ぷりっぷりのエビを、心ゆくまで堪能したい!むちむちのロブスターを、ほおばってみた~い!!貴方の希望を叶えるレストラン、ここにあります。
こんにちは、香港ナビです。今日は、尖沙咀(チムサアチョイ)のど真ん中にある海鮮料理のレストラン、竹園(チュク・ユェン)をご紹介します。
MTR荃湾線、尖沙咀駅そばのHMVレコード店を曲がり、漢口道(Hankow Road)に入ってすぐ右手に、竹園海鮮飯店の受付と受付嬢の姿が見えます。入り口が通りに面していてしかも広いので、これなら香港が初めてでも、カンタンに探せます!
案内されて進むと、目の前に、ぴちぴち元気よく泳ぐ魚やエビ、ロブスターたちがたっぷりいる水槽が見えます。日本では目にしないようなピンク・ブルー・グリーンなど、カラフルな魚たちもいて、こちらを向いているではありませんか。南国の異国情緒バッチリ。「さ~て、どれを食べようかなあ。」「ああ、このピンクの魚、かわいすぎる~!」そんなことを仲間と話しながら、眺めるだけでも楽しい、楽しい。
しかも、店内入り口には巨大なフカヒレがショーケースに山盛り(!)飾られています。思わず、香港での記念撮影を撮りたくなるスポットです。そんな、出だしからウキウキ気分になれる海鮮レストラン、「竹園」をナビがレポートお届けします!
その1
新しい趣向を凝らした飲茶メニューをご堪能あれ!
竹園の飲茶メニューは、ほかのレストランの飲茶メニューと、ちょっと違います。何が違うかって?それはたとえば、同じ点心でもサイズが大きい!しかも、大味にならず、繊細な味はそのまま。小さな点心では食べたらない、という食いしん坊さんには、ピッタリです。
また、見た目も凝っていたり、素材のチョイスにひと工夫あったりもします。それもそのはず、マネージャーのケン・チャン氏によると、点心のメニューは10~14日ごとにどんどん入れ替えているとか!飲茶にちょっと飽きてきた香港在住歴が長い人にも、おすすめです。新しい発見があるかもしれません!
Deep Fried Stuffed Shrimp with Taro
「ディズニーのドナルドダックの里芋コロッケ」なんて、話題性ある、ある!
Steamed "Siu Mai" topped with Crab-seed
これも、めちゃめちゃ大きい!うまみが口にギューっと広がります。
Deep Fried Seafood & Egg Dumpling。
まわりの揚げ麺が、揚げ物好きにはたまらない。なんと中にはうずらの卵が入っています。ちょっと嬉しい気分!
Deep Fried Seafood Dumpling
Pan Fried Leek & Meat Dumpling
上海スタイルの、焼き餃子です。パンのような皮に包まれた餃子、食べごたえありますよ~!
Baked Egg Tart
香港在住歴○年のナビにも、こんなエッグ・タルトは初めて!さ~て、この白いものは何でしょう?見た目は白キクラゲ、食感は、とろりとろり。香港ツウの方も考えてみてください。答えは、記事の一番下に!
これら点心は、オーダーシートの食べたい点心のところに、セット数を書いて注文します。注文してから蒸されるので、ほかほかのアツアツがテーブルに運ばれてきますよ。
その2
4人でHK$1680のセットコースメニューを、ナビがレポートします!
コースメニュー
高級蒸しエビ
鶏肉入りフカヒレスープ
蒸しガルーパ
ロブスターのバターとチーズ焼き
季節の野菜炒め
五目チャーハン
マンゴープリン
果物の盛り合わせ
以上でHK$1680。フカヒレスープもついて、竹園ご自慢名物料理ロブスターがついていて、一人あたり約6000円。お得かもしれません!さてさて、お味の方は?おいしいです!写真とともにご覧ください!
高級蒸しエビ エビ22匹、納得のいく大きさです!写真は、中サイズ。
鶏肉入りフカヒレスープ 雲南ハムが入っていて、旨みが格別です。
蒸しガルーパ 「ガルーパ??」という方、実は入り口で、「かわい~!食べるなんてもったいな~い!」なんていっていたかもしれない、ピンクのキレイな魚がこのガルーパなのです。海鮮レストランでは、最も高級な魚とされています。味はさっぱりしていて、上品な旨みなので、日本人好みの料理といえます。香菜の香りが、さわやかです。
ロブスターのバターとチーズ焼き むちむちした肉は、まるでステーキをほおばる感覚です。豪快、美味い、、、本当に。ほかに言葉が思い浮かびません!ちなみにこの料理は、竹園の名物料理です。
五目チャーハン ここにもぷりぷりエビが!
マンゴープリン 絶品。色も味もとても濃い、竹園のマンゴープリン。プリンの中にもダイス状のマンゴーが入っていて、マンゴー好きにはたまりません。クリームソースをかけて食べます。
その3
そのほかの竹園おすすめの自慢の料理
上でご紹介したコース料理は、竹園のメニューの中のほんの一部。もちろんそのほかにも、色々な料理があります。メニューは、日本のファミリーレストランのメニューのように、大きくて、カラー写真満載、しかも日本語の料理名がついているので、注文するのがとても楽しいですよ。
「シャコのにんにくチリ揚げ」
27cmのたっぷりサイズで、上にかかっているにんにくが香ばしい。お値段は1キロ、HK$384です。ちなみに写真のシャコはHK$288。
「活アワビの薄切り、オイスターソース」
HK$580。4~6人分。
「上等中東産干しアワビの姿煮」
HK$580。大サイズHK$800、中サイズHK$580、小サイズHK$300。写真は中サイズです。
5種類の前菜。ザーサイ、らっきょう、きゅうりの漬物、くるみ、牛肉のオードブル。
最後に、お店の自慢のこんな特大ロブスターも見せてもらいました!重さ3キロ。10人分はあるそうです!
その4
大人数で「わー、すごい!」と喜びの声をあげながら食べるのにもってこいのレストラン
竹園の店内の雰囲気はどうか、というと、明るく広い店内に、日本語もできる元気な店員さんたちが、おいしい料理を出すのにテキパキと一生懸命、という印象です。また、メニューは、日本語でも料理説明が書かれてあるので、注文に困りません。(ちなみに、入り口付近で日系の新聞も発見)。
おいしいお料理を、大人数でワイワイ、豪快に、「わー、すごい!」と喜びの声をあげながら食べるのにもってこいのレストランかもしれません。大人数の場合、個室を貸し切るというチョイスもあります。香港旅行の最後の打ち上げなどのパーティに、いかがでしょうか。
心もお腹もハッピーなナビがお送りしました。
エッグタルトの答え:「雪蛤」といって、それは遥かかなた中国・吉林省に生息する、カジカガエルの脇腹の皮下脂肪を乾燥させたものです。デザート用の高級食材なんですよ。