英国のサンドイッチチェーン店が香港にもありました。現在香港に7店舗を展開するプレタ・マンジェを徹底的に調べてみました。
こんにちは、香港ナビです。今日はナビも良くお世話になっているプレタ・マンジェをご紹介します。プレタ・マンジェはもともと1986年に英国から始まりました。そうですね、サンドイッチと言えば英国かもしれませんね。もともとサンドイッチと言うのは、英国のトランプ好きなサンドウィッチ伯爵が、ゲームをしながら片手で食べるために2枚のパンにハムやチーズを挟んだのが由来と言われているらしいです。さてプレタ・マンジェの名前ですが、フランス語で「食べる用意ができた」と言う意味です。基本的にはお持ち帰りが多いのですが、香港のプレタ・マンジェではゆっくり座って食べれるスペースも作られているのが一般的です。
さて、プレタ・マンジェのこだわりはと言うと、ずばり添加物一切厳禁。 普通のファーストフードは高カロリーで栄養のバランスが悪く、健康的とは言えませんが、ここプレタ・マンジェではすべての材料には着色料や保存料、香料などと言った添加物を一切使っていないそうです。また毎朝、自店のキッチンで手作りしているので新鮮さは抜群。 忙しい現代人がピックアップして直ぐに持ち帰れるように、サンドイッチ類はすべて包装された状態で棚に並べてありました。また毎日の売れ残ったサンドイッチなどは、地元のボランティアを通じて、ホームレスの人たちや施設に届けているとのことです。
サンドイッチの種類はなんと、18種類あるそうです。おまけに半分の量で買えるようになっていて、パン1枚分では多いと言う女性客に大変好評です。どうせなら数種類のサンドイッチを食べてみたい人にも嬉しいですね。 棚にはすべて中身が英語と中国語で表示されていますので、嫌いなものが入っていなか簡単にチェックすることができます。なんと言っても18種類のチョイスがありますので、じっくり選んで買っている人もいれば、自分の定番をさっさと選んでレジに行く人もいました。
香港人に一番人気があるのは、フランスパンのサンドイッチだそうです。これはモッツァレラチーズ(バッファローのミルクから作られたチーズ)とトマトのサンドイッチ。このモッツァレラチーズはどこで買えるの、思わずナビは詰め寄ってしまいました。これほど美味なモッツァレラは初めてです。またフレッシュバジルとのハーモニーが最高、これまねしようって思いましたが、このチーズでないとこの味は無理かもしれませんね。
普通のサンドイッチに飽きたってときにプレタ・ラップはいかがですか。皮が薄くて中の具が多い方が良いかたにおすすめです。 写真のプレタ・ラップは野菜がなんと日本の水菜ですね。日本では水菜をサンドイッチに入れるアイデアは浮かびませんよね。チョッと新鮮な感覚にビックリしました。ところが水菜は生で食べると歯ごたえがあって妙に美味。新発見しました。今度サラダに入れてみようかな。
すごいです、このジュース。 種類の多さだけではありません。 普通この手のジュースは水で果汁を薄めていますが、これらはリンゴジュースや白葡萄のジュースで飲みやすいように薄めてあるそうです。果物のジュースだけではなく、人参ジュースもありました。もちろん原材料の果物などはすべて有機栽培の材料を使っているそうです。またもちろん防腐剤などの添加物は一切入っていないそうです。
サラダとカットフルーツ。食の香港に来て、ダイエットなんて凄く悲しい。 チョッとだけお腹が空いたけれど、夕食には中華料理が待っている、そんな時、サラダやフルーツはどうですか。香港では最近、朝食を果物やサラダだけで済ますという若い女の子たちが多くて、ほぼ毎日売り切れるそうです。もちろん西洋人にも大人気です。
暖かいサンドイッチと熱々スープ、サンドイッチはレジに持っていって暖めてもらうお店や、自分でレンジで温めるお店がありますが、プレタ・マンジェでは最初から暖かいので時間の節約になります。スープは2週間に1度、メニューが変わるそうです。
