ザ・ミラ・ホンコン

The Mira Hong Kong

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尖沙咀のど真ん中、抜群の立地が自慢のミラマーホテルが大規模改装を行い名前も新たにスタイリッシュなホテルに生まれ変わりました!

こんにちは、香港ナビです。香港やアジアを代表するブランドショップが集まるミラマーショッピングセンターの目の前、ネイザンロードに面し交通、観光すべてにおいて便利なホテル、「ザ・ミラ(旧ミラマーホテル)」。半世紀以上の歴史を持つ老舗ホテルは多くの観光客に利用されています。ここ数年は建物の老朽化が目立ってきていたのですが、2008年に外装から客室内まで大規模な改装工事を行い、スタイリッシュでモダンなホテルへと生まれ変わりました。ミラマーグループのCEO(最高経営責任者)李嘉誠(リチャード・リー)は、今後ザ・ミラを高級エグゼクティブホテルとして尖沙咀を代表するホテルに成長させたい、と語っています。いったい、どんなホテルに大変身したんでしょう?それでは、早速ホテルの中をご案内しましょう。

「ザ・ミラ」という名前はくじら座の中で最も有名な星、「Mira ミラ」から名付けられました。スペイン語では「遠く眺める」、ラテン語では「優秀、平和、繁栄」という意味があるそうです。「ザ・ミラ」は夜空に光る星としてだけではなく、卓越したサービスを提供し、ホテルとしてさらなる繁栄を願ってつけられたんだそうですよ。

黒いガラスで覆われたホテルのエントランス。一瞬、「あれ?どこから入るの?」と戸惑ってしまいます。改装前にミラマーホテルに泊まったことがある人は、まさかこれが同じホテルだとは信じられないほどの変身ぶりに驚くはず。ホテルの中に入ると大きく波打った壁に続く、開放感たっぷりの高い天井がゲストを迎え入れます。まるで近代美術館のようなモダンなインテリア。

ロビーエリア

こちらがレセプションやコンシェルジュデスクが並んだロビーエリア。ガラスとグレーの大理石で全体的にダークな雰囲気の中、いたるところで灯る間接照明が無機質な空間に温かさを加えています。スタッフの制服はフォーマルなスーツではなく、カジュアルスマート。昔ながらの慇懃なサービスではなくフレンドリーな親しみやすいカスタマーサービスを目指しているそうです。

-客室情報-

全客室数500室の客室は基本的な内装はすべて同じですが、客室からの景色によりシティ、コートヤード、パークビューの3タイプに分けられています。それぞれの客室はレッド、グリーン、シルバーの3つのテーマカラーを用いて、ゲストの気分に合わせてチョイスできるようになっています。シティビューは尖沙咀の喧噪に面した客室、コートヤードは中庭(2008年11月現在工事中)、パークビューは正面にある九龍公園(カオルーンパーク)に面しています。

スタンダード  (グリーンルーム) ダブルベッドルーム 30㎡
こちらの客室はグリーンがテーマカラー。家具、カーペット、アメニティのトーンがすべてグリーンで統一されています。緑といえば、新緑の色。なんだか活力が湧いてきそうなお部屋です。またダブルルームは全てキングサイズベッドになっています。
ターゲット層はヤングエグゼクティブということで、インテリアもすべてとてもスタイリッシュ。40インチの大型液晶テレビは、客室に備え付けられているワイアレスキーボードを使用するとパソコンの画面として使えます。キーボードの隣にはソニーのDVDプレーヤー、右側にあるスピーカーはipodプレーヤーがあります。まるで自分の部屋にいるかのようにリラックスできる空間づくりがなされています。
ツインベッドルームはセミダブルサイズ。大柄の男性でもゆったりと横になることができる余裕の広さ。

