セントラルに位置する、インド料理レストラン。シェフもスタッフも全てインド人で、本場の雰囲気をスタイリッシュに味わえます。
こんにちは、香港ナビです。香港旅行の醍醐味は何と言っても、世界中の料理を堪能できるレストランでの食事です。HK$10前後のお粥や麺から、ドレスコードのある超一流レストランまでランクはもちろん、中国各地の料理やヨーロッパ、東南アジア、日本料理とありとあらゆる国のレストランが大集合。グルメじゃなくても、目移りしちゃうはずですよね。そこで今日は本場のインド料理をちょっとハイソな感覚で味わえる「Bombey Dreams(ボンベイ・ドリームズ)」をご紹介します。尖沙咀の人種のるつぼ!?「重慶大廈(チョンギンマンション)」での超リーズナブルなインド料理もいいけど、ちょっと行く勇気がないし、モダンなインドをお求めの方におススメです。
MTR港島線中環(セントラル)駅から、徒歩20分ほどかかりますが、その道筋がまたなかなかおもしろいんですよ。D2出口を出て、すぐ目の前の皇后大道中(Queen's Rd Central)を西へ進むと、砵典乍街(Pottinger St)の別名「石坂街」と呼ばれる、石畳の階段が続きます。両サイドに露店があって、香港のおみやげも調達できそう。その坂道をどんどん登って、行き止まりの荷李活道(Hollywood Rd)につきあったら、すぐ!
SOHO、
ランカイフォン、
キャットストリートなど周辺は見どころもいっぱいです。
スタイリッシュなインド料理レストラン
レストランは、ビルの2階(香港では、1階)にあります。座席数が80席の店内には、グループでの利用に便利な角位置のテーブルや、14人まで利用できるプライベートルームもあります。一歩足を踏み入れたら、漂ってくる独特のスパイシーな香りに包まれます。そして、インドでもちょっと上流気分なスマートさを感じさせる、エキゾチックなインテリアデザインが香港から別の異国情緒へといざなってくれます。
2002年12月にオープンして以来、長い間人気を誇ってきたのも、本場からヘッドハンティングしてきたシェフの料理の腕前と、スタッフ全員がインド人という雰囲気作りから徹底していることに裏付けされているようですね。それなのに、ちょっと高級感があって、おしゃれなテイストが、付近のオフィスで働く外国人やホワイトカラーに人気です。平日にはお値打ちなランチビュッフェ(HK$98)もあって、お席の予約は必須かな?
Roganjosh(ローガンジョシュ) HK$116
インドでは、定番のラムカレーです。カレー自体は、全体的にスープのような状態で、一口食べるとちょっと強めの香辛料の香りが鼻をつく、典型的なインドカレーテイストです。中のラムは、ちょっと大き目かなと思うのですが、よく煮込んであって、口の中でとろけるようです。辛さは中辛といったところ。これぞ、インドカレー!というテイストをお好みの方にぴったり。
Navarattan Korma(ナブラタン・カルマ) HK$72
ベジタリアン御用達!?のベジカレー。トマト、カリフラワー、ピーマン、人参、玉ねぎ、ジャガイモ、グリンピースなどなど、細かく切った野菜がぎっしり入っています。濃厚で、野菜のうまみがぎっしりつまったカレーは、一般的な辛さで、辛いのが苦手な方やお子様にもお勧めのヘルシーなカレーです。
Chicken Tikka Lababdaar(チキン・ティカ・ラバブダー) HK$102
あらかじめ下味をつけた骨なしのチキンをさらに玉ねぎとトマトのカレーで煮込みました。クリーミーなカレーで、そんなに辛くありません。肉の大きさが程良くやわらかいです。
Saffron Pullao (サフラン・プラオ)HK$42
プラオというのは、インドのお米の名前です。日本のお米よりも長くて、水分が少なく、さらっとした食感で、カレーとの相性はばっちり。鮮やかな黄色いサフランが見た目にもきれいで、食欲をそそります。
Naan (ナン) HK$22
インドのパンとしては、お馴染のタンドール(インド独特の円形の土窯)でふっくら焼き上げたナン。今回はどんなカレーにも合うようにプレーンに焼き上げたナンを選びました。他にも、ガーリック、ドライフルーツなどの入ったナンもあります。それにしても大きいですよねーかごからはみ出してます!
Shammi Shikampur (シャミ・シカンプール) HK$62
一見すると、厚焼きクッキーかしら?と硬い食感を想像したのですが、期待は大きく外れ!ミンチ状にしたラム肉とレンズ豆を軽く揚げたものなのですが、とってもやわらかく、油っぽさがありません。レンズ豆とハーブ系の香辛料がほどよくラム肉をマイルドにして、ほとんど肉を食べている感じがしません。意外に軽い口当たりなので、ついているスパイシー&サワーなディップをつけて食べるとまた違ったテイストが味わえます。
Tandoori Prawns (タンドーリー・プラウン) HK$275
タンドールで焼き上げたエビです。タンドリー・チキンはポピュラーですが、この大型のエビも迫力がありますね。土窯でゆっくりじっくり焼き上げているので、ほくほくとしたエビそのものの食感が残っていてエビのうまみもたっぷり。タンドリー独特の色や、ちょっとした焦げ具合も、食欲をそそられます。
Mango Lassi(マンゴー・ラッシー) HK$32
ラッシーとは、ヨーグルトを使用した飲み物で、いろいろなフルーツのテイストが楽しめます。でも、香港ではやっぱりマンゴーがお勧めです。見た目にもさわやかで、すっきりしています。ひと口飲んだら、カレーや香辛料の強い味を一瞬にして消し去ってくれるような清涼感があります。どんな料理にもぴったりなくどくない後味です。
いかがでしたか?香港にきたらやっぱり一番に食べるのは中華料理ですが、それにあきたらちょっと素敵な雰囲気でインド料理もいただくのもいいんじゃないでしょうか?以上香港ナビがお伝えいたしました。