今やダイエットといえばヨーグルトがでてきますが、プレタ・マンジェでも自家製のヨーグルトを販売しています。でもこのピンク、すごく艶やかすぎて、着色料が入っているのかもって思ってしまいました。しかし違うのです。ラズベリーとストロベリーとが交じり合うとこのような色になるそうです。ナチュラルフードしか使っていないのに愚問でした。スミマセン。
次はコーヒーのことをお伺いしてみました。この写真をご覧ください。綺麗でしょう。星が浮かんでいるのがカプチーノ、木の葉のような模様がラテです。なんだかこれだけで幸せな気分になってしまいました。オリジナルのコーヒー豆にもこだわりがあって、ローストした後、14日を過ぎると使わないそうです。コーヒー豆はローストしてから14日以上たつと味と香りが変わってしまうからとのこと。何でも新鮮さは大事なのです。
ナビの取材中にも沢山の人が買いに来てた手作りクッキー。香港では1枚とか買う人が少なくないのでチョッとビックリ。お店の人も、1枚でもニコニコして小さいビニールに入れてくれます。店長のおすすめのクロワッサン、是非とも試してほしいとのことでした。もちろん自家製で、おまけにクロワッサンの命とも言えるバターをフランスから輸入しているのだそうです。どこのクロワッサンにも負けないと仰ってました。
ちょっと店長さん、先ほどからヘルシーフードであることを何度も仰ってましたが、どうしてポテトチップスが? チョコレートもあるし。 それはですね、ポテトチップスにもチョコレートにも添加物が一切入っていないのだそうです。それとチョコレートのココアも有機栽培のものを利用しているそうです。
次はキッチンを見学しましょう。
色々なサイズのスプーンがありました。材料によって使う量はすべて決まっているそうです。できるだけ均一のものを作るための作戦ですね。
よくビニールの使い捨て手袋を利用しているお店がありますが、プレタ・マンジェではビニールの使い捨て手袋を使っても、手が清潔でないと意味が無いので、20分に1回、全員で手を洗うらしいです。
Crayfish(ザリガニの一種)の身。ぷりぷりして美味しそうです。こちらのベーコンですが、人気商品のクラブサンドイッチにも入っています。もちろん英国からの輸入だそうです。
ご覧ください、すべての材料の賞味期限が厳格に決められています。
かなりの神経の使い方です。安心して食べられる、普通のことのようですが、ここまで気を使っているのですね。
最後にお店のマネージャー、リュウ(廖)さんにご登場お願いしました。「日本ではあまりなじみが無いかもしれませんが、添加物の一切入っていない自慢のサンドイッチですので、是非一度試してください。」 ナビの一押しは、自家製フランスパンのモッツァレラとトマト、バジルのサンドです。 正直な話、種類が多すぎて食べるものを選ぶにかなり迷うと思います。サンドイッチで迷うのもプレタ・マンジェならではの品数なのでしょうね。以上、香港ナビがおつたえしました。
プレタ・マンジェの支店情報
今回お邪魔した銅鑼灣のAIAプラザ店以外にも、以下の店舗があります。
ifc モール店
Shop 1003B,1004-1005,1/F.,IFC Mall,1 Harbour View Street,Central, HK
香港中環港景街1號國際金融中心1樓1003B,1004-5舖
電話 2295-0405
リッポーセンター店(アドミラルティ)
Shop 2AA & 2AB,1/F., Lippo Centre,No.89 Queensway,Admiralty, HK
香港金鐘道89號力寶中心1樓2AA-2AB舗
電話 2537-4200
デヴォンハウス店(クォーリーベイ)
Shop C,1/F.,Devon House,Taikoo Place, 979 King's Road, Quarry Bay, HK
香港鮿魚涌英皇道979號徳宏大廈1樓1C舗
電話 2562-4331