ツインベッドルームはセミダブルサイズ。大柄の男性でもゆったりと横になることができる余裕の広さ。

客室内にあるアメニティの最大のセリングポイントは、一部屋に一台ずつホテルの外でも使用できる3G携帯電話があるということ。国際電話は有料になりますが、香港内の市内通話は無料です。外出中でもホテルオペレーターから外線電話がこの携帯電話に転送されてきます。これなら海外で使用できる携帯電話を持っていない人でも安心ですね。
座り心地がよいArne Jacobsenのデザインによる“Classic Egg Chair”もこの部屋の最大の魅力です。
バスルームは客室の入り口横にあります。ベッドルームに面した壁はガラス張りになっているため、テレビを見ながらお風呂に入ることもできちゃいます。すべての客室にはバスタブとシャワーブースがついています。レインシャワーがついているのもポイント高いですね。

スタンダード  (レッドルーム)ダブルベッドルーム 30㎡
こちらは赤色がテーマカラーの客室。モダンなインテリアに赤の情熱的な差し色が客室全体を引き締めています。少し落ち込んで元気がない、そんな時にはこの部屋を選んでみては?

スタンダード  (シルバールーム)ダブルベッドルーム 30㎡
こちらはシルバーのお部屋です。フロアがライトカラーなので客室全体が明るく見えます。落ち着いた大人のインテリアでまとめられていて、ゆっくりと休めそうです。

ザ・ミラクラブフロア(パープルルーム)  30㎡
15階はエグゼクティブフロア「ザ・ミラ・クラブ The Mira Club」で、このフロアの客室はすべて気高さの象徴のようなパープルカラーで統一されています。スタンダードフロアの客室の床がすべてフローリングだったのに対し、エグゼクティブフロアは大理石を使用しています。特別にデザインした椅子は、長時間座っていても疲れにくいというすぐれもの。現在まだ工事中ですが将来的にはクラブフロアのゲスト専用の施設を自由に使用できるようになるということです。

■共通の備品
全ての部屋にはバスローブが用意されています。セーフティーボックスはパソコンが入る大きなサイズで、充電できるよう中にはコンセントが設置されています。

■バスルーム共通の備品

■インターネット情報
ワイアレス/ケーブルインターネット接続は無料。ロビーエリアでワイアレス接続も利用できます。ケーブルはワーキングデスクの引き出しに入っています。ケーブルのジャックはデスクの後ろにあります。
(2008年11月現在)

~付帯施設~

room one
営業時間:10:00 ~深夜2:30
場所:ロビー
電話: 2315-5888
世界各国の銘酒やスペシャルカクテルを楽しめるラウンジ。日本酒カクテルシリーズが特に人気があるそう。毎週木~土曜の夜はDJによるパフォーマンスが披露されます。

Yamm
営業時間:6:00~深夜1:00
場所:ロビー
電話: 2315-5111
日本料理のビュッフェをメインに、ヨーロッパ、アジアのグルメやお酒が楽しめるレストラン。新鮮さを保つため注文が入ってから調理をします。日本の築地から空輸で届けられた食材を利用。
朝食ビュッフェ06:00~10:00(月~金)、06:00~10:30(土日祝)HK$130
ブランチ 11:30~15:00(日曜のみ)HK$650
ランチビュッフェ 11:30~14:30 HK$238(月~金)、HK$288(土日祝)
ディナービュッフェ 18:00~22:00 HK$498(月~木)、HK$550(金土日祝)

COCO
営業時間:7:30~20:30
場所:ロビー
電話: 2315-5566
ホテル特製のギフト用チョコレートやケーキを販売。ネット接続も可能です。

周辺情報

尖沙咀のネイザンロードに位置し、ショッピング、飲食、エンターテイメントの中心地にあり、観光でもビジネスでもどちらでもとても便利な立地です。地下鉄、電車、スターフェリー、バスなどの交通の便もよく、近くには一流ブランドショップが集まる大型ショッピングセンターのハーバーシティや、バーやレストランが並び夜遅くまで遊べるナッツフォードテラスまでもすぐ。

いかがでしたか?改装工事はまだ終わっておらず、2008年の下旬に完了予定です。昔のミラマーの面影をまったく残さない、スタイリッシュなホテル。尖沙咀の人気のホテルになる日も近いはずです。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-11-11

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-11-11

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