名物サテースープで味わう正統派香港火鍋。
こんにちは!香港ナビです。サテといえばマレーシアやインドネシアなどの東南アジアでの定番の串焼き料理。今日は、そのサテのソースを中華風にアレンジしたサテソース(沙嗲醤)をベースとしたスープでいただく火鍋を紹介したいと思います。「沙嗲火鍋天王」にも輝いたことのある「徳興火鍋海鮮酒家」さっそく店内に入ってみましょう。
受付を抜けると店内へと入ります。長~い廊下を歩く途中にもお部屋がいっぱい。広々とした店内は座席数はなんと800席というから驚きです。
大小さまざまなサイズのテーブルが用意されています。お店の広さはカメラではおさめきれないほどでナビもびっくり。海鮮酒家だけに水槽のお魚も新鮮ですね!
午後9時以降入店の食べ放題プランを紹介するポスター なんとHK$58*で食べ放題になるとのこと!(*サービス料(10%)およびお茶(HK$9)お鍋のスープ(HK$8)付きだし(HK$5)等は別料金。週末、祝祭日及びその前夜はHK$10追加)
注文用紙には日本語も表記されているので助かりますね。
スープの紹介
「徳興火鍋海鮮酒家」は香港火鍋界の草分け的存在。スープの種類も15種類も!今日はその中から日本人に人気のある3種類のスープをご紹介します。
沙嗲鴛鴦鍋(沙嗲醤スープ&特製スープ)Bi-combination soup HK$50
自家製の沙嗲スープは少しドロッとした感じです。しっかりとした肉類に合うと思います。。味は想像していたよりマイルドでした。
特製スープはいわゆる「清湯」と呼ばれるクリアースープ。鶏肉と豚肉がベースになったものでさっぱりとした味わいで素材のうまさが楽しめます。
蕃茄薯仔牛腩鍋(トマト、ジャガイモと煮込み牛肉スープ)
Tomato, potato & sirloin soup HK$68
スープの中身をズラリと並べてもらいました。トマトを入れるの?と一瞬驚いたのですが、さっぱりとしたスープの脇役といった感じでうまくスープに調和していました。
太白酔鶏鍋(鶏の紹興酒付けスープ) Chicken & wine soup HK$98
鶏を半羽分と紹興酒をいれたスープの中身を見せていただきました。
ドボドボドボッと入れられた紹興酒が贅沢!お味の方はアルコールはあまりきつくなく、まろやかなスープに仕上がっています。クコの実なども入り美容と健康にもよさそうなスープベースですね。
醤料拼盤(付けダレ盛り合わせ)Sauce platter HK$8(1名分)
XO醤油、麻辣醤、トムヤムクンソース、ゴマダレ、揚げニンニク、唐辛子、青ネギ、香菜、ヨクナムソース、中国のお酢、ゴマ油の11種類の具を自分の好きなように入れてつけダレが作れます。
ベースとなる醤油ソースに次々に具を投入。複雑な味が一体となってうまみを倍増させます。
出揃った具でテーブルは満員!続いては人気の具材を紹介しましょう。
墨魚丸(イカ団子)
HK$25
ナビ一押しのイカ団子 ふわふわの食感は鮮度の高さゆえ。クセになりそうな味です。つみれの要領で自分で鍋に入れて団子を作ります。丸い形を作るのが意外と難しいので挑戦してみてください。
四寶丸(四宝団子)HK$25
4種類の団子の組み合わせ。どれもやわらかいです。
肥牛肉(牛バラ肉薄切り)HK$25
やわらかいお肉で鍋にぴったり。
羊片(羊肉)HK$25
沙嗲スープに意外にマッチ。野菜の鮮度もOK!
竹串海中蝦(車エビの串刺し)HK$88
お皿の上でまだピチピチと動いているエビ達。さすが海鮮酒家を名乗るだけあって鮮度はピカイチです。アツアツのスープの中に沈め。。。(ゴメンネ!)色が変わったらできあがり。立派な車エビです。
出前一丁(インスタントの出前一丁麺)HK$25
麺類のメニューの中に「出前一丁麺」を発見しました。実は香港ではあのインスタントラーメンの「出前一丁」は超定番なのです!
麺を好みのかたさに茹で具も吟味して自家製ラーメン製造中。
出前一丁&火鍋特製スープによる香港と日本文化の融合の瞬間!?
清熱柑桔密(キンカンのジュース) HK$20(グラスは一杯HK$8)
ビタミンCたっぷりで喉にもよさそう。お味の方は柚子系を想像していたのですが、想像とは少し違ってお正月に食べるキンカンが液体になったような味でした。健康にもよさそうですね。
いかがでしたか?沙嗲スープでエスニックに味わう火鍋も良し、紹興酒&チキンのスープで中華道を極めるのも楽し、香港火鍋の世界は奥が深いですね。以上、香港ナビがお伝えしました。