赤い牛のマークでお馴染みの義順。牛乳プリンを食べるならここ!
こんにちは、香港ナビです。今回は牛乳プリンで有名な義順をご紹介します。現在(2006年3月)、香港島と九龍サイド合わせて5店舗ありますが、その中でも最近改装して新しくなった西洋菜街店をご案内します。
では、さっそく行ってみましょう。
住所は旺角(モンコック)となっていますが、MTR荃灣線・観塘線太子(プリンス・エドワード)駅のB2出口から出て歩き始めたとたん、見上げると緑の看板が目に入ります。
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はやる気持ちを抑えつつ交差点までくると、あっプリンが冷蔵庫に並んでいる姿が!早く食べた~い!
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はっきり言って、義順は今まで、超ローカルぶっきらぼう系のイメージが強かったので、お洒落になっていてちょっとビックリ。
∽∽∽∽∽ まずは、一押しメニューご紹介 ∽∽∽∽∽
馳名雙皮燉奶 $18.50
看板メニューの牛乳プリン。雙皮(ション・ペイ)は皮が2枚という意味ですが、このようにプリンの表面には皮が張っています。
巧手薑汁燉鮮奶 $20.00
こちらは生姜風味の牛乳プリン。類似品はたくさんありますが、薑汁燉鮮奶を本当に牛乳と生姜汁だけで作っているのは義順だけ。で、その調合は企業秘密。他店では固めるのに卵白を使っている場合が多いのだそうです。
香滑加啡燉奶 $20.00
コーヒー風味の牛乳プリンは苦みばしった大人の味。牛乳プリン・リピーターには新境地開拓という意味で是非トライしていただきたい一品です。
香濃朱古力燉奶 $20.00
こちらは、チョコレート風味の牛乳プリン。甘ったるさはなく、チョコレートというよりも、ココア風味といったほうがピッタリ。
氷凍木瓜鮮奶 $20.00(アイス・パパイヤ・ミルク)と
氷凍芒果鮮奶 $22.00(アイス・マンゴー・ミルク)
ミキサーでブーンと手作りのミックス・ジュース。天然のパパイヤのオレンジ色とマンゴーの黄色が綺麗でしょ?新鮮な果物と牛乳で栄養満点。
ヘタウマな牛のロゴ・マークが何故か人気。
「どうしてだかわからないけど、結構みんな買って行ってくれるんです」と、オーナーの羅(ロー)さん。義順は、もともと中国の順徳が発祥の地。マカオを経て1987年に香港上陸し、すでに香港だけでも19年の歴史があります。したがって、このロゴにもその年季と重みがこもっているのです。実は、ナビも個人的にこのレトロ・キッチュなロゴが大好きです。
お砂糖のパッケージにもこのマーク。
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この看板の下で記念写真を撮る人も少なからず。
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メニュー・ホルダー $50
お家でメニューを挟む人はいないと思いますが、ペーパー・ウエイトや名刺ホルダーにもなります。
お皿とお椀とレンゲの3点セット $15
ばら売りの場合はお皿が5ドル、お椀7ドル、レンゲ3ドルです。
マグ・カップ $13
まさに牛乳色の暖かい白地に赤いロゴのすっきりしたデザイン。ナビもひとついただいて帰りました。
グラス $20
やっぱり牛乳をいれてグイッといきたい持ち応え十分のジョッキ風グラス。
キー・ホルダー $5
荷物にならないのでお土産にもぴったり。まとめ買いしていく人も多いそうです。
お買い物すると、このロゴ入りビニール袋に入れてもらえます。
ちなみに、ロゴ入りポロ・シャツもありますが、これは店員さんの制服用なので、売っていません。
ビジネス・カードをもらって帰ろう。
他の支店の情報も乗っているのでビジネス・カードをもらって帰りましょう。表は広東語で裏側は英語。
ホット・ヅソヅヤーミルクって何だ?
正しくは、「ホット・ジンジャーミルク」。香港でよくある「ジ」と「ヅ」の間違いです。「ソ」と「ン」も混同されている場合がよくあります。同じパターンで「足つぼマッサーヅ」などというのも見かけます。日本人のナビとしては訂正に協力を申し出たいところですが、このまま香港ならではの茶目っ気を残しておきたい気もします。
日本語メニューあり。
メニューは広東語と英語、日本語が併記されています。
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これとは別に写真入りの日本語メニューもあります。
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日本人のお客さまが多いのは銅鑼灣(コーズウエイベイ)店(2008年6月閉店)と佐敦(ジョーダン)店。ここ旺角ではほとんどがローカルの香港人なのだそうです。すぐ近くに女人街とよく似たマーケット通り、花園街(ファー・ユン・ガイ)やフラワー・マーケット(花墟:ファー・フォイ)など見所もたくさんあるので、是非足をのばしてみてください。以上、ナビがお送りいたしました。