませんので、わかりやすいと思います。また、シャトルバスもありますので、重い荷物が有る場合は、利用することが便利です。
きらびやかな!?ロビー
大きな駐車場がある入り口や派手なエントランスのない簡単な作りの工業ビルが並ぶ中、ガラス張りのスマートな外装が目にとまります。ホテルというより、ファッションビルといった感じですね。中に入ると、これがまた、ちょっとカラオケボックスのロビー風!?なんです。カラフルな電飾が壁を彩り、大きなスクリーンに囲まれたチェックインカウンターもホテルじゃないみたい。ホテルの周りの雰囲気がちょっと殺伐としているので、このくらい明るくてもいいかもしれませんが・・・
客室情報
5階から29階までが客室で、客室は全部で361室あります。34室あるスウィートルーム以外の客室は、スタンダード、スーペリア。デラックスとも部屋の広さやインテリア等に大きな違いは有りませんが、フロア階数によってランクが異なります。10階以下はスタンダード、17階以下はスーペリア、それより上階はデラックスになります。また、バリアフリーの客室も8室あります。禁煙、喫煙ルームともありますので、ニーズに合わせて予約時にリクエストしてください。
スーペリアルーム・ダブル 約21㎡
スウィート以外の客室は、部屋のサイズ、インテリアデザイン等ほぼこのタイプと同じです。ガラスや鏡を取り入れた光のコントラストを意識したインテリアと、シックな木目の色調の壁や家具のミックス&マッチ感覚がイマ風の客室です。
浴室には、残念ながらバスタブはありません。シャワーブースのみとなります。少し狭い感じがしますが、トイレ部分と、シャワーブースがきちんと仕切られているのであまり気になりません。
スーペリアルーム・ツイン 約21㎡
客室サイズ等、ダブルルームと同じですが、客室の位置によって設備の配置が違っているので、多少広さやデザインもことなるかも。浴室がガラス張りになっていて、壁の圧迫感が緩和され、視覚的に広く感じます。このようなデザインは、最近の新しいホテルにはよく見られますね。
窓からの眺めは、周りの高層ビルを見下ろすシティビューか、香港島の東を望むシービューも。部屋の位置によって違います。
スーペリア・スウィートルーム拝見!
スーペリア・スウィートを拝見いたしました。38㎡あり、シャンデリア等を使ったインテリアも豪華です。鏡やガラスをインテリアや家具に取り入れたデザインは、他の客室と同じコンセプトです。
その他の設備
屋外プール(2013年12月16日-2014年3月15日まで、工事のため利用できません)
中華料理『大宅門』
場所:1階
オープン:6:30-23:00
(朝食6:30-10:30、昼食11:30-14:30、夕食18:00-22:30)
駅に直結した『APM』は、若い年齢層をターゲットにした大型のショッピングモールで、いつも楽しいイベントを行っています。日本の無印良品やログオンも入っています。
いかがでしたか?周りの環境が観光エリアではありませんが、MTRの駅も近く、ビジネスでのご利用にもお勧めです。以上香港ナビがお伝えいたしました。