あのボローニャのパンは香港初上陸!耳まで全部美味しく食べられる噂の食パンを使ったデザートやサンドイッチも好評なカフェ&ダイニングも注目。
こんにちは、香港ナビです。香港でホクホクの焼きたてパンが買えるところと言えば、茶餐廳(日本で言えばファミレスのような大衆的なレストラン)の前にあるショーウィンドウを思い浮かべたものです。ところが、今では焼きたてパンのショップ、いわゆる『ベーカリー』があちこちに出現し、朝食やおやつをテイクアウトのパンで気軽に済ます人の割合が増えてきました。また、ヤマザキパン、Panash、A-ONE ベーカリーなど日本でもおなじみの名前が数多くみられます。今回ご紹介する『ボローニャ(BO-LOGNE)』も、日本では有名なベーカリーのチェーン店です。なんと海外初上陸の第一号店が香港にできました。カフェも一緒でとっても居心地の良いお店ですよ!
アットホームなお店
香港島の中環(セントラル)から、ヒルサイド・エスカレーターに乗って、ミッドレベル地区をどんどん登って行きます。そしてレストランやカフェ、バーが密集するソーホー地区の士丹頓街(Staunton St)で降りて、5分ほど歩きます。とっても急な坂道が続く鴨巴甸街(Aberdeen St)を曲がってさらに100メートルほど登ると、ありました!!オープンテラスっぽい入口にオレンジと緑の壁が目印です。
うわさの食パン
毎日、焼きたてが並ぶパンコーナーですが、実はパンの種類はそれほど多くないんです。メインは何と言っても、デニッシュ仕立ての食パン!!材料は、全て日本のボローニャから仕入れていますから、味は全く日本と同じ。耳の部分まで柔らかくて、芳ばしさと甘さがしっかりとした食パンです。もう、バターも塗らずにいただけるおいしさ。また、チョコやクリーム、フルーツと合わせればケーキの生地替わりに十分使える贅沢さなのです。半斤から販売しています。切り方は、四つ切り、六つ切りと好みに合わせて切っていただけます。お値段が1斤HK$35と、ちょっと高いんですが、一度食べてみれば癖になる味で、リピーターが増えているそうです。
ブルーベリー(HK$90)、ストロベリー(HK$80)、マーマレード(HK$80)のジャムも日本のボローニャで販売しているものです。甘さが控え目の上にハンドメイド風味が好評で、ここの食パンにぴったりのコンビネーションです。
オーナーの栗原ご夫妻
ボローニャのパンを香港に上陸させたのは、栗原ご夫妻です。実は、お二人が香港へやってきた理由は別の事業を始めるためだったのですが、自分たちが食べる目的で日本で買ってきたボローニャのパンが香港人に好評で、ボローニャのお店をやってみたらと思いついたそうなんです。早速ボローニャに香港でのオープンを申し出て、日本でパンの焼き方などの研習を受けてから、2009年7月にオープンの運びとなりました。とにかくボローニャのパンを試してもらいたいとオープンしたカフェは、昔日本の喫茶店で働いた経験のあるご主人が担当しています。
日本っぽさが嬉しいダイニング・メニュー
ランチタイムやブランチにぴったりなメニューも、試行錯誤で考案されたもので、ボローニャのパンを使ったトーストやサンドイッチメニューはもちろん、日本の喫茶店の軽食メニューとしてどこにでもある、スパゲティやカレーライスなどもあります。日本人にはどこか懐かしさが感じられるメニューであり、香港人にとっては『日式(和風とでもいいましょうか)』メニューとして人気があります。
ナポリタン HK$70
お食事メニューは、全て飲み物付きです。ナポリタンスパゲティも、日本の喫茶店の定番メニューですよね。ボローニャのパンのトーストもついて、お腹いっぱいになりますね。ランチタイムにぴったりです。今、香港人の女性にとても人気のメニューだそうですよ!
ボローニャ スイートセット(チョコレートバナナ) HK$60
ボローニャのパンを使ったスイートメニューです。もちろん、こちらも飲み物付きです。スイートセットは他にも、アイスクリームやフレンチトーストなどいろんなメニューがあります。ここでこのセットを食べてからパンを購入して自宅でトライしてみる人が多いんだそうです。ここでパンを食べたら、殆どのお客様が必ずパンを買って帰るというのですから、パンの美味しさの証明ですね。
いかがでしたか?在住の方ならお休みの日のブランチに、お散歩がてらこの界隈にやってくるのもいいですね。また、旅行者の方も、ソーホー地区へ来たらぜひ立ち寄ってみてください。香港の情報を、フレンドリーなご夫妻から伺えるかもしれませんよ!以上香港ナビがお伝えいたしました。