便利さも静かさも抜群の環境のロケーション。小規模ながらブティックホテル並みにスタイリッシュ&クリーンな3つ星ホテルです。
こんにちは、香港ナビです。新しいホテルが相次いでオープンしている香港ですが、その中でも最近はどちらかというと、部屋数50室以下の比較的規模が小さく、こじんまりとした3つ星ホテルが増えてきています。しかも、ホテル然とした構えの建物ではなく、商業ビルやオフィスビルの中に有るのも特色です。今回ご紹介する2010年10月にオープンしたばかりのホテル『ザ・バウヒニア・ホテル(The Bauhinia Hotel=寶軒)』も、そんなホテルの一つ。香港を象徴する花の名前を持つこのホテルは、便利なロケーションながら、奥まったエリアなので静かな環境が魅力の3つ星ホテルです。ブティックホテルといってもよい、新しくてモダンな内装も注目度大ですよ。早速、ご紹介しましょう。
ホテルは九龍の尖沙咀中心から東に少し入ったロケーションです。MTR駅から徒歩7,8分といったところ。少し急な坂を上った先にあり、大きな道路から離れているので繁華街に面しているとはいえ、比較的静かです。『ナッツフォード・プレイス』というビルの中にあり、ホテルはビルの15階から23階まです。ロビーは19階にあたりますので、エレベーターで19階まで行ってチェックインを行います。
フロントデスクの奥にドアを隔てて、ロビーにあたる部屋があります。そこからの眺めは、ビクトリアハーバーを遠くに望むシービュー&シティービューです。また、ソファのほかに自販機や、自由に使用できるパソコンが3台置いてあります。ロビーというより、ちょっとしたくつろぎの空間と言ったところでしょうか?チェックイン、アウトの際や、お友達との待ち合わせにも混雑せずに、快く利用できそうです。また、その奥にはミーティングルームがありますので、利用したい場合はフロントデスクにお問い合わせください。
客室情報
全室44室で、15-17階、18-23階が客室フロアです。1フロアには5-6室あります。全室禁煙です。部屋タイプは、スーペリア・ツイン&ダブルベッドルーム、ハーバービュールーム、デラックス・ルーム、ハーバービュー・エグゼクティブ・ルーム、デラックス・ハーバービュー・ルームに分かれています。
ツインベッド
スーペリア・ツイン&ダブル・ルーム 約15㎡
この部屋タイプは、26室と一番多くなっています。細長いクローゼット、作り付けのテーブルなど室内にコンパクトにおさまった家具から、少しでも広い空間が保てるようなインテリアデザインへの気配りが感じられます。現代的な絵画を飾ったり、シンプル&クリーンな印象を与える客室は、カジュアルな中にもスタイルを残したブティックホテルのようです。また、ツイン&ダブルは、ツインベッドとダブルベッドの違いだけで、部屋の広さやアメニティ、設備などに変わりはありません。
部屋からの眺めは、フロアの階数にもよりますが、目の前の尖沙咀のビル群を見下ろすシティービューの奥に、ビクトリアハーバーも垣間見られます。日当たりも良く、とても気分がいい眺めです。
インターネット情報
19階のロビーは、WIFI接続可能で、PCも設置されています。また客室はケーブル接続のみ可能で、無料です。ちなみに、ケーブルも設置されています。
デラックスルームを拝見!
このタイプのお部屋は、18-20㎡の広さで14室あります。インテリアは、スーペリアルームと同じでシンプルですが、その分余計に広々としていて気分がいいですね。さすが、デラックスと言うだけのことはあります。また、バスルームは、透明なガラス張りに丸いシェイプのシャワーブースがとても印象的です。バスタブは有りませんが、トイレの部分とシャワーブースの間隔に十分な余裕があり、トイレとバスルームがきちんと分かれている生活に慣れている日本人にも、違和感なく利用できそうです。
周辺情報
周辺には、『ナッツフォードホテル』『スタンフォード・ヒルビューホテル』があります。また、九龍の蘭桂坊(ラン・カイ・フォン)と呼ばれるナッツフォードテラスともすぐ目と鼻の先!また、アウトレッド製品やリーズナブルな洋服を扱うブティックや激安コスメショップが連なる加連威老道(グランビルロード)も、ちょっと足を延ばせばすぐです。
いかがでしたか?一人旅や女性同士のグループなど少人数でのご利用に、とてもぴったりでお勧めです。ぜひ次回の香港旅行やビジネスでの滞在に利用してみてください。以上香港ナビがお伝えいたしました。