「時代は変わっても変わらない味がある」というキャッチフレーズで有名な、香港式ファミリーレストラン。
こんにちは、香港ナビです。
食は香港にありと言われますが、旅行中と言えども毎日、3食高級広東料理を食べるわけにもいかないでしょう。そんな香港で是非活躍させていただきたいのが
茶餐廳(広東語:チャーチャーンテーン)です。香港・マカオ・広東省では、一般的に喫茶・軽食を兼ねた飲食店です。いたるところに、この茶餐廳はありますが、それにも個人経営の1店舗から、チェーン店までさまざまです。
That 茶餐廳!
今日ご紹介するのは、そんなチェーン店茶餐廳の中では、1番の展開をみせる
翠華餐廳の中環威靈頓街店(セントラル・ワイリントンストリート店)です。
翠華餐廳は、1967年九龍旺角で小さく始まった茶餐廳ですが、現在は、香港だけでも30店舗以上の店舗数を構える大チェーン店に成長。そして、その香港の食文化は、香港にとどまらず中国へも。大陸全土にも20店舗を超えます。
中環駅(セントラル駅)から徒歩5分!
数ある支店の中でも、人気のこちら、中環威靈頓街店(セントラル・ワイリントンストリート店)は、地下鉄中環駅(セントラル駅)より歩いて5分という好立地にあります。不動産の高騰が落ち着きをみせないこの香港で、この立地に長年、店がある事からも人気のほどが、伺えます。駅を出るとGAPや、COACH、HMVなどのおなじみ店が目に飛び込んできます。
ランカイフォン=翡華!
COACHの前の坂道を山の手に上がって行くと、BARが軒を連ねる蘭桂坊(ランカイフォン)があります。香港で一番有名なクラブやバーが密集するエリアです。若者が週末に限らず朝まで、集まります。中環駅からも、蘭桂坊(ランカイフォン)までもすぐ、24時間営業ということで、クラブで踊り疲れた若者が、多く利用しているのも特徴の支店です。
COACHを右手に坂を見上げると、この写真の景色。すでに、翡華のネオンサインが見えています。坂を上り、威靈頓街セントラル・ワイリントンストリート)に入ると、すぐ右手です。
威靈頓街店(ワイリントンストリート)、擺花街(リンドハーストテラス)には、有名店や、行列のできるお店が、一杯!
威靈頓街(ワイリントンストリート)と、この通りにつながる擺花街(リンドハーストテラス)や、結志街(ゲイジストリート)には、沢山の有名店があります。勿論、今日紹介の翡華を筆頭に、真向かいのガチョウ料理で有名な鏞記酒家(ヨンキーレストラン)、擺花街には月餅やクッキーとなど香港の中華菓子で有名な奇華(ケイワー)、泰昌餅家(タイチョンベーカリー)、結志街には蘭芳園(ランフォンユン) とこの辺りに集結しています。
じゃ!入ってみましょう!
まずお店に到着したら、空いている席に座っちゃても大丈夫ですが、こちらの支店は、入り口で店員さんが、案内してくれます。しかも、こちらの支店は、3フロアーありますので、店員さんが何階に上がってと言ってくれますので、それに従ってください。グランドフロアーは、お客さんの出入りも激しいので、上の階をお進めします。
12:30−2:00ぐらいの香港のランチタイムは、とにかく人でごった返しますので、避けた方が良い時間帯です。
清潔で高級志向!
お店の中は、なんと表現するのがいいでしょうか?日本の何物にも例えようのない雰囲気です。色使いといい、インテリア、家具、、、どれも、香港でしか味わえない組み合わせです。しかし、香港んでこれだけチェーン展開しているお店もめずらしいので、成功の秘密は?と考えてみました。なんといっても第一に清潔感ではないでしょう!いろんな茶餐廳を訪れてみましたが、飛びきり清潔です。ただ、そういうことからも、お値段の方も少し、高級です。と、言っても日本から旅行でこられている人にすれば、目が飛び出るような値段ではありませんから、ご安心を。
オーダしてみよう!
さて、肝心のオーダーすが、ご心配はいりません。ちょっとおかしな日本語翻訳も発見できるかもしれませんが、そこは、目をつぶっていただいてということで、日本語のメニューがちゃんとあります。写真がついてますので、言葉ができなくてもオーダーは楽々です。テーブルの上にも写真付のメニューがあれこれ、指差しするだけでモーマンタイ(問題無し)です。オーダーから飲み物などは、ものの5分でサーブされます。さすがの香港スピードです。
お薦めメニューは、これだ!
さまざまなメニューがありますが、お薦めメニューをいくつかご紹介しましょう。
まずは、これを飲まずに香港を語れないというほど、ポピュラーなのが、ミルクティーです。濃厚な紅茶とミルクのハーモニーが格別。是非是非お試しください。ただカフェインを含んでいますので、小さなお子様や妊娠中の方にはお薦めできません。
続いて、脆嘩奶油豬です。これは、少し歯ごたえのあるパンにコンデンスミルクをかけてトーストしたもの。先ほどのミルクティーと一緒に楽しむのに最適。最後は、至潮魚蛋片頭河です。簡単に言うと、魚団子入のきし麺といったところでしょう。とにかく魚のぎゅっと詰まったこの団子、やみつきになりますよ。
それ以外にも勿論、いろんなメニューがおいしそう。本当においしいです。
ランチメニュー・アフタヌーンティーも見逃さず!
朝だけ、昼だけ、午後だけと、時間帯によってスペシャルコンビのメニューがあるのも特徴。先ほどご紹介した、ミルクティーと脆嘩奶油豬とのセットなどは、すでにメニューにもありますので。メニューと店内のいろんな広告、お品書きを吟味してください。
最後の難関支払いも楽々、クレジットカード可!
茶餐廳での支払いは、基本的に現金ですが、こちらは、大手チェーン店とあり、クレジットカードや、オクトパスまで可能です。オーダーの際に店員さんがテーブルに置いて行った、伝票を持って、グランドフロアー入り口近くの支払いカウンターへ。レストランでは、席に着いたまま、支払うことがほとんどですが、茶餐廳では、自分で伝票を持っていくスタイルが主流です。
オーダーから支払いまで超楽々の茶餐廳。香港旅行中は、24時間営業とあって大活躍してくれることでしょう。冷たいものは食さない香港人が24時間集うこの茶餐廳を制覇できれば、あなたも香港人の仲間入り。高級中華もいいですが、こういう庶民的な中でも微かに高級、でも清潔な茶餐廳が香港人の胃袋を支えていること実感してください。
以上香港ナビでした。